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日本歴史地名大系のサンプルページ一覧

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男体山(日本歴史地名大系)
日光火山群中の単独峰で、標高二四八四・四メートルの円錐状成層火山。南面に中禅寺湖が広がる。山頂部の旧火口は直径約四〇〇メートル、火口壁北部は欠落しているため馬蹄形をしている。山腹各所に薙とよばれる山崩れの跡がみられ、南東部に大薙、南西部に古薙、北部に御真仏薙、南部に
蓼科山(日本歴史地名大系)
茅野市と北佐久郡との境の山。八ヶ岳火山列の最北端にあるコニトロイデ式火山。北八ヶ岳では天狗岳(二六四五メートル)に次いで高く、標高二五三〇メートルである。諏訪側からは独立峰としてながめられる。頂上部は円形で、中央は周辺よりおよそ一〇メートルくぼんでおり、周囲約六〇〇メートル
浅間山(日本歴史地名大系)
群馬県嬬恋村と長野県北佐久郡軽井沢町・御代田町、小諸市にまたがる第四紀複合成層(三重式コニーデ)型の活火山で、標高二五四二メートル。第一外輪山は西方の黒斑山(二四一四メートル)・牙山(二〇四〇メートル)・剣ヶ峰(二二八八メートル)の半分ほどが残っており、第二外輪山の
金峰山(日本歴史地名大系)
甲府市北端にある標高二五九九メートルを測る秩父山地の主峰。山梨・長野両県の境界に位置し、千曲川水系・富士川水系の分水嶺をなす。高さでは北奥千丈ヶ岳(二六〇一メートル)に次ぐが、瑞牆山・朝日岳など周囲の山々とともに広大な金峰山塊を形成する。山体は黒雲母花崗岩で
白山(日本歴史地名大系)
最高峰である御前峰(二七〇二・二メートル)、および大汝峰(二六八四メートル)・剣ヶ峰(二六七七メートル)の三峰からなる主頂部と、南方の別山(二三九九・四メートル、小白山ともいう)・三ノ峰(二一二八メートル)、西方の白山釈迦岳(二〇五三・二メートル)などを合せた総称。
鳳凰山(日本歴史地名大系)
駒ヶ岳の南東に連なる山塊。地蔵ヶ岳・観音岳・薬師岳の三峰を包括する広大な山域をさす。今日では鳳凰三山という呼称が広く用いられている。山域北部の御座石には戦国期に採掘されたとされる金鉱跡が残る。歴史的にみると、文献により当山の認識領域が錯雑しており、過去にいわゆる山名論争
常念岳(日本歴史地名大系)
穂高町・堀金村の西方にそびえる標高二八五七メートルの山で、安曇村との境に位置する。大滝山・蝶ヶ岳・東天井岳・大天井岳・燕岳・餓鬼岳などの諸峰とともに常念山脈を形成し、北アルプスの前山をなす。段層のために峰がそそり立ち、特に常念岳以北は黒雲母花崗岩のため南の蝶ヶ岳
八ヶ岳(日本歴史地名大系)
南佐久郡・諏訪郡・茅野市・山梨県北巨摩郡にまたがり、千曲川水系・富士川水系・天竜川水系の分水嶺をなす。赤岳(二八九九・二メートル)を主峰として北に横岳(二八三〇メートル)・硫黄岳(二七四二・一メートル)、西に阿弥陀岳(二八〇七メートル)、南に権現岳(二七八六メートル)
鷲羽岳(日本歴史地名大系)
大山町と長野県大町市の境にそびえる峻峰。標高二九二四・二メートル。すぐ南西にそびえる三俣蓮華岳の古名が鷲羽岳であったため山名に混乱が生じ、「二つの鷲羽岳」などといわれた。鷲羽岳の称は越中・信濃・飛騨三国境の山を主として、幾つかの峰の総称だったかとも思われるが、のち東側
薬師岳(日本歴史地名大系)
地籍は大山町有峰に属し、立山連峰の南部にそびえる。頂上部は石英斑岩からなり、北アルプス中最大の山容をもつ壮麗な山。標高二九二六メートル。東は黒部峡谷の上廊下を隔てて赤牛岳・水晶岳・雲ノ平に対し、西は常願寺川上流の真川に臨む。東面には四個の大カールが並び、薬師岳の
白馬岳(日本歴史地名大系)
後立山連峰の北部にそびえる。標高二九三二・二メートル。山頂は朝日町と長野県白馬村の境界をなすが、その山体は新潟県西頸城郡にもまたがり、越中・越後・信濃の三国境の山という。信州側の古絵図に両替岳とあるのは両界岳の意で、越中・信濃境、越後・信濃境の両境界を備えるからであろう。
駒ヶ岳(日本歴史地名大系)
木曾山脈(中央アルプス)の主峰で、木曾郡と上伊那郡の境にあり、標高二九五六メートル。木曾駒ヶ岳ともいうが、伊那地方では赤石山脈北端の甲斐駒ヶ岳を東駒ヶ岳とよぶのに対して西駒ヶ岳とよんでいる。本岳近くに前岳・中岳・宝剣岳などがあり、ほぼ等高度の山峰が連なり、雄大な山容を
駒ヶ岳(日本歴史地名大系)
赤石山脈(南アルプス)北部の長野・山梨両県の境にあり、標高二九六六メートル。文化一四年(一八一七)調製の木師御林山絵図(「黒河内史料」上伊那誌)によると白崩岳と駒ヶ岳の名が併記されているが、文化九年成立の「伊那志略」の入谷の部に「白崩嶽 在黒河内、甲信之境也、
水晶岳(日本歴史地名大系)
黒部川源流にそびえる岩山。標高二九八六メートル。地籍は大山町。黒岳とも称する。後立山山脈の主稜から北へ分岐した黒岳山塊の主峰ともいうべき峨々たる岩山で、東側は東沢谷、西側は雲ノ平に臨み、数個の氷食地形をちりばめる。水晶および柘榴石を産するところから山名を生じた。
立山(日本歴史地名大系)
県の南東部に位置し、北アルプス(飛騨山脈)の北部にあたる。雄山(三〇〇三メートル)・大汝山(三〇一五メートル)・富士ノ折立(二九九九メートル)で立山本峰を構成する。また立山本峰・浄土山(二八三一メートル)・別山(二八八五メートル)<を総称して立山三山という。
乗鞍岳(日本歴史地名大系)
飛騨山脈(北アルプス)に沿い、北から立山(三〇一五メートル)・焼岳(二四五五・四メートル)・乗鞍岳(三〇二六・三メートル)・御嶽山(三〇六三・四メートル)と連なる乗鞍火山帯の主峰で、裾野は大野郡高根村・朝日村・丹生川村と吉城郡上宝村、長野県南安曇郡安曇村にまたがる。
御岳山(日本歴史地名大系)
大岳山から北に延びる御嶽尾根にある高山。御岳山は標高九二九メートル。金峰山・武州御嶽山ともいう。北の大塚山の東手を大沢川が流れ、南西の鍋割山の手前に奥院があり、東に日の出山がそびえる。古くから御嶽山信仰の山として知られ、山頂に吉野金峰山より蔵王権現の分霊を勧請した
槍ヶ岳(日本歴史地名大系)
標高三一八〇メートルの北アルプス第二の高峰で、その峰が槍の穂先のようにとがっていることから命名された。長野県側からは常念岳・燕岳などの北アルプスの前山や美ヶ原などに登らないと見えないが、飛騨側からは高原川の上流地域から望むことができる。
成田山新勝寺(日本歴史地名大系)
[現]成田市成田。正しくは成田山明王院神護新勝寺と号するが、一般には成田山・成田不動の名で知られる。関東三不動の一。真言宗智山派の大本山で、本尊は木造不動明王(国指定重要文化財)。縁起によると、平将門が東国において反乱を起こしたとき(将門の乱)、朱雀天皇は将門討伐の
江島神社(日本歴史地名大系)
[現]藤沢市江の島二丁目。相模湾に囲まれた江の島にある。江島弁才天とも称し、奥津宮(祭神多紀理毘売命)・中津宮(祭神市寸島比売命)・辺津宮(祭神田寸津比売命)・御窟(祭神天照皇大神・須佐之男命)の総称。もとは本宮(古くは御窟が本宮)・上之宮(現中津宮)・下之宮(現辺津宮)
弥彦神社(日本歴史地名大系)
[現]弥彦村弥彦。弥彦山の東麓に鎮座する越後一宮。正式には「いやひこ」とよばれ、伊弥彦・伊夜比古などとも記される。旧国幣中社。祭神は現在は天香語山命だが、「万葉集」巻一六の歌などから本来は弥彦山を神体とする伊夜比古神であろうか。明神・弥彦明神と記す例もある。
三嶋大社(日本歴史地名大系)
[現]三島市大宮町二丁目。旧東海道(県道沼津―三島線)に南面して鎮座。祭神は大山祇神・事代主神の二神。旧官幣大社。古代は式内社、中世は伊豆国一宮として武士の崇敬を受け、近世は三島町の発展とともに庶民の信仰を集めた。本地仏は薬師仏(「新千載集」「北条記」など)であった。
増上寺(日本歴史地名大系)
[現]港区芝公園四丁目。愛宕山の南方にある浄土宗寺院。三縁山広度院と号し、本尊は阿弥陀如来。江戸時代には現芝公園一―四丁目一帯を境内としていた。明徳四年(一三九三)に鎮西派白旗流の流れをくむ了誉聖冏の弟子酉誉聖聡が、もと豊島郡貝塚(現千代田区)にあった真言宗寺院の光明寺
下鴨神社(日本歴史地名大系)
[現]左京区下鴨泉川町。賀茂・高野両川の合流点に近い糺森に鎮座。平安遷都以前当地に住した賀茂氏の氏神で、祭神は賀茂建角身命・玉依日売命。「延喜式」神名帳の愛宕郡に「賀茂御祖神社二座 並神名大、月次相嘗新嘗」とあり、正式には賀茂御祖神社と称するが、賀茂川上流の
鳳来町(日本歴史地名大系)
面積:二六五・五五平方キロ 県の東部に位置し、北は北設楽郡設楽町・東栄町、東は静岡県磐田郡佐久間町・天竜市・引佐郡引佐町、南は引佐郡三ヶ日町、新城市、西は作手村に接する。町の東部、静岡県との境は、赤石山脈の支脈の弓張山脈で、西には木曾山脈の末端が連なる。町のほぼ中央の
浜松市(静岡県)(日本歴史地名大系)
面積:二五六・七四平方キロ 県西部、遠州灘に面する。東は天竜川を挟み磐田郡竜洋町・豊田町、磐田市、北は浜北市、引佐郡引佐町・細江町、西は浜名郡雄踏町・舞阪町に接するほか、浜名湖に面する。市域西部から北部には洪積台地の三方原台地が広がる。南部は遠州灘に臨む海岸平野で
国府・府中・城府・駿府(日本歴史地名大系)
古代に駿河国の国衙が置かれた地。静岡平野の中央、安倍川下流の左岸に位置する。現在の静岡市中心部とされる。古代の駿河国府の比定地については、現在の駿府城跡北方の長谷通の南側あるいは北側、駿府城跡の南東地区(城内中学校・青葉小学校などを含む一帯)、駿府城跡北東の横内・上足洗方面
大東町(静岡県小笠郡)(日本歴史地名大系)
面積:四五・九九平方キロ 小笠郡の西部にあり、南は遠州灘に面し、北は掛川市・袋井市、西は大須賀町、北東は菊川町、東は小笠町・浜岡町に接する。町の北西は小笠山丘陵、北東は牧之原台地丘陵部の一部から構成され、海岸部は天竜川の運んだ砂が堆積して砂丘地帯を形成している。
中京区(京都市)(日本歴史地名大系)
面積:一二三・三二平方キロ 京都市の中央部に位置し、北は丸太町通北及び二条城北側を回って千本通西側を境として上京区に接し、東は鴨川を境に東山区及び左京区に、南は四条通北及び大宮通以西では松原通を境に下京区に、西は北側が西小路通西、南側が西大路通東を境に右京区に接する。
沖ノ島祭祀遺跡(日本歴史地名大系・日本大百科全書)
[現]大島村沖之島 沖ノ島の南部に宗像大社三宮のうち沖津宮がある。沖津宮背後の谷部に山頂などから崩落してきた巨岩が多数あり、そこを中心に祭祀遺跡が形成されている。四世紀後半から九世紀代までの約四〇〇年にわたり国家的な祭祀が行われた。
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