1. トップページ
  2. >
  3. カテゴリ一覧
  4. >
  5. 社会
  6. >
  7. 祭・祭事・イベント
  8. >
  9. >
  10. 神衣祭
改訂新版・世界大百科事典

ジャパンナレッジは約1500冊以上の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のオンライン辞書・事典・叢書」サービスです。
神衣祭
かんみそのまつり

伊勢神宮恒例大祭の一つで,皇大神宮および荒祭宮に和妙(にぎたえ)(絹),荒妙(あらたえ)(麻)の御衣を奉る祭り。神祇令によれば,孟夏(4月),季秋(9月)の2回行われ,〈此れ神服部(かんはとり)等,斎戒潔清にして,参河の赤引神調(あかひきのかんつぎ)の糸を以て,神衣を織り作り,又麻績連(おみのむらじ)等,麻を績みて敷和衣(うつはたのみそ)を織りて,神明に供す,故に神衣と曰ふ〉(《令義解》)とある。応仁の乱以後,一時廃絶したが,1699年(元禄12)再興され,明治以降は5月と10月の14日に行われている。この祭りの本旨は夏の御衣と冬の御衣を交換することにあり,祭儀のたびに前奉納の神衣を撤下することになっている。また,本祭に付属して神衣奉織始(ほうしよくはじめ)祭,神衣奉織鎮謝祭が行われる。伊勢神宮のほかにも更衣(ころもがえ)祭(賀茂御祖神社,太宰府天満宮など),御衣(おんぞ)祭(熱田神宮,明治神宮など)と称して,この種の祭儀を行う神社は少なくない。厳島神社では御神衣献上式という。
[茂木 貞純]

[索引語]
伊勢神宮 神衣奉織始(ほうしよくはじめ)祭 神衣奉織鎮謝祭 更衣(ころもがえ)祭 御神衣献上式
ジャパンナレッジは、自分だけの専用図書館。すべての辞書・事典・叢書が一括検索できるので、調査時間が大幅に短縮され、なおかつ充実した検索機能により、紙の辞書ではたどり着けなかった思わぬ発見も。
タブレットやスマホからも利用できます。
神衣祭の関連キーワードで検索すると・・・
検索ヒット数 16
検索コンテンツ
1. 神御衣祭
日本大百科全書
伊勢(いせ)神宮で天照大御神(あまてらすおおみかみ)に絹(和妙(にぎたえ))と麻(あさ)(荒妙(あらたえ))を、毎年5月・10月の14日に奉る祭典で、皇大(こう ...
2. かむみそ‐の‐まつり【神御衣の祭】
デジタル大辞泉
朝廷から皇大神宮に夏冬の神衣を奉献する祭事。毎年5月14日と10月14日に行われる。かんみそのまつり。  ...
3. いせ‐かんみそのまつり【伊勢神御衣祭】
日本国語大辞典
〔名〕毎年衣がえの季節に、朝廷から伊勢の皇大神宮に、絹布の和妙(にぎたえ)と麻布の荒妙(あらたえ)とを奉納する祭礼。昔は陰暦四月と九月の一四日に行なわれた。現在 ...
4. じんぐう‐かんみそまつり【神宮神御衣祭】
日本国語大辞典
陰暦四月一四日と九月一四日に、朝廷から伊勢の皇大神宮に、衣がえのための夏冬の神衣を奉る祭。伊勢神御衣祭。《季・夏》ジン ...
5. あらきだ-もりなつ【荒木田守夏】
日本人名大辞典
寛文8年生まれ。元禄(げんろく)3年伊勢内宮禰宜(ねぎ)となる。神典や国史に精通し,12年の神御衣祭再興の中心的役割をになった。享保(きょうほう)9年8月死去。 ...
6. あらまつりのみや【荒祭宮】
国史大辞典
歴朝の崇敬ことに驚く、恒例臨時の祭祀は本宮についで同日に行われ、五月と十月(明治十二年以前四月・九月)の神御衣祭は皇大神宮と当宮に限って執行される。創立は本宮と ...
7. いせのくに【伊勢国】
国史大辞典
大和朝廷の時代には、土器の製作にあたった贄土師部や、造船の木工である猪名部が当国に居住し、神宮の神御衣祭(かんみそのまつり)に奉る和妙(絹布)・荒妙(麻布)を織 ...
8. いみはたどの【斎服殿】
国史大辞典
また『常陸国風土記』久慈郡条にも機殿に関する伝承がみえている。伊勢の皇大神宮では、古くから神衣を大神に奉る神御衣祭(かんみそのまつり)が行われているが、その際供 ...
9. かんはとりはたどのじんじゃ・かんおみはたどのじんじゃ【神服織機殿神社・神麻続機殿神社】三重県:松阪市/大垣内村
日本歴史地名大系
部織子人面等」とみえる。現在も毎年五月と一〇月の一四日内宮および荒祭宮(内宮別宮)で行われる神御衣祭には、神服織機殿神社八尋殿で織られた和妙(絹布)と神麻続機殿 ...
10. かんみそのまつり【神衣祭】
国史大辞典
の十四日に天照大神の神衣を皇大神宮および荒祭宮に奉献する祭事。『伊呂波字類抄』(加、諸社)に神御衣祭を「カムミソノマツリ」と訓んでいる。この祭は『令義解』によれ ...
11. ころもがえ の 祭(まつり)
日本国語大辞典
毎年、一定の時期に、神服を新調の品にかえる祭事。伊勢神宮の神御衣祭(かんみそのまつり)、京都の賀茂御祖神社の立夏、立冬の日に行なわれる更衣祭、広島県の厳島神社で ...
12. しんぷく【神服】
国史大辞典
神への祈願・報賽のために献ずる物に、神饌(食物)と幣帛(布帛・衣服)とがある。伊勢神宮では五月と十月の十四日に神御衣祭が行われる。皇大神宮と別宮荒祭宮に和妙(に ...
13. じんぐうはたどのさい【神宮機殿祭】
国史大辞典
ちなみに両機殿はもと二十年ごとに造替する制であったが、室町時代以降神御衣祭の中絶とともに殿舎も次第に荒廃し、元禄十二年(一六九九)四月神御衣祭は復興されたが、和 ...
14. たい‐さい【大祭】
日本国語大辞典
行ふ」(4)もと、祭祀令に規定された伊勢神宮およびその他の神社での重要な祭祀。伊勢神宮では、神嘗祭・祈年祭・神御衣祭・月次祭(六月・一二月)・新嘗祭・臨時奉幣祭 ...
15. 東都歳事記 3 24ページ
東洋文庫
III-66  雷神門前    II一66,138,III-96雷難除の守札     II-3,59神御衣祭         II-32   亀井家下屋敷    ...
16. 弁内侍日記(中世日記紀行集) 147ページ
日本古典文学全集
後代は春興殿。閑院内裏は温明殿を欠く。宜陽殿の南方に連なる春興殿を内侍所にあてたか。十四日の大神宮の神御衣祭に関連する使か。紫宸殿東面の階下から宜陽殿に渡る回廊 ...
「神衣祭」の情報だけではなく、「神衣祭」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る

神衣祭と同じカテゴリの記事
祇園祭(日本大百科全書・国史大辞典・改訂新版 世界大百科事典)
京都市東山区祇園町に所在する八坂(やさか)神社の祭礼。毎年7月17日から24日まで行われる。以前は祇園会(え)あるいは祇園御霊会(ごりょうえ)ともいった。東京の神田祭、大阪の天神祭とともに三大祭に数えられている。起源は、平安時代の869年(貞観11)に全国に疫病が流行したため
(日本大百科全書(ニッポニカ))
一般に公的でめでたい祝いの宗教的儀式、つまり祝祭を意味する。多くの人を集め、酒や食料が大量に消費されることも多い。そこから「お祭り騒ぎ」などの表現も出てくる。本来は宗教的行為であるが、単に多くの人を集め、にぎやかさや華やかさが強調されて宗教的意味がなくなると、「港祭」とか商店街の「○○祭」
管絃祭(日本大百科全書(ニッポニカ))
神事には往々にして管絃を奉奏することが行われるが、とくにその規模を大きくして神輿(みこし)を船中に奉安し、管絃を吹奏して神霊をなぐさめる神事。広島県廿日市(はつかいち)市宮島町の厳島(いつくしま)神社、福井県敦賀(つるが)市の金崎宮(かねがさきぐう)などで行われている。
忌籠祭(改訂新版・世界大百科事典)
斎籠祭,居籠祭とも記す。祭りの執行に際して,神職など祭りに直接関与する者は外部との関係を絶ち,神霊を迎えることができる心身になるために,特定の期間・場所で心身を慎む。これが氏子全員に課せられている祭りをとくに忌籠祭という。
悪態祭(日本大百科全書(ニッポニカ))
集まった群衆が互いに悪口を言い合うことが特徴の祭礼。悪口(あっこう)祭、悪たれ祭、喧嘩(けんか)祭などともいう。相手を言い負かせば幸運を得るとしたことに基づくらしいが、年頭の祭りに多く、もと年占(としうら)の意味が濃かったようである。
祭と同じカテゴリの記事をもっと見る


「神衣祭」は祭・祭事・イベントに関連のある記事です。
その他の祭・祭事・イベントに関連する記事
ちゃぐちゃぐ馬こ(日本大百科全書(ニッポニカ))
岩手県滝沢市の鬼越蒼前(おにこしそうぜん)神社(旧駒形(こまがた)神社)と付近の農村や盛岡市内の行事。6月第二土曜日に行われる。当初は旧暦5月5日に行われていたが、1958年(昭和33)より新暦6月15日に、2001年(平成13)より現在の日程に変更された
西馬音内盆踊(日本大百科全書(ニッポニカ))
秋田県雄勝(おがち)郡羽後(うご)町西馬音内に伝承する盆踊り。月遅れ盆の8月16~18日に踊られる。起源は不明であるが、「亡者(もうじゃ)踊」ともいうように、亡(な)き人への供養の踊りである。踊り子の一部は彦三頭巾(ひこさずきん)とよぶ黒布の頭巾を頭からかぶり
那智田楽(那智火祭)(日本大百科全書(ニッポニカ))
和歌山県の熊野那智大社(東牟婁(ひがしむろ)郡那智勝浦町)に伝わる田楽。7月14日の夏祭に演じられる。熊野三山の一つ那智権現(ごんげん)の祭礼で、いまでは那智火祭(扇祭ともいう)として有名だが、もとは水無月(みなづき)の滝祭にあったといえよう
石清水臨時祭(国史大辞典・日本国語大辞典)
京都府綴喜郡八幡町の石清水八幡宮で毎年旧三月午の日(三午には中の午の日、二午には下の午の日)に行う祭。臨時とは放生会の恒例に対する臨時。天慶五年(九四二)平将門・藤原純友の乱平定の報賽に臨時に勅使を立て神封歌舞を奉ったのが始まりで、天禄二年(九七一)には
コミックマーケット(日本大百科全書・情報・知識 imidas)
日本最大の漫画同人誌展示即売会。コミケット、コミケと略す。近年は、毎年8月(夏コミ)と12月(冬コミ)の年2回、3日間の会期で東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催される。漫画、アニメーション、ゲームおよび関連分野を中心に、同好会や出版社、ゲームメーカーなどの企業が
祭・祭事・イベントに関連する記事をもっと見る
ジャパンナレッジは約1500冊以上(総額600万円)の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のインターネット辞書・事典・叢書サイト」です。日本国内のみならず、海外の有名大学から図書館まで、多くの機関で利用されています。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る