1. はい‐えつ【拝謁】
日本国語大辞典
〔1177〜81〕「拝謁 ハイエツ 対面詞 同分」*読本・椿説弓張月〔1807〜11〕拾遺・五四回「王女に拝謁(ハイヱツ)し奉れば」*新令字解〔1868〕〈荻田 ...
2. 諸大名拜謁 (見出し語:拜謁)
古事類苑
官位部 洋巻 第3巻 1733ページ ...
3. 諸大名拜謁次第 (見出し語:拜謁)
古事類苑
官位部 洋巻 第3巻 1720ページ ...
4. 挨拶
世界大百科事典
抱擁するのがふつうである),あるいはマオリ族が行う舌を出す挨拶などがあげられる。西洋人も国王に拝謁する際には,男は頭を下げ,女は片足を引いてひざを軽く折って挨拶 ...
5. あいばしりむら【鮎走村】岐阜県:郡上郡/高鷲村
日本歴史地名大系
小洞の日置文書に郡上藩主遠藤氏に熊皮を上納したことがみえる。正保三年(一六四六)遠藤慶利が将軍に拝謁した時に熊皮三枚を献上しており(徳川実紀)、当地域は熊皮の御 ...
6. 青木周蔵自伝 242ページ
東洋文庫
静に長椅子を隣室に移し、平臥して食卓上の問答を悉く聴取せられしものの如し。軈て予は、陛下に伊藤氏を紹介し拝謁せしめ、併せて近日の御健康如何と伺ひしに、陛下は握手 ...
7. 青木周蔵自伝 259ページ
東洋文庫
誘くぎ菖の公文をも領得し、漸く本件の結了を見るを得たり。仍て、神戸より京都に帰るや、直に陛下に拝謁して、本件漸く結了せしを以て宸襟を安ぜられんことを奏請し、転じ ...
8. 青木周蔵自伝 260ページ
東洋文庫
〔五月二十二日〕御治定ありしを以て、予は京都御発董〔五月二十一日〕の前日 天顔に咫尺し〔天皇に拝謁し〕、明日鳳輦に陪して帰京すべき筈なるも、此の機会を以て詳に京 ...
9. 青木周蔵自伝 261ページ
東洋文庫
云々辞職を勧告したり。予は、 勿論夙に辞職の決心ありしも、本日は 皇后陛下の御誕辰なるを以て、最後の拝謁を為し、然る後 辞表を捧呈せんとする心算なり。と答へ ...
10. あきづきはんじんやあと【秋月藩陣屋跡】福岡県:甘木市/秋月町
日本歴史地名大系
秋月・甘木の商人・職人を野町村に移して小杉新町を建設している。〔藩政の展開〕 寛永二年黒田長興は将軍徳川秀忠に拝謁するため江戸に上ろうとしたが、本藩の福岡藩(二 ...
11. 秋元泰朝
日本大百科全書
茂兵衛(もへえ)。1580年(天正8)武蔵国深谷に生まれ、1592年(文禄元)父とともに徳川家康に拝謁し、1600年(慶長5)関ヶ原の戦いに従軍。1602年武蔵 ...
12. あさのながのり【浅野長矩】
国史大辞典
母は内藤忠政の女。延宝三年(一六七五)三月父の遺領五万三千五百石を継ぎ、四月徳川家綱にはじめて拝謁、同八年八月従五位下内匠頭に叙任した。天和三年(一六八三)初入 ...
13. 葦原将軍
世界大百科事典
きたし,入院させられた。院内では,誇大な妄想的言辞を常とし,金モールつきの大礼服を着て,謁見料を取り,見学者に拝謁させ,あたかも皇帝のような〈お言葉〉を賜り,部 ...
14. アッチラとフン族 78ページ
文庫クセジュ
オレステスとエスラがまた同行し、たくらみがアッチラに露見したことを知って心配していたテオドシウス帝に拝謁した。しかし、二人は余計なことは言わず、アッチラの書いた ...
15. アブドゥッラー物語 あるマレー人の自伝 250ページ
東洋文庫
糖に群がった。その当時は、だれであろうとアブドゥル・カディールに会いたい人は、まるでスルタンに拝謁するかのようであった。皆敬礼をしてからうやうやしく席についた。 ...
16. あぶらつみなと【油津湊】宮崎県:日南市/平野村
日本歴史地名大系
敷地・山野として寄進している(「野辺盛隆寄進状写」野辺文書)。応永一七年(一四一〇)島津元久は将軍足利義持に拝謁するため上洛する際、山東にいる子息久豊を警戒し、 ...
17. あみだどう【阿弥陀堂】京都市:東山区/粟田口村/三条坊/青蓮院地図
日本歴史地名大系
知。享保の頃、天王辻子に本間紹信と云ふ人あり。常に宮様に拝謁す。或時申すやう。彼の像は親鸞の像に相違なしと言上す。宮之を御殿に召寄せ、庫中に納め玉ひしとなり ...
18. あめんぼ【水黽・水馬】
日本国語大辞典
847〕三八・湿生「水黽〈略〉庄太郎 大洲、あめんぼ 共同上、吉田・讚州丸亀」*落語・錦魚の御拝謁〔1893〕〈三代目三遊亭円遊〉「ウムー好(い)い衣物(きもん ...
19. アラビアのロレンス 223ページ
東洋文庫
つねに知っているからである。それに彼はシリアの都会人が、「君主にして主にして解放者」なる人に「拝謁を求めて}お世辞たらたらやってくるのを好まなかった。彼はむしろ ...
20. アラビアン・ナイト 2 81ページ
東洋文庫
にバスラの町にっき、そとにはいつ一行きました。市内に宿をとるとその地のスルター`のもとに参り、拝謁いたしました。国王は大い聾遇し、きてその来訪の理由をたずねまし ...
21. アラビアン・ナイト 3 86ページ
東洋文庫
ン・アリーは親しくジャアファルのもとに赴いて、「わたくし、実はアミール・ル・ムウミニーンさまに拝謁いたしたい思いでいっぱいなのでございます」と打ち明けました。そ ...
22. アラビアン・ナイト 3 155ページ
東洋文庫
いと強大なるコンスタンティノープルの治者、(東)ロ1マ皇帝の使節どもが当国に到着いたしましたが、御前に参り、拝謁いたしたいと願い出ております。もし国王さまが、か ...
23. アラビアン・ナイト 7 175ページ
東洋文庫
泣きはらしておりました。さてかの侍従はいくほどに、ダマスクスに着きましたので、アミール・ル・ムウミニーンに拝謁のお許しを求めました。お許しがあったので、侍従は御 ...
24. アラビアン・ナイト 11 99ページ
東洋文庫
その人のもとへと旅立ちましたが、それがそもそも誰であるかは一向に知らないままでした。そうして、やがて国王に拝謁しますと、国王はこの若者を召しかかえ、内密のことを ...
25. アラビアン・ナイト 13 204ページ
東洋文庫
し、イスバー二ールの都につくと、伴の大臣に会って、この一件を報告しました。大臣はサーブール王に拝謁して、 ...
26. アラビアン・ナイト 13 255ページ
東洋文庫
ガリーブはついで王宮に入り、父の玉座に坐り、左右に勇士らが立ち並んで控えました。そこへ、密偵らが拝謁にまかり出て、兄弟アジーブは、オマーンの都とヤマソ(イエーメ ...
27. アラビアン・ナイト 14 69ページ
東洋文庫
両名は書状を受け取ると、すぐに旅立ち、メディナまでやって来ると、マルワーソ・ブヌ・アルハカムに拝謁して、挨拶し、書状を渡して、ことの次第を説明しました。マルワー ...
28. アラビアン・ナイト 14 317ページ
東洋文庫
、胸が広がり、晴ればれとした気分にひたりました。大王はすぐにアブド・アルカーディル王が訪れて、拝謁するのを許しました。翌日になるとアブド・アルカーディル王は駒を ...
29. アラビアン・ナイト 15 37ページ
東洋文庫
を伴って、アッサマソダル王の宮殿におもむき、拝謁を申し出ました。アッサマソダル王がサーリフの申し出を許すと、サーリフは王の前に進み出て床に口づけし、丁重な挨拶を ...
30. アラビアン・ナイト 15 94ページ
東洋文庫
た。一同がスライマーソを拝謁するためにその前の床に口づけしようとすると、ダーウドの子スライマーソはこれを制して、「いかなる人間も、天地その他の創造者にして至高至 ...
31. アラビアン・ナイト 16 19ページ
東洋文庫
擁しておいでじゃ」と教えましたQハサンが王にお目通りを願い出ると、すぐに許されたので、王室に入り拝謁いたしました。ふと見ると、まことに大王にふさわしい王者である ...
32. アラビアン・ナイト 16 41ページ
東洋文庫
ハサンが妻や子供に会いたくて身を焦がしている様子を見ると、早速女王ヌール・アルホダー姫の御殿に罷り出て、拝謁し、女王の前の床に恭しく口づけしました。さてこの老婆 ...
33. アラビアン・ナイト 16 148ページ
東洋文庫
その宦官と一緒に出かけ、歩み続けているうちに、ズバイダ夫人の宴席に着きました。彼女はズバイダ夫人に拝謁すると、御前の床に何度も口づけしました。それから両足ですっ ...
34. アラビアン・ナイト 17 147ページ
東洋文庫
ッラシードの宮殿がある所を尋ねました。人々がその場所を教えると、早速宮殿を訪れ、信者らの長への拝謁を願いました。信者らの長がこれを許すと、謁見の間に入って、信者 ...
35. アラビアン・ナイト 17 148ページ
東洋文庫
の教王のもとへ送り届けました。一同はバグダードに到着すると信者らの長ハールーン・アッラシードに拝謁したい旨申し出ました。ハールーン・アッラシードがこれを許すと、 ...
36. アラビアン・ナイト 17 177ページ
東洋文庫
ここにっかわされたのでございます」と告げました。シャンマースは召使の口上を聞くと、即刻立って、王のもとへ参内し、拝謁しました。すると王は寝台に坐っておりましたの ...
37. アラビアン・ナイト 17 256ページ
東洋文庫
頼みました。すると番人は、「神かけて申しますが、御主人様、この一ヶ月というもの、誰一人王様への拝謁は許されてはおりません。私はこの間ずっと、王様の尊顔を拝したこ ...
38. アラビアン・ナイト 17 257ページ
東洋文庫
お伝えしたいのだ。すまぬが、王様が昼食を済まされ、ご機嫌がうるわしい時を狙って、わしのために、拝謁がかなうよう取り次いでもらえまいか。王様に関する用件を申し上げ ...
39. アラビアン・ナイト 17 260ページ
東洋文庫
と申すのか」と尋ねました。シャンマースは、「明日になり、御機嫌がうるわしければ、人々に若君への拝謁を御許しになり、彼らの様子をご覧になり、若君の御事情を説明され ...
40. アラビアン・ナイト 17 261ページ
東洋文庫
た。やがて夜が明けると、王は後宮から出て、人々に拝謁を許しました。そこで王は彼らに釈明をし、彼らの気に入る政をすると約束しましたので、一同納得して、辞去し、各自 ...
41. アラビアン・ナイト 17 264ページ
東洋文庫
これこそ若君は数々の罪の上に罪を重ねるというものです。しかしながら、私たちは、大臣殿に今一度、若君に拝謁賜わり、なぜ若君がぐずぐずとして、表にお出ましにならない ...
42. アラビアン・ナイト 17 272ページ
東洋文庫
他の者の手に委ねる所存です」と迫りました。大臣シャンマースは、これを聞くと、慌てて参内し、王に拝謁して、「おお己が情欲、快楽に溺れておられる若君よ、一体ご自身の ...
43. アラビアン・ナイト 17 281ページ
東洋文庫
わが君様にゆるぎない愛情を覚えている者たちでなければなりません。彼らをわが君様の枕元に立たせておいて、下々が拝謁するためには、一人一人でないと御目にかかれないよ ...
44. アラビアン・ナイト 17 286ページ
東洋文庫
と、書状に封印をして、使者に渡しました。使者はこれをもって旅を続け、やがて目指す都に入り、王に拝謁して、件の書状を渡しました。王はこれを読むと、体が萎え、胸が苦 ...
45. アラビアン・ナイト 17 301ページ
東洋文庫
喜々として退出させました。 さて書状の使者に待機させた三日が過ぎると、果して使者は参内して、王に拝謁し、返事を求めましたが、王は後日にしてくれとこれを引ぎ延ばし ...
46. アラビアン・ナイト 17 304ページ
東洋文庫
ちょうどインド王は、使者の帰任が命じておいた期日より遅れたために、御前会議を開いていました。使者は王に拝謁すると、その前に平伏し、返書を渡しました。王はこれを受 ...
47. アラビアン・ナイト 17 307ページ
東洋文庫
ワルド・ハーン王への贈物を整え、百人の騎士をつけて、送り出しました。一行は旅を続けやがてワルド・ハーン王に拝謁して、挨拶をし、件の書状を渡しました。王はこれを読 ...
48. アラビアン・ナイト 18 25ページ
東洋文庫
また都の住民はハンマームが何であるかも知らないし、利用法も分かっていないのに気づくと、王の政務所に出向いて、王に拝謁し、まず王の前の床に口づけしてから、王のため ...
49. アラビアン・ナイト 18 38ページ
東洋文庫
拝謁し、「時世の大君よ。御忠告申し上げたき儀あってまかりこしました」と言いました。王が、「さて、そちの忠告とはどのようなものか」と尋ねると、アブー・キールは、「 ...
50. アラビアン・ナイト 18 283ページ
東洋文庫
黄金の鎖に繋いで連れ出し、一匹ずつをラクダに分乗させて、出立し、やがてバグダードに着ぎ、そのまま教王に拝謁しました。代官が御前に平伏すると、教王は腰をおろすよう ...