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国史大辞典・改訂新版 世界大百科事典

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国史大辞典
東野州聞書
とうやしゅうききがき
室町時代の歌学書。五巻一冊。東常縁が、宝徳元年(一四四九)七月正徹の歌話を聞書きしたことから始まり、ついで二条派の歌僧堯孝門に入ったので、その歌話の筆録が中心となって成立した書である。所々に自説を加えてもいる。中にみえる年次はほぼ康正二年(一四五六)に至っており、そのころの成立かと思われる。当時の歌壇状況を窺いうる好資料。広本に元禄七年(一六九四)、享保三年(一七一八)の板本があり、『日本歌学大系』五に所収。『群書類従』和歌部所収のものは略本。
[参考文献]
『群書解題』九、稲田利徳『正徹の研究』
(井上 宗雄)


改訂新版・世界大百科事典
東野州聞書
とうやしゅうききがき

室町時代の歌論書。東常縁(とうのつねより)著。成立を示す奥書などはないが,記事に付された年月日から,1456年(康正2)ころ成立したと推定される。東常縁が,尭孝をはじめとする師友より聞き伝えたことを記録した聞書。内容は,語句の説明や歌人の伝記といった歌の解釈に必要な秘伝のほか,懐紙や短冊の書き方などの故実も多く,当時の歌学を伝える資料として重要である。
[小高 道子]

[索引語]
東常縁 尭孝
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1. 『東野州聞書』
日本史年表
1456年〈康正2 丙子〉 この頃 東常縁 『東野州聞書』 成るか。  ...
2. 東野州聞書
世界大百科事典
室町時代の歌論書。東常縁(とうのつねより)著。成立を示す奥書などはないが,記事に付された年月日から,1456年(康正2)ころ成立したと推定される。東常縁が,尭孝 ...
3. とうやしゅうききがき【東野州聞書】
国史大辞典
室町時代の歌学書。五巻一冊。東常縁が、宝徳元年(一四四九)七月正徹の歌話を聞書きしたことから始まり、ついで二条派の歌僧堯孝門に入ったので、その歌話の筆録が中心 ...
4. あきつは の 姿(すがた)の国(くに)
日本国語大辞典
・二〇四四「あきつはの すがたの国と定めおきし やまとしまねの そのかみを〈後小松院〉」*東野州聞書〔1455頃〕一「あきつはのすがたの国とは、日本総名なり」 ...
5. あたま‐くだし【頭下】
日本国語大辞典
」(2)出だしからそのまま続けて物事をすること。歌などを出だしから句切れなしに詠むこと。*東野州聞書〔1455頃〕一「今程はあたまくだしによまぬ歌をば、かやうに ...
6. あらにご‐の‐はらえ[‥はらへ]【荒和祓】
日本国語大辞典
〕夏「荒和祓〈略〉さはべなるあさぢをかりに人なしていとひし身をもなづるけふ哉〈源俊頼〉」*東野州聞書〔1455頃〕三「読の有題少々。荒和祓(アラニゴハラヒ)、賭 ...
7. うち‐あおの・く[‥あふのく]【打仰】
日本国語大辞典
〔自カ四〕少し頭を上げて後方にそらし、上の方を向く。感嘆して、または、得意になって、天を仰ぐ。*東野州聞書〔1455頃〕一「あぢきなく、道かやうに浅くなり侍ると ...
8. えいぐ‐りょう[‥リャウ]【影供領】
日本国語大辞典
〔名〕柿本人麻呂影供(えいぐ)を行なう経費を賄うために朝廷より与えられた所領。*東野州聞書〔1455頃〕四「讚岐国に里海と申す所を、為 ...
9. えい‐しん【詠進】
日本国語大辞典
の場合にいう。*春のみやまぢ〔1280〕七月一日「此だいにて九月十三夜にえいしんすべし」*東野州聞書〔1455頃〕三「伊勢〈略〉内裏より題を給ひて詠進の時の歌な ...
10. えん‐こう[ヱンカウ]【遠行】
日本国語大辞典
遠逝(えんせい)。長逝(ちょうせい)。えんぎょう。*文明本節用集〔室町中〕「遠行 エンカウ 死去義也」*東野州聞書〔1455頃〕四「頓公三月十三日八十四にして遠 ...
11. えん‐ぼう[ヱンバウ]【遠望】
日本国語大辞典
河より橋本「雲は嶺松の風に晴れて山の色、天と一つに染めたり。遠望の感、心情つなぎがたし」*東野州聞書〔1455頃〕一「遠望と云ふ題も眺望と同心なりと申さる」*江 ...
12. か‐しゅう[‥シフ]【家集】
日本国語大辞典
家集并古来旧歌〓」*東野州聞書〔1455頃〕四「皇后宮大夫の唐名長秋也。然る間俊成卿の家集を長秋詠草といふ」 ...
13. かん‐じん【肝心・肝腎】
日本国語大辞典
たり)まで手をやらして」(4)(─する)心に深く感じること。肝に銘じること。感心。感銘。*東野州聞書〔1455頃〕一「かやうの所殊に肝心して存じ候」*寄合ばなし ...
14. きゅう‐ゆう[キウイウ]【旧友】
日本国語大辞典
〔名〕昔の友だち。古くからの友人。旧知。旧故。*法性寺関白御集〔1145か〕「御史源中丞者諸席旧友也」*東野州聞書〔1455頃〕三「招月庵来臨あり。旧友なればし ...
15. 堯孝
日本大百科全書
主張した二条派の代表的な歌人として、冷泉(れいぜい)派の正徹(しょうてつ)と鋭く対立した。その間の事情は『東野州聞書(とうやしゅうききがき)』にもうかがえる。最 ...
16. くせ‐まい[‥まひ]【曲舞・久世舞】
日本国語大辞典
去去年舞児云云。猶上手に成。万人群集云云」*東野州聞書〔1455頃〕二「後小松院、与八と申す九世舞をめされて御前にて舞はせられけり」*七十一番職人 ...
17. くち‐がる【口軽】
日本国語大辞典
軽率にものを言うこと。また、そのさま。余計なことまでしゃべってしまうほど、口数の多いこと。*東野州聞書〔1455頃〕一「又口軽にあたらしく、人もふるさぬ所を心に ...
18. ぐ‐か【愚歌】
日本国語大辞典
〔名〕くだらない歌。自分の歌をへりくだっていう。*東野州聞書〔1455頃〕三「其の後愚歌を書て進ぜらるべき由仰せにて、則ち詠進有り」 ...
19. ぐんしょるいじゅう【群書類従】
国史大辞典
水蛙眼目 二九六 今川了俊和歌所え不審条々・了俊弁要抄・落書露顕 二九七 徹書記物語 二九八 東野州聞書 二九九 兼載雑談 三〇〇 西公談抄・桐火桶 三〇一 愚 ...
20. こう‐りん[クヮウ‥]【光臨】
日本国語大辞典
」*小右記‐正暦四年〔1080〕二月一四日「修諷誦東北院、藤宰相光臨」*東野州聞書〔1455頃〕一「招月庵堀川宿に光臨有り」*花間鶯〔1887〜88〕〈末広鉄腸 ...
21. 幸若舞 1 百合若大臣(ゆりわかだいじん)他 341ページ
東洋文庫
ると、曲舞という芸能はいつごろから始まったのか、が問題となるQ東常縁(一四〇一-九四)の『東野州聞書』に、「後小松院、与八と申九世舞をめされて御前にてまはせられ ...
22. こえ[こゑ]【声】
日本国語大辞典
後には訓(よみ)に誦す」*名語記〔1275〕三「これは、こゑ、訓ともに、いづれをももちゐたる也」*東野州聞書〔1455頃〕三「立春、立秋、初冬、如 ...
23. 国文学全史 1 平安朝篇 242ページ
東洋文庫
は一寛るこ差し一東常縁緯醐蚕御歳な碧く壱くしによりて、御製を入れざりしやにいえり。〕〔東野州聞書〕。〔されど古今集の奏上せられし延喜五年は、聖算二十一歳なりき。 ...
24. ここの‐とせ【九年】
日本国語大辞典
〔名〕九年(くねん)。*東野州聞書〔1455頃〕二「九年君ここのへの内をだにみずともなれし月なわすれそ」 ...
25. こたか‐だんし【小高檀紙・小鷹檀紙】
日本国語大辞典
*めのとのさうし〔14C中か〕「れうしとあらんに。ひきあはせ。たかだんし。こたかだんし。杉原いだすべし」*東野州聞書〔1455頃〕三「若君の仰せにて歌を書て被 ...
26. ごう‐こう[ガフカフ]【闔閤】
日本国語大辞典
〔名〕開闔(かいこう)の誤りか。和歌所の職。→開闔(かいこう)。*東野州聞書〔1455頃〕「一和歌所。闔閤。常光院。木蛇寺殿〈略〉。返し、闔閤素果。新後拾遺之比 ...
27. さく‐い【作意】
日本国語大辞典
〔名〕(1)詩歌または、絵画、工芸などの創作で、作者が特に意を用いるところ。趣向。意匠。*東野州聞書〔1455頃〕一「満座作意をしらず。宗砌一人は思ひ得たりとみ ...
28. しき‐しょう[‥シャウ]【式正】
日本国語大辞典
〔名〕(形動)正しい儀式。正式。また、本式で立派なさま。しきせい。終正。*東野州聞書〔1455頃〕二「御会の御人数式正なり」*日葡辞書〔1603〜04〕「Xiq ...
29. しきしょう【式正】
国史大辞典
儀礼の折に着用する正服、式正の料理は本式の膳立、本膳をいう。このほか「御会の御人数、しきしやう也」(『東野州聞書』宝徳元年(一四四九)十一月)、「しきしやうの庖 ...
30. し‐せつ【師説】
日本国語大辞典
伝」*貞享版沙石集〔1283〕一〇・一「諸道の達者その道の意を得る者、必ずしも師説に拘らずといへり」*東野州聞書〔1455頃〕四「此の詩にて、此の歌の心、大概し ...
31. しん‐い【深意】
日本国語大辞典
し」*井蛙抄〔1362〜64頃〕六「又、御覧ぜられし時、深意ありけりとて御感ありけりと」*東野州聞書〔1455頃〕二「作者の心まことに深意ありて、よまれたるけし ...
32. しん‐か【親歌】
日本国語大辞典
方が明瞭な歌。親句の歌。表現が直線的で屈折や飛躍がないため、歌としては平板になりやすい。*東野州聞書〔1455頃〕一「親歌疎歌とて惣別あり〈略〉今程はあたまくだ ...
33. じ‐か【自歌】
日本国語大辞典
〔名〕自分の作った歌。自作の和歌。*東野州聞書〔1455頃〕三「西行上人三十六番づつつがひて、伊勢両宮にての法楽とす。自歌を合するなり」 ...
34. すぎ‐はら【杉原】
日本国語大辞典
2)「すぎはらがみ(杉原紙)」の略。*師守記‐貞和五年〔1349〕正月一三日「杉原十帖」*東野州聞書〔1455頃〕二「たてふみたる紙、杉原一枚なり」*御湯殿上日 ...
35. せん‐きん【千金】
日本国語大辞典
〕四・小二郎かたらひゑざる事「飢ゑたる者は、せんきんをも顧みずして、一食(じき)をびす」*東野州聞書〔1455頃〕五「ことに初五文字千金よりも重し。天よりもはる ...
36. そうとう‐しゅう[サウトウ‥]【曹洞宗】
日本国語大辞典
四雲門宗、五曹洞宗也」*正法眼蔵〔1231〜53〕仏道「曹洞宗の称は、曹山を称しくはふるならん」*東野州聞書〔1455頃〕「うたたねの夢よりも猶あだなるは年月み ...
37. そ‐し【祖師】
日本国語大辞典
*観智院本三宝絵〔984〕下「すべて天竺震旦我国の諸道の祖師達をも供をそなへて同くたてまつる」*東野州聞書〔1455頃〕三「兼房朝臣申て云、諸道祖師を仰事皆あり ...
38. 中世和歌集 341ページ
日本古典文学全集
お断りする由を申し、別の歌が入れられた、と、堯孝(頓阿曾孫)の談として東常縁が記している(東野州聞書)。なお『兼好自撰家集』二一~二二に「頓阿、母のおもひにてこ ...
39. 中世和歌集 414ページ
日本古典文学全集
二類に分類されるが、一類本の島原松平文庫本『正徹物語』によった。江戸中期写。※ 参考資料にあげた『東野州聞書』は東常縁の歌論書。康正元年(一四五五)ごろにほぼ成 ...
40. 中世和歌集 448ページ
日本古典文学全集
〔参考資料〕東野州聞書より 招月の歌とて承り及ぶ也。ぬししらぬ入江の夕人なくて蓑と棹とぞ舟に残れるさらにうらやましくもなき歌也。ぬしはまんのけしきありけるとぞ。 ...
41. 中世和歌集 449ページ
日本古典文学全集
常縁も共感して記しているが、のち成氏の勢力が関東で騒乱の種となり、常縁は幕命でそれに対抗すべく下向する。『東野州聞書』『草根集』ともに史料としても興味深い。 ...
42. て‐に‐を‐は【弖爾乎波・手爾遠波】
日本国語大辞典
349〕「てにをはは大事の物也。いかによき句も、てにをはの違ひぬれば、惣じて付かぬなり」*東野州聞書〔1455頃〕一「うち聞く時は、てにをはのたがひたる心地して ...
43. 東常縁
日本大百科全書
冷泉(れいぜい)派の正徹(しょうてつ)に歌を学び、翌年正式に堯孝に入門。このころの歌話を書き留めたのが『東野州聞書』。のち幕府の命で東国に転戦、晩年は美濃に帰っ ...
44. とう‐つねより【東常縁】
日本国語大辞典
堯孝の門人。宗祇に「古今和歌集」解釈の秘説を伝授。これより「古今伝授」が始まったという。著作に「東野州聞書」「新古今和歌集聞書」などがある。応永八〜文明一六年頃 ...
45. とうつねより【東常縁】
国史大辞典
て家督を嗣いだが、父の文学的素養の影響を受けて和歌をよくし、堯孝や正徹の庵に出入りした。『東野州聞書』の冒頭に「文安六年(宝徳元、一四四九)七月廿二日、招月庵、 ...
46. とう-つねより【東常縁】
日本人名大辞典
も,明応3年(1494)4月18日94歳で死去ともいう。通称は東野州。法名は素伝。著作に「東野州聞書」など。 ...
47. 東常縁
世界大百科事典
》となるなど,その説は二条派の注釈書に継承された。歌学書としては,尭孝などの説を聞書した《東野州聞書》や,宗祇の質問に答えた《東野州消息》などが伝わる。歌人とし ...
48. とう‐るい【等類】
日本国語大辞典
詞や表現が似て趣向・作意の異なるものを同巣(どうそう)と呼び、これと区別する説もある。同類。*東野州聞書〔1455頃〕一「忘れぬ夢をとふ嵐かなといふ歌を思ひ出し ...
49. ひとつばし を 渡(わた)るよう
日本国語大辞典
申しは、歌をば一橋をわたるやうによむべし。左へも右へもおちぬやうに斟酌すべき也」*東野州聞書〔1455頃〕四「頓公〈略〉八十四にして遠行なり。彼末言に云、歌道は ...
50. ひょう‐そう[ヘウサウ]【表装・〓装】
日本国語大辞典
〔名〕「ひょうぐ(表具)(1)」に同じ。*東野州聞書〔1455頃〕三「京極黄門、懐紙自筆御所に表装して、御座敷に被〓懸」*落語・に ...
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