1. 談山神社
日本大百科全書
「だんざんじんじゃ」とも。奈良県桜井市多武峰(とうのみね)に鎮座。藤原鎌足(かまたり)を祀(まつ)る。678年(天武天皇7)に鎌足の長子、僧定恵(じょうえ)が、 ...
2. 談山神社
世界大百科事典
1869年(明治2)神仏分離により衆徒は復餝還俗,堂舎のうち聖霊院を本殿,護国院を拝殿として談山神社となった。旧別格官幣社。11月17日の例祭のほか,10月11 ...
3. たんざん‐じんじゃ【談山神社】地図
デジタル大辞泉
奈良県桜井市多武峰(とうのみね)にある神社。祭神は藤原鎌足(ふじわらのかまたり)。鎌足の子、定慧(じょうえ)により創建された妙楽寺聖霊院が起源。天文元年(153 ...
4. たんざんじんじゃ【談山神社】
国史大辞典
なお文武天皇大宝元年(七〇一)に宝塔の東に祠堂を設けて父の木像を安置、聖霊院と号したという。これが談山神社の起りだが、一山は多武峯(多武峯寺)と称せられて繁栄し ...
5. たんざんじんじゃ【談山神社】奈良県:桜井市/安倍・多武峯地区/針道村
日本歴史地名大系
、明治維新後の神仏分離に際して仏教色を除き、明治二年(一八六九)六月三〇日の大祓の日をもって談山神社となり、多武峯寺の諸堂宇のうち聖霊院を神社本殿、護国院を拝殿 ...
6. 談山(たんざん)神社
デジタル大辞泉プラス
奈良県桜井市にある神社。創祀は678年。祭神は藤原鎌足公。藤原鎌足の息子、定慧(じょうえ)が建立した十三重塔は国の重要文化財に指定。 2015年10月 ...
7. 談山神社[百科マルチメディア]
日本大百科全書
本殿(国指定重要文化財)。奈良県桜井市
談山神社 ...8. だんざん‐じんじゃ【談山神社】
日本国語大辞典
奈良県桜井市多武峰(とうのみね)にある神社。旧別格官幣社。祭神は藤原鎌足。天武天皇七年(六七八)鎌足の子定慧(真人)が創立した妙楽寺聖霊院にはじまる。天下に大事 ...
9. 談山神社(だんざんじんじゃ)【篇】
古事類苑
神祇部 洋巻 第4巻 202ページ ...
10. 談山神社印[図版]
国史大辞典
(c)Yoshikawa kobunkan Inc. ...
11. 談山神社十三重塔[百科マルチメディア]
日本大百科全書
国指定重要文化財 奈良県桜井市
談山神社 ...12. たんざんじんじゃもんじょ【談山神社文書】
国史大辞典
昭和四年(一九二九)別格官幣社談山神社が公刊した同神社所蔵の古文書集。校訂者は中村直勝。同神社所蔵文書は永享十年(一四三八)南朝残党の蜂起討伐の兵火による一山 ...
13. 談山神社文書[文献解題]奈良県
日本歴史地名大系
談山神社刊書奉賛会編 星野書店 昭和四年刊 ...
14. 談山神社勅額 (見出し語:勅額)
古事類苑
神祇部 洋巻 第4巻 209ページ ...
15. 祀二藤原鎌足於談山神社一 (見出し語:藤原鎌足)
古事類苑
神祇部 洋巻 第4巻 202ページ ...
16. あかおのしょう【赤尾庄】奈良県:桜井市/桜井地区/赤尾村
日本歴史地名大系
いるが、荘号から大字赤尾に比定される。また赤尾には多武峯寺領もあり、護国院御神殿造営銭日記(談山神社文書)の永正一六年(一五一九)の「諸郷反銭納分四郷ハ五十文配 ...
17. あきやまじょうあと【秋山城跡】奈良県:宇陀郡/大宇陀町/春日村
日本歴史地名大系
直国者、後掃部頭福嶋氏代而拠焉」とある。築城の時期は明確ではない。文禄三年(一五九四)多武峯談山神社十字坊書写の古図によると、中世的山城として、天守閣・本丸・大 ...
18. あさごむら【浅古村】奈良県:桜井市/桜井地区
日本歴史地名大系
倉橋村北方に所在。天文七年(一五三八)の護国院灯明御供大般若等田収納日記、同一三年の御供所惣田数帳(談山神社文書)には「ウエノ宮左近大郎 下村源四郎 アサコ春道 ...
19. あすかのかわかみにいますうすたきひめのみことじんじゃ【飛鳥川上坐宇須多伎比売命神社】奈良県:高市郡/明日香村/稲淵村
日本歴史地名大系
明治初年まで雨乞のナモデ踊を「本なもで」と称して神社で興行したと伝え、その後は内宮(稲渕、南淵請安墓に残る旧談山神社)において「かりなもで」が行われた。氏子は大 ...
20. あべ・とうのみねちく【安倍・多武峯地区】奈良県:桜井市
日本歴史地名大系
ったが、安倍村・多武峯村は昭和二九年(一九五四)三月三日に磯城郡桜井町に編入された。多武峯・談山神社・安倍文殊院などの名所がある。 ...
21. あべりょう【安部領】奈良県:桜井市/安倍・多武峯地区/阿部村
日本歴史地名大系
多武峯寺領。護国院御神殿造営銭日記(談山神社文書)の永正一六年(一五一九)の「諸郷反銭納分四郷ハ五十文配、寄郷ハ百文配」に「十四貫五百文上 安部領反銭納之、皆納 ...
22. いいもりづかちょう【飯盛塚町】奈良県:桜井市/安倍・多武峯地区
日本歴史地名大系
[現]桜井市大字飯盛塚 多武峯寺東方の町方。古くは多武峯寺領の飯盛塚庄(談山神社文書)であったが、しだいに町方として発展していった。集落東方の杉山神社には宝永七 ...
23. いそのごう【磯野郷】奈良県:大和高田市/礒野村
日本歴史地名大系
多武峯寺領である。建久四年(一一九三)の平田庄惣追捕使注文案(談山神社文書)には「大織冠御供所磯野郷」とある。同注文には四至も記されているが、「東限今里ヨリ東大 ...
24. いそのむら【礒野村】奈良県:大和高田市
日本歴史地名大系
高田川の東西に開けた村。礒(磯)野は「延喜式」神名帳に「石園坐多久豆玉神社」とある石園のことであろう。談山神社蔵の磯野庄差図に、中世の磯野郷内に五四の小字を記録 ...
25. いなぶちむら【稲淵村】奈良県:高市郡/明日香村
日本歴史地名大系
天徳山和合院と号し、浄土宗。龍福寺の南方約一〇〇メートルの丘上に南淵請安の墓がある。藤原鎌足を祭神としていた談山神社(現在は飛鳥川上坐宇須多伎比売命神社に合祀さ ...
26. いまざとむら【今里村】奈良県:大和高田市
日本歴史地名大系
北方は伊勢街道(横大路)で、その街村となる。建久四年(一一九三)の磯野郷四至の中に「東限今里」(談山神社文書)、欠年の金峯山免田田数注進状(天理図書館保井文庫) ...
27. 妹背山婦女庭訓(浄瑠璃集) 452ページ
日本古典文学全集
山の形が、竜が起きあがって見返る様子に似ているのによると伝えられる。底本「霊嶽」。多武峰に鎌足を祀る談山神社がある。 ...
28. いわいどむら【祝戸村】奈良県:高市郡/明日香村
日本歴史地名大系
この年の大旱魃に、祝部の指導により、諸社で祈雨をしたことがわかる。天文一三年(一五四四)の御供所惣田数帳(談山神社文書)の南院方に「イワヤト新次郎」の名がみえ、 ...
29. いわそのにいますたくむしたまじんじゃ【石園坐多久虫玉神社】奈良県:大和高田市/三倉堂村
日本歴史地名大系
[現]大和高田市片塩町 奈良県大和高田市片塩町にある神社。鎮座地一帯は中世磯野荘に含まれ、室町期の磯野荘古図(談山神社蔵)によると付近に字斉神・馬場前があり、現 ...
30. いわれじんじゃ【磐余神社】奈良県:橿原市/真菅・金橋地区/中曾司村
日本歴史地名大系
曾我川東岸に鎮座。旧村社。神倭磐余比古命(神武天皇)を祀る。室町期の百済一荘之内屋敷田畠差図(談山神社蔵)に「イワリノ宮ノ戌亥ノ角ノハシラ一本クタラ領也」とあり ...
31. いんべのしょう【忌部庄】奈良県:橿原市/真菅・金橋地区/忌部村
日本歴史地名大系
)では、当庄は三町三段。所在は荘号からみると現忌部町であろう。ほかに護国院御神殿造営銭日記(談山神社文書)に「諸郷分奉加銭」として「一貫文上、忌部庄」、欠年の預 ...
32. いんべのしょう【忌部荘】
国史大辞典
大和国高市郡の荘園。現在の奈良県橿原市忌部付近。談山神社領。明応六年(一四九七)の『忌部庄差図』が、同社に所蔵されている。それによれば、忌部・大路堂・曾俄の三 ...
33. いんべむら【忌部村】奈良県:橿原市/真菅・金橋地区
日本歴史地名大系
郡北郷西廿六条(中略)四里廿四坪北、字ミカノコウタ」の条里は当村に相当、小字ミカノコも残る。談山神社蔵の室町期の古図には初瀬街道の南、「五位」(現五井町)と葛上 ...
34. 宇治拾遺物語 370ページ
日本古典文学全集
標高六一九。藤原鎌足が葬られたことから、藤原氏の聖地となる。古くは天台宗多武峰寺(妙楽寺)、現在は談山神社がある。「僧賀」と表記されることが多い。『尊卑分脈』に ...
35. うだぐん【宇陀郡】奈良県
日本歴史地名大系
榛原町高井 摂関家 九条文書 守庄 榛原町母里 同上 近衛家文書 笠間庄 榛原町笠間 多武峯寺 談山神社文書 安田庄 榛原町安田 同上 同上 宮奥 大宇 ...
36. うどののせき【鵜殿関】大阪府:高槻市/鵜殿村
日本歴史地名大系
書引付)、まもなく関務は多武峯寺(現奈良県桜井市談山神社)に移っている。文安二年(一四四五)八月より同三年七月までの「鵜殿関銭納日記」(談山神社文書)によると、 ...
37. えびすてらまち【戎寺町】大阪府:堺市/堺地図
日本歴史地名大系
本尊阿弥陀如来は俗に「目明しの如来」と称し、もと多田満仲の妻の帰依仏で大和多武峯寺(現奈良県桜井市の談山神社)に奉納したものを移したと伝える(摂陽群談)。禅通寺 ...
38. おうばらでらあと【粟原寺跡】奈良県:桜井市/安倍・多武峯地区/粟原村
日本歴史地名大系
山著「寺社宝物展閲目録」多武峯寺条に「粟原寺塔露盤 和銅八年銘有之」とある。この露盤の伏鉢は談山神社に所蔵されており、その陰刻銘文に寺壱院四至限東竹原谷東岑 限 ...
39. 大鏡 164ページ
日本古典文学全集
戒師として出家(多武峯少将物語)。奈良県桜井市南部の山。山上に藤原氏の始祖鎌足を祀る妙楽寺(現在の談山神社)があった。高光は出家の翌年に多武峯に移り、興隆に努め ...
40. 大鏡 343ページ
日本古典文学全集
多武峯に改葬し、十三重の塔を建て堂を構えたのが始まり。多武峯寺・妙楽寺という。現、奈良県桜井市多武峯にある談山神社。追善供養のために、法華三昧・常行三昧を修める ...
41. おかざきむら【岡崎村】奈良県:大和高田市
日本歴史地名大系
岡崎は岡前の義か。領家山がある。長禄四年(一四六〇)一〇月二三日の弥清次・憲盛・鬼鶴丸連署契状案(談山神社文書)には「契約申磯野与岡崎之里際目事」とあり、磯野際 ...
42. おばらでら【粟原寺】
国史大辞典
この地出土の古瓦からみても白鳳時代末期創建の寺となろう。粟原寺は廃絶し伏鉢は移されて江戸時代から談山神社にあり、『奈良県磯城郡誌』によると忍坂の薬師堂や赤尾の興 ...
43. おばらでらふくばちめい【粟原寺伏鉢銘】 : 粟原寺
国史大辞典
れているが、これは字体も本文と較べてかなり劣るもので、後世の補刻と考えられる。奈良県桜井市の談山神社所蔵。国宝に指定されている。銘文は「寺壱院四至(限東竹原谷東 ...
44. かきつさい【嘉吉祭】
国史大辞典
談山神社(奈良県桜井市多武峯)の神事。嘉吉元年(一四四一)に始まり、寛正六年(一四六五)勅使参向の上、永世不朽の礼事とする宣が下り、以後、九月祭祀・秋祭の名で ...
45. かさまのしょう【笠間庄】奈良県:宇陀郡/榛原町/笠間村
日本歴史地名大系
とが一応考えられる。前者には金峯山寺の得分もあった。後者については、護国院御神殿造営銭日記(談山神社文書)の永正一六年(一五一九)の「諸郷反銭納分四郷ハ五十文配 ...
46. かしはらし【橿原市】奈良県
日本歴史地名大系
竹内文平氏蔵文書 佐位庄 常盤町等 弘福寺 天理図書館蔵文書 忌部庄 忌部町 多武峯寺 談山神社文書 膳夫庄 膳夫町 同上 同上 小垣内庄 十市町か 興 ...
47. かしわででらあと【膳夫寺跡】奈良県:橿原市/鴨公・香久山地区/膳夫村
日本歴史地名大系
とみられ、白鳳の古瓦と柱座のある礎石が出土している。永正一二年(一五一五)八月の膳夫荘差図(談山神社蔵)には「膳夫寺」の文字がみえ、付近にカハラカマ、カウタウ、 ...
48. かしわでのしょう【膳夫庄】奈良県:橿原市/鴨公・香久山地区/膳夫村
日本歴史地名大系
多武峯寺領荘園である。護国院御神殿造営銭日記(談山神社文書)の永正一六年(一五一九)「己卯諸郷反銭納分」に五十貫六百卅二文上 膳夫庄、六十四貫八百卅二文之内一貫 ...
49. かしわでのしょう【膳夫荘】
国史大辞典
同氏は膳夫(膳部)を率いて供御を掌った。荘成立年代は不明であるが、中世は同国百済・忌部・箸喰の諸荘とともに談山神社領に属した。永正十二年(一五一五)の『膳夫庄差 ...
50. かしわでむら【膳夫村】奈良県:橿原市/鴨公・香久山地区
日本歴史地名大系
一に柏手とも書く(三箇院家抄)。「国民郷士記」に「十市郡膳夫正斎、孝元天皇々子大彦命ノ後(下略)」とある。談山神社所蔵の永正一二年(一五一五)膳夫庄差図によると ...