日本方言大辞典

凡例

異形等について

1  同一語源と思われる語のうち、語形の異なる語や省略形あるいは複合形など、一項目にまとめたほうがよいと思われるものは、《 》 で括って、異形等として掲げた。
2  異形等に、特に漢字を当てることが適当と考えられる場合は、《 》 内に【 】を設けて示した。なお、見出しの語の漢字欄と共通の部分は「」で示した。
3  異形等として扱うもの
(1) 音転化によるもの
・ひんごと【日毎】
《ひんごっと》……
《ひんごて》……
《ひんごって》……
(2) 省略形のもの
・かんたろみみず【―蚯蚓】
《かんたろ》……
(3) 活用の種類の違いによるもの
・くろぼえる【黒吠】
  〔動詞〕
《くろぼゆる》……
(4) 派生や複合などしたもの
・あぶらしば【油柴】
《あぶらじー【油椎】》……
《あぶらあさだ》……
《あぶらこが》……
・いっせん【―銭】
《いっせんや【―屋】》……
《いっせんば【―場】》……
《いっせんさん》……
《いっせんどん》……
・かちん
《おかちん【御―】》……
《おっかちん》……
・たいほー【大砲】
《からたいほ【空―】》……
(5) 終助詞の付いたもの
・あば
[一]〔感動詞〕
《あばえ》……
《あばね》……
《あばや》……
・やはーい
  〔感動詞〕
《やはいの》……
《やはーいよ》……
(6) 造語法や発想法に共通するものがあるもの
・みずらん【水蘭】
《みずひやしんす【水風信子】》……
・おひーさんが 病気びょーき になる
《おひさまん 大蛇だいじゃ かる まれらす》……
(7) その他、語源ははっきりしないが語形の似通ったものや、用法が同じで一覧できる方がよいと思われるもの