1. いざなぎ‐の‐みこと【伊邪那岐命・伊弉諾尊】
日本国語大辞典
(古くは「いざなきのみこと」か)記紀などに見える神。国生みを行なった男神。神代七代の最後の神。「古事記」によれば、天神の命で、伊邪那美命とともに大八洲(おおやし ...
2. いざなぎ‐の‐みこと【伊弉諾尊/伊邪那岐命】
デジタル大辞泉
日本神話で、伊弉冉尊(いざなみのみこと)とともに天つ神の命で
馭慮島(おのころじま)をつくって天降り、国生みと神生みを行った
...3. あさひおかやまじんじゃ【旭岡山神社】秋田県:横手市/大沢村
日本歴史地名大系
料)では天忍穂耳命、その後付近の神社を合祀して、現在は大山祇命・水波能売命・宇賀能御魂命・伊邪那岐命・伊邪那美命を加える。享保期(一七一六―三六)の「六郡三十三 ...
4. あずきさわむら【小豆沢村】青森県:東津軽郡/平内町
日本歴史地名大系
田多畑少し。土は薄く秋収獲少く炭を資補とす」とある。集落東端の小丘上に熊野宮がある。祭神は伊邪那岐命で旧村社。創立は棟札の写によると、元和三年(一六一七)「奉造 ...
5. 天津神・国津神
日本大百科全書
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)など5神を「別天神(ことあまつかみ)」(特別な天の神)としている。伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみ ...
6. 天照大神
世界大百科事典
戸,国譲り神話などの諸神話に登場する。 〈皇祖神〉アマテラス 《古事記》によればこの神は,伊邪那岐命(いざなきのみこと)(伊弉諾尊)がみそぎで左目を洗った際に成 ...
7. あまてらすおおかみ【天照大神】
日本架空伝承人名事典
天(あま)の岩屋戸、国譲り神話などの諸神話に登場する。「皇祖神」アマテラス 『古事記』によればこの神は、伊邪那岐命(いざなきのみこと)(伊弉諾尊)がみそぎで左目 ...
8. あまてらすおほみかみ【天照大御神】
全文全訳古語辞典
[神名]伊邪那岐命の娘で、高天原の主神。弟の素戔嗚尊の暴力に怒り、天の岩屋戸に隠れた神話が知られる。日の神と仰がれ、また皇室の祖神として伊勢神宮にまつられている ...
9. あまの 尾羽張(おはばり)
日本国語大辞典
(「尾羽張」は鳥の尾の羽のようにぴんと張っている刀の意か)「古事記‐上」に見える刀の名で、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が迦具土神(かぐつちのかみ)を斬った刀と ...
10. あまの 鉾(とぼこ)
日本国語大辞典
日本神話の神、伊邪那岐命、伊邪那美命が、国土を造りかためる際に用いた鉾、槍。また、神の祭礼に用いる鉾(日葡辞書{1603〜04})。日葡・書言 ...
11. 天の瓊矛(ぬぼこ)
全文全訳古語辞典
神代の神話で、伊邪那岐命と伊邪那美命の二神が、天の神にもらい、天の浮橋(=天ト地ヲ結ブ橋)に立って海をかきまわしたという、玉の飾りを付けた矛。 ...
12. あめのおはばりのかみ【天尾羽張神】
日本人名大辞典
「古事記」にみえる神。伊邪那岐命(伊奘諾尊)(いざなぎのみこと)が火の神迦具土神(かぐつちのかみ)をきった剣の神。国譲りに際し天照大神(あまてらすおおみかみ)の ...
13. あめのかぐやま【天香久山】奈良県:橿原市/大和三山
日本歴史地名大系
る有様であった(日本後紀)。山は東・北へ畝尾が長く、付近を畝尾と称し、「古事記」神代巻には伊邪那岐命の涙に生成した泣沢女神を香山の畝尾の木のもとに祀ったとあり、 ...
14. 天常立神
日本大百科全書
『古事記』では別天神(ことあまつかみ)五柱のなかの一神として重視されている。岐美(きみ)(伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと))二神へ ...
15. あめのふきおのかみ【天之吹男神】
日本人名大辞典
「古事記」にみえる神。伊邪那岐命(伊奘諾尊)(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(伊奘冉尊)(いざなみのみこと)の子。屋根をふく男神か。 ...
16. あわき‐はら[あはき‥]【檍原】
日本国語大辞典
宮崎市阿波岐原(あわきがわら)町にあった地といわれるが不明。記紀で、伊邪那岐命が黄泉国(よみのくに)から帰って身を清めたと伝えられる。*古事記〔712〕上「竺紫 ...
17. あわじ[あはぢ]【淡路】
日本国語大辞典
世阿彌作か(曲舞は観阿彌作曲)。別名「楪葉(ゆずりは)」。臣下が神代の古跡の淡路を訪れると、伊邪那岐命が現われて国土創成のさまを見せ、御代をことほぐ。【二】〔名 ...
18. あわやむら【粟屋村】広島県:三次市
日本歴史地名大系
通志)という。隆信は天文年間(一五三二―五五)惣領家の三吉広高に誅せられている。粟屋神社は伊邪那岐命ほか二柱を祀り、明治四二年(一九〇九)村内の八坂神社・鹿島神 ...
19. いいおかむら【飯岡村】茨城県:笠間市
日本歴史地名大系
戸数一七・人数九六、馬七。生活状況は上三、中六、下六、下々二であった。旧村社熊野神社(祭神伊邪那岐命・伊邪那美命・天照大神)があり、江戸時代の別当は真言宗の東光 ...
20. いいつかむら【飯塚村】茨城県:笠間市
日本歴史地名大系
れば、戸数一五・人数八二、馬一〇。生活状況は上二、中八、下五であった。旧村社熊野神社(祭神伊邪那岐命・伊邪那美命・天照大神)がある。明治一一年(一八七八)飯岡村 ...
21. いいよりひこ[いひよりひこ]【飯依比古】
日本国語大辞典
「古事記」の国生み神話で、伊邪那岐命、伊邪那美命二神の生んだ四国のうち、讚岐国(香川県)の人格的名称。讚岐国の国魂(くにつたま)の神とされる。*古事記〔712〕 ...
22. いさすみ‐じんじゃ【伊佐須美神社】
日本国語大辞典
福島県大沼郡会津高田町にある神社。旧国幣中社。祭神は伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)、大毘古命(おおびこのみこと)、建沼河別命(た ...
23. 伊弉諾尊・伊弉冉尊
世界大百科事典
日本神話にあらわれる神の名。《古事記》では伊邪那岐命・伊邪那美命などと記す。この男女2神は記紀神話において,天津神(あまつかみ)の命により創造活動のほとんどすべ ...
24. いざなきのみこといざなみのみこと【伊弉諾尊・伊弉冉尊】
日本架空伝承人名事典
日本神話にあらわれる神の名。『古事記』では伊邪那岐命・伊邪那美命などと記す。この男女二神は記紀神話において、天津神(あまつかみ)の命により創造活動のほとんどすべ ...
25. いざなぎ‐じんぐう【伊弉諾神宮】
日本国語大辞典
兵庫県津名郡一宮町にある神社。旧官幣大社。祭神は伊邪那岐命、伊邪那美命。「日本書紀」に見える伊邪那岐命の幽宮(かくれみや)とされる。昭和二九年(一九五四)伊弉諾 ...
26. いざなぎじんじゃ【伊邪那岐神社】奈良県:北葛城郡/上牧町/下牧村
日本歴史地名大系
[現]上牧町下牧小字田池 上牧町北西部にある片岡城跡南端に鎮座。祭神は伊邪那岐命を主神とし、相殿に春日・八幡・住吉・稲荷社を祀る。旧村社。もとは東方の忍山の東に ...
27. いざなぎのみこと【伊奘諾尊】
日本人名大辞典
みの)尊とともに高天原(たかまがはら)からくだり,日本の国土と神々を生んだ。「古事記」には伊邪那岐命とあり,火の神を生んで絶命した伊邪那美命(伊奘冉尊)を追って ...
28. 伊邪那岐尊[文献目録]
日本人物文献目録
【書誌】:0件 【図書】:1件 【逐次刊行物】:3件 『伊弉諾大神の御偉蹟と淡路伊弉諾神社』岡泰雄『伊邪那岐命・伊邪那美命及びその時代についての一考察』滝巽『イ ...
29. いざなみのみこと【伊奘冉尊】
日本人名大辞典
「古事記」には伊邪那美命とかく。火の神を生んで絶命し黄泉(よみ)の国にいき,追いかけてきた伊邪那岐命(伊奘諾尊)が,「自分をみない」という約束をまもれなかったた ...
30. いざなみ‐の‐みこと【伊邪那美命・伊弉冉尊】
日本国語大辞典
記紀などに見える神。伊邪那岐命とともに国生みを行なった女神。神代七代の最後の神。「古事記」では火の神迦具土神(かぐつちのかみ)を生んだとき火傷して死に、黄泉国( ...
31. 伊邪那美尊[文献目録]
日本人物文献目録
【書誌】:0件 【図書】:1件 【逐次刊行物】:4件 『伊邪那美尊神陵の研究』山陰史蹟協会(編)『伊邪那岐命・伊邪那美命及びその時代についての一考察』滝巽『イザ ...
32. 伊豆山神社
日本大百科全書
静岡県熱海(あたみ)市伊豆山に鎮座。火牟須比命(ほむすびのみこと)、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)を、伊豆山神として祀(まつ)っ ...
33. いずさん‐じんじゃ[いづサン‥]【伊豆山神社】
日本国語大辞典
静岡県熱海市伊豆山にある神社。旧国幣小社。伊豆山神・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)をまつる。もと伊豆権現、走湯(そうとう)山権現 ...
34. いずさんじんじゃ【伊豆山神社】静岡県:熱海市/伊豆山村
日本歴史地名大系
余の石階を上がる。祭神は伊豆山神。旧国幣小社。祭神については近世まで火牟須比命を主神とし、伊邪那岐命・伊邪那美命を相殿とする三柱説、瓊瓊杵命説、異国の霊神説など ...
35. いずじんじゃ【伊豆神社】長野県:下伊那郡/阿南町/新野村
日本歴史地名大系
る三河国北設楽郡へ出る。新野盆地を一望におさめる位置にある。祭神瓊々杵尊。相殿旧熊野神社に伊邪那岐命・伊邪那美命を祀る。摂社に大村の諏訪神社がある。本殿背後の山 ...
36. いずのめのかみ【伊豆能売神】
日本人名大辞典
「古事記」にみえる神。黄泉(よみの)国からのがれた伊邪那岐命(いざなぎのみこと)(伊奘諾尊)が筑紫(つくし)の阿波岐原(あわきはら)でみそぎをしたとき生まれたと ...
37. いずみやまむら【泉山村】青森県:三戸郡/三戸町
日本歴史地名大系
大留は当村にあったものと思われ、初鮭は藩主に献上される習わしであった。集落の北東端に泉山神社がある。祭神は伊邪那岐命。昭和三一年(一九五六)創建。集落の南東に泉 ...
38. いそまつむら【磯松村】青森県:北津軽郡/市浦村
日本歴史地名大系
村の東約一・五キロにある熊野宮は貞享四年の検地帳によれば、二反一畝二一歩の社地に堂が建てられていた。祭神は伊邪那岐命・伊邪那美命。旧村社。砂山にある砂山遺跡は時 ...
39. いつ‐の‐おはばり[‥をはばり]【伊都尾羽張】
日本国語大辞典
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が迦具土(かぐつち)の神を切った剣の名。天(あめ)の尾羽張の別名。*古事記〔712〕上「故(かれ)、斬りたまひし太刀の名は、天之尾 ...
40. いわさく‐の‐かみ[いはさく‥]【石拆神・磐裂神】
日本国語大辞典
記紀に見える、「岩をも裂く力」という名義を持つ神。伊邪那岐命が火の神迦具土(かぐつち)を斬ったとき、その剣の先についた血が岩にほとばしりついて生まれたとされる。 ...
41. いわすひめのかみ【石巣比売神】
日本人名大辞典
「古事記」にみえる神。伊邪那岐命(いざなぎのみこと),伊邪那美(いざなみの)命の国生みののち,大事忍男(おおことおしおの)神,石土毘古(いわつちびこの)神につい ...
42. いわつちびこ‐の‐かみ[いはつちびこ‥]【石土毘古神】
日本国語大辞典
石と土の神。伊邪那岐命の子。「日本書紀」の磐土命(いわつちのみこと)と同神という。 ...
43. いわつちびこのかみ【石土毘古神】
日本人名大辞典
「古事記」にみえる神。伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)が国生みをおえたのち神生みをおこなったとき,2番目に生まれる。岩や土の男神と ...
44. いわつつのお‐の‐かみ[いはつつのを‥]【石筒之男神】
日本国語大辞典
記紀に見える刀剣の神。伊邪那岐命が火の神迦具土(かぐつち)を斬ったとき、その剣の先についた血が岩にほとばしりついて生まれたとされる。磐筒男命。 ...
45. いわづめじんじゃ【岩爪神社】宮崎県:西都市/岩爪村
日本歴史地名大系
[現]西都市岩爪 岩爪の南東隅、荒武へ抜ける道沿いに建つ。伊邪那岐命・伊邪那美命を祀り、旧村社。かつては三社大権現と称したが、明治初年に現社名に改称(日向地誌) ...
46. いわましもごう【岩間下郷】茨城県:西茨城郡/岩間町
日本歴史地名大系
稲荷神社などを合併して六所神社となる。参り坂には宝暦一三年創建と伝える旧村社三社神社(祭神伊邪那岐命等三柱)もある。また字菅野谷の山林には宍戸家周の乗馬玉簾にち ...
47. いんよう の 神(かみ)
日本国語大辞典
(1)「古事記」の国生みの神話に基づき、陰陽の道を伝えた伊邪那岐命と伊邪那美命との二柱の神の称。*冷泉家流伊勢物語抄〔鎌倉中〕春「伊とは伊弉冊(いざなみ)のみこ ...
48. うしとらじんじゃ【艮神社】広島県:尾道市/後地村
日本歴史地名大系
[現]尾道市長江一丁目 正授院・慈観寺などの西に鎮座。旧尾道町西半部の産土神。祭神は伊邪那岐命・天照大神・素盞男命・木匠神など一〇神。旧村社。境内社に稲生神社・ ...
49. うづかわしんぐうじんじゃ【宇津川新宮神社】島根県:美濃郡/美都町/中宇津川村
日本歴史地名大系
妙蓮寺の北三〇〇メートルに鎮座。境内に大銀杏(推定樹齢三〇〇年)がある。旧村社で、法人名は新宮神社。祭神は伊邪那岐命・伊邪那美命。勧請時期は不明であるが、貞享四 ...
50. うねおのつたもとじんじゃ【畝尾都多本神社】奈良県:橿原市/鴨公・香久山地区/木ノ本村
日本歴史地名大系
祭神啼沢女神は「古事記」神代巻に「故、伊邪那美神は、火の神を生みしに因りて、遂に神避り坐しき。(中略)故爾に伊邪那岐命詔りたまひしく、「愛しき我が那邇妹の命を、 ...