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  10. 忌籠祭
改訂新版・世界大百科事典

忌籠祭
いごもりまつり

斎籠祭,居籠祭とも記す。祭りの執行に際して,神職など祭りに直接関与する者は外部との関係を絶ち,神霊を迎えることができる心身になるために,特定の期間・場所で心身を慎む。これが氏子全員に課せられている祭りをとくに忌籠祭という。土佐神社の斎籠祭(3月11~13日)においては,3月11日より祭りに奉仕する神職は外部との関係を絶ち社内に参籠した。そして玉垣の扉も閉じ氏子の参拝も門外からとした。また行事は高声大音を禁じ,低声微音で執行された。加えて祭りの期間中,氏子は臼や糸車にいたるまで,いっさい音をたてることを禁じられていた。また出雲大社の神幸祭においては,祭りの中心行事である8月14日夜の大国主命の神幸に際して,氏子は早くから門戸を閉じ,謹慎して戸外に出ないことにしている。これら心身ともに謹慎して,全員で神霊を迎えるという行事は,現在大晦日にそのなごりがみられ,以前には一般的におこなわれていたものと推察される。
→物忌(ものいみ)
[宇野 正人]

[索引語]
斎籠祭 居籠祭 土佐神社斎籠祭 出雲大社神幸祭 大晦日
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1. 忌籠祭
日本大百科全書
なく、一般住民(氏子)もなんらかの物忌みに服するのを特色とする祭りが忌籠祭と称される。 京都府相楽(そうらく)地方の忌籠祭は、祭日の2日前から氏子全員が家にいて ...
2. 忌籠祭
世界大百科事典
迎えることができる心身になるために,特定の期間・場所で心身を慎む。これが氏子全員に課せられている祭りをとくに忌籠祭という。土佐神社の斎籠祭(3月11~13日)に ...
3. いごもりのまつり【斎籠祭】
国史大辞典
社家の一人は忌籠役を伴って参籠し、毎夜丑の刻に川で禊し拝殿前でさらに水を浴び、十二座の祓を行う。京都府南部の忌籠祭は、山城町で一月二の午から三日間、祝園で同じく ...
4. 福男選び[イミダス編 文化・スポーツ]
イミダス 2017
十日えびすの祭りの起源は、年の初めに狩猟を行って神意をうかがう御狩(みかがり)神事や謹慎斎戒のための忌籠祭だといわれている。イミダス編2011.01  ...
「忌籠祭」の情報だけではなく、「忌籠祭」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
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(日本大百科全書(ニッポニカ))
一般に公的でめでたい祝いの宗教的儀式、つまり祝祭を意味する。多くの人を集め、酒や食料が大量に消費されることも多い。そこから「お祭り騒ぎ」などの表現も出てくる。本来は宗教的行為であるが、単に多くの人を集め、にぎやかさや華やかさが強調されて宗教的意味がなくなると、「港祭」とか商店街の「○○祭」
管絃祭(日本大百科全書(ニッポニカ))
神事には往々にして管絃を奉奏することが行われるが、とくにその規模を大きくして神輿(みこし)を船中に奉安し、管絃を吹奏して神霊をなぐさめる神事。広島県廿日市(はつかいち)市宮島町の厳島(いつくしま)神社、福井県敦賀(つるが)市の金崎宮(かねがさきぐう)などで行われている。
忌籠祭(改訂新版・世界大百科事典)
斎籠祭,居籠祭とも記す。祭りの執行に際して,神職など祭りに直接関与する者は外部との関係を絶ち,神霊を迎えることができる心身になるために,特定の期間・場所で心身を慎む。これが氏子全員に課せられている祭りをとくに忌籠祭という。
悪態祭(日本大百科全書(ニッポニカ))
集まった群衆が互いに悪口を言い合うことが特徴の祭礼。悪口(あっこう)祭、悪たれ祭、喧嘩(けんか)祭などともいう。相手を言い負かせば幸運を得るとしたことに基づくらしいが、年頭の祭りに多く、もと年占(としうら)の意味が濃かったようである。
坂部冬祭(日本大百科全書(ニッポニカ))
長野県の諏訪(すわ)神社(下伊那(しもいな)郡天龍村坂部(さかべ))で1月4日に行われる祭り。もと霜月祭とよばれ、旧暦11月14日の湯立神楽(ゆだてかぐら)で、神社の拝殿を舞処として拝殿の炉に湯立の釜(かま)をかけ、徹夜で行われる。
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祭囃子(日本大百科全書・世界大百科事典)
祭礼囃子ともいう。神輿(みこし)が御旅所(おたびしょ)に渡御(とぎょ)するいわゆる神幸(しんこう)祭に、付祭(つけまつり)と称して氏子たちが出す山車(だし)(山、鉾(ほこ)、だんじり、屋台など車付きのもの、山笠(やまがさ)、きりこのように担ぐもの
日吉山王祭(国史大辞典)
近江坂本(滋賀県大津市)日吉大社の祭礼のこと。各地の山王祭はこの祭の伝わったもの。平安時代以来日吉祭、近世には山王祭または日吉山王祭とよばれる。古来、四月の中の申の日を中心に午から酉の日まで四日間行われた。平安時代から多くの書物にみえるが
長浜曳山狂言(日本大百科全書(ニッポニカ))
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神幸祭(国史大辞典・世界大百科事典)
神社祭祀のうち、神霊が本社より他所に渡御する祭。「おわたり」「みゆき」「おいで」などとも称し、その帰りを還幸祭と呼ぶ場合もある。起源は不詳であるが、古代末期にはすでに行われていた社があり、中世以降多くの社でなされるようになったものとみられる
秩父夜祭(日本大百科全書・世界大百科事典)
埼玉県秩父市の秩父神社で12月2、3日に行われる例祭の夜間行事。華やかなので夜祭として有名。近世は霜月(旧暦11月)1、2、3日であった。祭りでもっとも盛大で重要なものは、神馬(しんめ)の奉献と、二台の笠鉾(かさぼこ)、四台の屋台が神輿(みこし)に続いて巡行
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