1. トップページ
  2. >
  3. カテゴリ一覧
  4. >
  5. 社会
  6. >
  7. 祭・祭事・イベント
  8. >
  9. >
  10. 喧嘩祭
日本大百科全書(ニッポニカ)

ジャパンナレッジは約1500冊以上の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のオンライン辞書・事典・叢書」サービスです。
喧嘩祭
けんかまつり

悪態(あくたい)祭、押合い祭とも同じ心意の祭りで、祭りに喧嘩やいさかい、悪口(あっこう)を伴い、勝敗により神の意志を問う。兵庫県姫路市白浜町松原八幡(はちまん)神社の10月14、15日の例祭は「灘(なだ)のけんか祭り」として名高い。互いに神輿(みこし)を打ち合わせ勝負を争うことからこの名があるが、神輿の突き合わせは激しいほど神意にかなうという。こうした形で神威がいや増しに高められるとも考えられる。岐阜県関市倉知の鞍知(くらち)・白山神社の4月第3日曜日に行われる倉知まつりもかつてはけんか祭といわれ、2基の神輿が争い、勝ったほうが田植のとき用水を早く引けたという。大分県宇佐郡宇佐町の宇佐神宮の夏越(なごし)祭は、喧嘩祭ともオンバライともいわれ、神輿の先着争いをする。勝った村はその年五穀豊穣(ほうじょう)といい、敗れた村は凶作であるとする。11月から正月にかけて行われる愛知県奥三河の花祭は一名悪口(あっこう)祭といわれ、悪口の限りを尽くして言い負かした者に福が招来するという。
[萩原秀三郎]

ジャパンナレッジは、自分だけの専用図書館。すべての辞書・事典・叢書が一括検索できるので、調査時間が大幅に短縮され、なおかつ充実した検索機能により、紙の辞書ではたどり着けなかった思わぬ発見も。
タブレットやスマホからも利用できます。
喧嘩祭の関連キーワードで検索すると・・・
検索ヒット数 18
検索コンテンツ
1. 喧嘩祭
日本大百科全書
勝ったほうが田植のとき用水を早く引けたという。大分県宇佐郡宇佐町の宇佐神宮の夏越(なごし)祭は、喧嘩祭ともオンバライともいわれ、神輿の先着争いをする。勝った村は ...
2. けんか‐まつり【喧嘩祭(り)】
デジタル大辞泉
氏子や参詣人が争い合うことを特色とする祭り。お札(ふだ)を取り合うもの、押し合いをしてその年の豊凶を占うもの、悪口を言い合うものなどがある。岐阜県関市の鞍知白山 ...
3. けんか‐まつり[ケンクヮ‥]【喧嘩祭】
日本国語大辞典
〔名〕氏子や参詣人が押し合い、取り合い、綱引きや悪口の言い合いなど、争い合うことを特色とする祭。押合い祭や悪口(あっこう)祭など。また転じて、祭の際にいつも喧嘩 ...
4. 悪態
世界大百科事典
他人の悪口を言うことは,広く各地の神社や寺院で行われる悪態祭・喧嘩祭などの祭りのほか,芸能や口承文芸の中に,多様な形でみられる。悪態は日本の文化や社会の構造に仕 ...
5. あくたい【悪態】
歌舞伎事典
 (1)他人の悪口を言うことは、広く各地の神社や寺院で行われる悪態祭・喧嘩祭などの祭のほか、芸能や口承文芸の中に、多様な形で見られる。悪態は日本の文化や社会の構 ...
6. 悪態祭
日本大百科全書
島根県安来(やすぎ)市の清水(きよみず)寺では、節分の夜参詣(さんけい)人同士が悪口を言い合い、「清水の喧嘩祭」と称され、相手に言い勝てばその年豊作になるとされ ...
7. あくたいまつり【悪態祭】
国史大辞典
悪口祭・喧嘩祭などともいい、社寺の祭の日に参詣人が互いに相手の悪口を言い合い、勝った方が神の思召しにかなって幸福を得るとする信仰である。民間行事として行われ、 ...
8. あびきむら【網引村】兵庫県:加西市
日本歴史地名大系
庄屋組頭を兼任、幕末には高田六郎右衛門政栄が田安領目付役を勤めている(加西郡誌)。八幡神社は喧嘩祭で有名な飾東郡松原村(現姫路市)鎮座の松原八幡社を勧請したとい ...
9. あまつじんじゃ【天津神社】新潟県:糸魚川市/一之宮村
日本歴史地名大系
尼妙従により寄進された。四月一〇日の大祭では押上・寺町の若衆が神輿の渡御競合を行い、糸魚川の喧嘩祭として知られる。また稚児舞と称される一二種の舞楽が行われる(国 ...
10. うさじんぐう【宇佐神宮】大分県:宇佐市/旧宇佐町地区/宇佐村
日本歴史地名大系
先着した神輿を担いだ氏子の村はその年豊作になると伝えられ、この先着争いが喧嘩になることから、喧嘩祭の異名があった。仲秋祭 かつての放生会で、現在は毎年一〇月九日 ...
11. かいこ‐まつり[かひこ‥]【蚕祭】
日本国語大辞典
〔名〕陰暦正月晦日、岐阜市美江寺町の天台宗美江寺で行なわれる養蚕豊穰祈願の祭事。美江寺御蚕(おこ)祭。喧嘩祭。 ...
12. かいしょうはちまんじんじゃ【海正八幡神社】徳島県:阿南市/橘浦
日本歴史地名大系
て奉納された船模型や船絵馬が多数ある。例祭日は一〇月一―三日で、地車(ダンジリ)をぶつけあう喧嘩祭として知られる。第二次世界大戦前までは例祭に際して、氏神筋の成 ...
13. 暗闇祭
日本大百科全書
その名残(なごり)をとどめている。昔は町内一般の家も灯火を消したので風紀が乱れ、喧嘩(けんか)をする者もあり、喧嘩祭ともいわれた。京都府宇治(うじ)市の6月5、 ...
14. こうきつ‐じんじゃ[カウキツ‥]【香橘神社】
日本国語大辞典
田道間守(たじまもり)が橘の実を持ち帰り植えた地と伝えられるところから名づけられた。トンテントン祭(喧嘩祭)は無形文化財。コーキツジンジャ ...
15. だんじり‐まつり【檀尻祭・地車祭】
日本国語大辞典
氏子各町内から若者たちが彫刻を施した白木造の大型だんじりを引き出し互いに激しくぶつかり合う。喧嘩祭とも。兵庫県淡路島五色町鮎原の河上神社では、四月二四日と一〇月 ...
16. まつばらはちまんじんじゃ【松原八幡神社】
国史大辞典
六十石の朱印領を安堵された。例祭は十月十四・十五日。この例祭に行われる神幸祭は妻鹿(めが)の喧嘩祭として名高く、三基の神輿が互いに打ち合わせて勝負を争うことから ...
17. 祭 157ページ
東洋文庫
辛い事もあるけれども、又とても楽しみなものですよ。」  「ハアッ。この辺では大抵の村には祭があります。稲取の喧嘩祭なんか大したものですよ。何し ろ漁師ばかりの祭 ...
18. 祭 361ページ
東洋文庫
=四図軍人祭  §  け競馬  三四九、三五三削木  八五潔斎  三、茜、…、二〇〇、二九二喧嘩祭  一毫玄関先の神事  三七献灯  =九元老  茜○  こ小稲 ...
「喧嘩祭」の情報だけではなく、「喧嘩祭」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る

喧嘩祭と同じカテゴリの記事
祇園祭(日本大百科全書・国史大辞典・改訂新版 世界大百科事典)
京都市東山区祇園町に所在する八坂(やさか)神社の祭礼。毎年7月17日から24日まで行われる。以前は祇園会(え)あるいは祇園御霊会(ごりょうえ)ともいった。東京の神田祭、大阪の天神祭とともに三大祭に数えられている。起源は、平安時代の869年(貞観11)に全国に疫病が流行したため
(日本大百科全書(ニッポニカ))
一般に公的でめでたい祝いの宗教的儀式、つまり祝祭を意味する。多くの人を集め、酒や食料が大量に消費されることも多い。そこから「お祭り騒ぎ」などの表現も出てくる。本来は宗教的行為であるが、単に多くの人を集め、にぎやかさや華やかさが強調されて宗教的意味がなくなると、「港祭」とか商店街の「○○祭」
管絃祭(日本大百科全書(ニッポニカ))
神事には往々にして管絃を奉奏することが行われるが、とくにその規模を大きくして神輿(みこし)を船中に奉安し、管絃を吹奏して神霊をなぐさめる神事。広島県廿日市(はつかいち)市宮島町の厳島(いつくしま)神社、福井県敦賀(つるが)市の金崎宮(かねがさきぐう)などで行われている。
忌籠祭(改訂新版・世界大百科事典)
斎籠祭,居籠祭とも記す。祭りの執行に際して,神職など祭りに直接関与する者は外部との関係を絶ち,神霊を迎えることができる心身になるために,特定の期間・場所で心身を慎む。これが氏子全員に課せられている祭りをとくに忌籠祭という。
悪態祭(日本大百科全書(ニッポニカ))
集まった群衆が互いに悪口を言い合うことが特徴の祭礼。悪口(あっこう)祭、悪たれ祭、喧嘩(けんか)祭などともいう。相手を言い負かせば幸運を得るとしたことに基づくらしいが、年頭の祭りに多く、もと年占(としうら)の意味が濃かったようである。
祭と同じカテゴリの記事をもっと見る


「喧嘩祭」は祭・祭事・イベントに関連のある記事です。
その他の祭・祭事・イベントに関連する記事
ねぶた(国史大辞典・日本大百科全書・改訂新版 世界大百科事典)
青森県津軽地方を中心に、八月(旧暦では七月)一日ごろから七日まで行われる飾物行事。またはその飾物。青森市の組みねぶたや弘前市の扇ねぷたなど都市部のものは、武者人形を形どったり描くなど意匠に趣向をこらした大きく華麗なものが練り歩き、夏の観光行事となっている
花祭(国史大辞典・日本大百科全書・改訂新版 世界大百科事典)
愛知県北設楽(したら)郡を中心に伊那谷すなわち諏訪湖に発する天竜川流域の村々で行われる霜月神楽風の行事。明治末年ごろから中央に紹介されて多数の民俗学者や芸能研究者が見学調査に出かけたので有名となった。行事は毎年十二月もしくは一月初め
ちゃぐちゃぐ馬こ(日本大百科全書(ニッポニカ))
岩手県滝沢市の鬼越蒼前(おにこしそうぜん)神社(旧駒形(こまがた)神社)と付近の農村や盛岡市内の行事。6月第二土曜日に行われる。当初は旧暦5月5日に行われていたが、1958年(昭和33)より新暦6月15日に、2001年(平成13)より現在の日程に変更された
西馬音内盆踊(日本大百科全書(ニッポニカ))
秋田県雄勝(おがち)郡羽後(うご)町西馬音内に伝承する盆踊り。月遅れ盆の8月16~18日に踊られる。起源は不明であるが、「亡者(もうじゃ)踊」ともいうように、亡(な)き人への供養の踊りである。踊り子の一部は彦三頭巾(ひこさずきん)とよぶ黒布の頭巾を頭からかぶり
那智田楽(那智火祭)(日本大百科全書(ニッポニカ))
和歌山県の熊野那智大社(東牟婁(ひがしむろ)郡那智勝浦町)に伝わる田楽。7月14日の夏祭に演じられる。熊野三山の一つ那智権現(ごんげん)の祭礼で、いまでは那智火祭(扇祭ともいう)として有名だが、もとは水無月(みなづき)の滝祭にあったといえよう
祭・祭事・イベントに関連する記事をもっと見る
ジャパンナレッジは約1500冊以上(総額600万円)の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のインターネット辞書・事典・叢書サイト」です。日本国内のみならず、海外の有名大学から図書館まで、多くの機関で利用されています。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る