NHK大河ドラマ「光る君へ」特集
ジャパンナレッジは約1700冊以上の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のオンライン辞書・事典・叢書」サービスです。
➞ジャパンナレッジについて詳しく見る
  1. トップページ
  2. >
  3. カテゴリ一覧
  4. >
  5. 文化
  6. >
  7. 伝統芸能・芸能
  8. >
  9. 祭事・行事・儀式
  10. >
  11. 三社祭

三社祭

ジャパンナレッジで閲覧できる『三社祭』の国史大辞典・日本大百科全書・世界大百科事典のサンプルページ

国史大辞典
三社祭
さんじゃまつり
東京都台東区浅草公園に鎮座する浅草神社の祭り。浅草神社は土師真中知(はじのまち)命・檜前浜成(ひのくまのはまなり)命・檜前武成(たけなり)命の三神を祭るところから三社権現と称されてきたが、明治元年(一八六八)、三社明神社、同六年、浅草神社と改称された。俗に「三社さま」と称され、その祭りも三社祭として親しまれ、赤坂の山王祭、神田の神田祭とともに江戸の三大祭の一つとされた。浅草寺と深い関係にあるところから、別名観音祭・浅草祭とも呼ばれ、また、拍板(びんざさら)が行われるので拍板祭ともいう。起源は未詳であるが、一説に花園院正和元年(一三一二)と伝える(『東都歳事記』)。旧時は三月十七日未刻と六月十五日午刻との二度、隔年に行われたが、現在は毎年五月十七日・十八日の両日で、本社の神輿三基が町内を渡御し、神殿内の舞台では鎌倉の右大将が再興したという拍板神事(東京都無形文化財)が演じられる。宝暦十一年(一七六一)までは船祭の行事が中心であったという。下町の代表的な祭りとして常磐津や清元にも唄われてきた。→浅草神社(あさくさじんじゃ)
[参考文献]
戸田茂睡『紫の一本』(『戸田茂睡全集』)
(三橋 健)


日本大百科全書(ニッポニカ)
三社祭
さんじゃまつり

東京都台東(たいとう)区浅草(あさくさ)に鎮座する浅草神社の祭礼をいう。当社は観音(かんのん)信仰で名高い金龍山(きんりゅうざん)浅草寺(せんそうじ)の境内に隣接し、社伝によれば、推古(すいこ)天皇36年(628)3月18日に宮戸川(隅田(すみだ)川)へ出漁した2人の漁師が同寺本尊の観音像を海中から得、これを地元の長者が供養したという縁起によって、この3人を同寺の鎮守神に祀(まつ)ったのが始まり。そこで別名、三社明神、三所大権現(ごんげん)ともよばれ、三社祭の名が生まれた。江戸時代は、観音感得の旧暦3月18日を祭日としたが、明治時代から新暦5月18日を中心に執行された。浅草一円の総鎮守として氏子区域45か町から100余基の町神輿(みこし)が宵宮(よいみや)の日に連合渡御し、当日は3基の宮神輿が全町内を巡行する。現在では5月第3金・土・日曜日が祭日。また古式の拍板舞(びんざさらまい)(東京都無形民俗文化財)も神事として奉納されるなど、江戸下町を代表する伝統の祭礼である。
[薗田 稔]



改訂新版 世界大百科事典
三社祭
さんじゃまつり

東京都台東区浅草の浅草神社の夏の例大祭。5月中旬に行われる。浅草神社は,推古天皇のころ宮戸川(隅田川)に出漁して浅草寺(せんそうじ)本尊の観音像を網で引き上げたという,土師真仲知,檜前(ひのくま)浜成,檜前武成の3人の漁師をまつっている。このため古くは三社権現,三社明神と称された。三社祭は古くは3月に行われていたが,明治時代以後5月17,18日に行われるようになった。祭では氏子区域の町から100余基の神輿(みこし)が,宮入りと称して,神社におはらいを受けに繰り込み,仲見世(なかみせ)を練る。また古い伝統をもつ拍板(びんざさら)の舞が五穀豊穣を祈って奉納される。これは〈びんざさら〉や太鼓,笛にあわせて田楽,獅子舞を行うもので,一時中断していたが,近年復活したものである。本社の神輿3基も氏子の町内を渡御する。
[宇野 正人]

[索引語]
浅草神社 拍板(びんざさら)の舞
上記は、日本最大級のオンライン辞書・事典・叢書サービス「ジャパンナレッジ」のサンプル記事です。

ジャパンナレッジは、自分だけの専用図書館。
すべての辞書・事典・叢書が一括検索できるので、調査時間が大幅に短縮され、なおかつ充実した検索機能により、紙の辞書ではたどり着けなかった思わぬ発見も。
パソコン・タブレット・スマホからご利用できます。


三社祭の関連キーワードで検索すると・・・
検索ヒット数 124
※検索結果は本ページの作成時点のものであり、実際の検索結果とは異なる場合があります
検索コンテンツ
1. さんじゃ‐さい【三社祭】
日本国語大辞典
〔名〕「さんじゃまつり(三社祭)【一】」に同じ。《季・夏》*浅草紅団〔1929~30〕〈川端康成〉四六「彦は三社祭(さんシャサイ)の日に浅草へ来たのだ。『浅草名 ...
2. 三社祭(東京都)
日本大百科全書
同寺の鎮守神に祀(まつ)ったのが始まり。そこで別名、三社明神、三所大権現(ごんげん)ともよばれ、三社祭の名が生まれた。江戸時代は、観音感得の旧暦3月18日を祭日 ...
3. 三社祭(歌舞伎舞踊)
日本大百科全書
つごろう)の善玉、2世中村芝翫(しかん)(4世歌右衛門(うたえもん))の悪玉により初演。浅草三社祭の祭神である浜成(はまなり)・武成(たけなり)を暗示する漁師2 ...
4. 三社祭
世界大百科事典
くま)浜成,檜前武成の3人の漁師をまつっている。このため古くは三社権現,三社明神と称された。三社祭は古くは3月に行われていたが,明治時代以後5月17,18日に行 ...
5. 三社祭
世界大百科事典
1832年(天保3)3月江戸中村座で4世坂東三津五郎と2世中村芝翫(4世歌右衛門)により初演。浅草の三社祭に材を得た三段返しの一つで,山車(だし)人形を舞踊化し ...
6. さんじゃ‐まつり【三社祭】
日本国語大辞典
鐘は上野か浅草の、利生は深き宮戸川、誓ひの網の古(いにし)へや、三社祭の氏子中」*時事新報‐明治三四年〔1901〕五月二日「浅草の三社祭は、例年の通り広前の舞台 ...
7. さんじゃまつり【三社祭】画像
国史大辞典
明治元年(一八六八)、三社明神社、同六年、浅草神社と改称された。俗に「三社さま」と称され、その祭りも三社祭として親しまれ、赤坂の山王祭、神田の神田祭とともに江戸 ...
8. さんじゃまつり【三社祭】
歌舞伎事典
天保三(1832)年三月江戸・中村座で四世坂東三津五郎と二世中村芝翫(四世歌右衛門)により初演。浅草の三社祭に材を得た三段返しの一つで、山車(だし)人形を舞踊化 ...
9. 三社祭(さんじゃまつり) 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
5月の第3金、土、日曜にかけて行われる東京・浅草神社のお祭り。神田祭、山王祭とともに江戸三大祭の一つ。初日には鎌倉時代から伝わるびんざさらという楽器を打ち鳴らし ...
10. 浅草三社祭の田楽[図版]画像
国史大辞典
江戸名所図会 (c)Yoshikawa kobunkan Inc.  ...
11. 浅草画像
日本大百科全書
ろう)ら枚挙にいとまがない。小森隆吉行事2月の節分会(せつぶんえ)、3月の観音示現会、5月の三社祭(さんじゃまつり)、6月の浅間神社(せんげんじんじゃ)の植木市 ...
12. 浅草
世界大百科事典
や参詣を兼ねた人が一段と数を増し,しだいに江戸随一の繁華街となった。 三社権現(三社さま)の三社祭,鷲神社(お酉さま)の酉の市,浅草寺の四万六千日(ほおずき市) ...
13. あさくさ【浅草】
国史大辞典
はぐくんだ。また遊里新吉原と猿若三座を擁し、「江戸文化・風俗発祥の地」と評された。下町情緒・風俗は、三社祭・ほおずき市などの年中行事で、今日に受け継ぐ。現在の浅 ...
14. 浅草神社画像
日本大百科全書
現社殿は1649年(慶安2)徳川家光(いえみつ)の建立した国の重要文化財。5月中旬に行われる例祭は三社祭として有名。薗田 稔 ...
15. 浅草神社[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
供養した長者の3人を主祭神としたことから「三社様」ともよばれ、人々に親しまれている。5月中旬に行われる三社祭は、江戸三大祭の一つとして有名。東京都台東(たいとう ...
16. あさくさ‐じんじゃ【浅草神社】
日本国語大辞典
三社権現、また、三社明神ともいわれる。明治六年(一八七三)現社名に改称し東照宮・大国主命を合祀。例祭三社祭は、江戸の三大祭の一つ。三社様。 ...
17. あさくさじんじゃ【浅草神社】
国史大辞典
現在は五月十七・十八日)は江戸・東京の市民に「三社祭(さんじゃまつり)」として親しまれたもので、現在も多数の神輿の渡御や古風な田楽舞が行われている。→三社祭(さ ...
18. あさくさじんじや【浅草神社】東京都:台東区/旧浅草区地区/浅草公園地地図
日本歴史地名大系
旧例であった。拍板は毎年六月一五日にも行われ、三社祭の三月一七日と同様本堂前にしつらえた舞台の上で神事・神楽が行われた(江戸名所図会)。現在三社祭は五月中旬の土 ...
19. あさくさ‐まつり【浅草祭】
日本国語大辞典
〔名〕東京浅草の浅草神社の祭。もと、陰暦三月一八日に行なわれたが、今は五月一六、一七、一八日。三社祭。《季・夏》*俳諧・毛吹草〔1638〕二「浅草祭 一八日」 ...
20. あらきむら【荒木村】京都府:綴喜郡/宇治田原町
日本歴史地名大系
荒木の地一帯はこの山滝寺を中心に形成されていたものと思われ、山滝寺大御堂は田原郷の祭礼である三社祭に、その神事を行う中心の場とされた。元和九年(一六二三)田原郷 ...
21. いい‐づて[いひ‥]【言伝】
日本国語大辞典
〔名〕「いいつたえ(言伝)」に同じ。*彼女とゴミ箱〔1931〕〈一瀬直行〉三社祭「三社様のおまつりには、きっと一日雨が降るものときめられてゐる。誰の記憶にも、こ ...
22. いちかわえびぞう【市川海老蔵】[付録]
歌舞伎事典
《源氏店》の切られ与三、《野崎村》の久松、《落人》の勘平などで観客の目を引きつけた。松緑とのコンビで《三社祭》《石橋》など歯切れのいい舞踊も見せる。市川宗家の後 ...
23. いわもとぐう【岩本宮】石川県:能美郡/辰口町/岩本村
日本歴史地名大系
神主職を歴任してきた上道氏の一族と思われる。この三社祭で当宮は相撲を主催、正和元年(一三一二)には寺井市(現寺井町)の住民から寄進された三社祭用途料五一貫文を三 ...
24. うじたわらごう【宇治田原郷】京都府:綴喜郡/宇治田原町
日本歴史地名大系
御稲田や平等院領であった奥山田・禅定寺の集落は別として、それ以外の田原郷(庄)の宮座あげての行事で、三社祭ともよばれた。郷内荒木鎮座の大宮(現大宮神社)、名村鎮 ...
25. えちぜんさるがく【越前猿楽】
国史大辞典
法興院政家記』にみえる。またこれは加賀の白山神社の祭礼にも参加したと思われ、白山本宮臨時祭(三社祭)の正和元年ごろには猿楽下行について記録がみられるのである。こ ...
26. えどっこ【江戸ッ子】
国史大辞典
的に対抗意識をもっていた。江戸ッ子はそういう抵抗感を巧みに表現したり、象徴したような天下祭・三社祭・酉の市・火消し・歌舞伎・遊廓などを舞台として、独特の江戸文化 ...
27. 遠州横須賀三熊野神社大祭[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
を練り歩く。写真は新屋(あらや)町「神功皇后(じんぐうこうごう)」の祢里。祢里上で演じられる三社祭礼囃子(さんじゃさいれいばやし)は県の無形文化財に指定されてい ...
28. 大須賀画像
日本大百科全書
海岸は砂丘が発達し、御前崎遠州灘県立自然公園に含まれる。また、三熊野神社(みくまのじんじゃ)の三社祭礼囃子(ばやし)や、伝統芸能の地固め舞と田遊びは県指定無形民 ...
29. おお‐だき[おほ‥]【大焚】
日本国語大辞典
まと)をみず、塩が水になるやら、いらぬ所に油火をともすもかまはず」*歌舞伎・能中富清御神楽(三社祭り)〔1869〕上「日の御神になぞらへし八咫(やた)の御鏡榊( ...
30. おおみやじんじゃ【大宮神社】京都府:綴喜郡/宇治田原町/荒木村
日本歴史地名大系
栖神社)・三宮とともに田原三社祭を構成する神社で、荒木一族座・荒木本座・荒木神(新)座・八幡座・声翁座・王鼻座などの宮座が付属する。毎年一〇月一〇日に行われる三 ...
31. おかち‐めんこ
日本国語大辞典
ヨクヨク見ると、成る程、うまいっ! まさに、おかちめんこなのである」*私の浅草〔1976〕〈沢村貞子〉三社祭「女のくせに、御輿を見おろすとは、生意気なオカチメン ...
32. おこのみ‐やき【御好焼】
日本国語大辞典
まぜ、鉄板で焼きながら食べる料理。また、それを商う店。*彼女とゴミ箱〔1931〕〈一瀬直行〉三社祭「その下にはアイスクリーム屋、オコノミ焼(ヤキ)、万燈売りが出 ...
33. おこり‐ぽ・い【怒─】
日本国語大辞典
、怒りぽいわ、でもいいひとです。病気なんですもの」*彼女とゴミ箱〔1931〕〈一瀬直行〉三社祭三社祭といふと、どこかあだっぽくて、ツンと粋(いき)で、おこりぽ ...
34. おし【押・圧】
日本国語大辞典
*雑俳・折句杖〔1796〕「押強ふ其場くろめるばらけ髪」*江戸から東京へ〔1921〕〈矢田挿雲〉七・七八「三社祭の時に昔は必ず神輿が此の辺まで渡御あり〈略〉船で ...
35. おとこくさ‐さ[をとこくさ‥]【男臭─】
日本国語大辞典
をくすぐるような、誘い込むような男臭さを漂わせているのを」*私の浅草〔1976〕〈沢村貞子〉三社祭「昔の、あの祭りの日の荒々しい男くささには、台所の窓から、そっ ...
36. おどり‐やたい[をどり‥]【踊屋台】画像
日本国語大辞典
月一八日「昨今両日は竹本常盤津連中にて踊り家台を出し」*すみだ川〔1909〕〈永井荷風〉二「三社祭の折お糸は或年踊屋台(ヲドリヤタイ)へ出て道成寺を踊った」 ...
37. かつぎ‐て【担手】
日本国語大辞典
〔名〕(1)物をかつぐ人。また、それを職業とする者。*彼女とゴミ箱〔1931〕〈一瀬直行〉三社祭「神輿のあたまが傾き、一方の担(カツ)ぎ手(テ)が、いきなり肩を ...
38. きたやま‐しぐれ【北山時雨】
日本国語大辞典
〔名〕(1)北方の山から降ってくるしぐれ。特に、京都の北山のあたりから降り渡るしぐれ。《季・冬》*清元・三社祭〔1832〕「北山時雨ぢゃないけれどふられて帰る晩 ...
39. きよもと-えいじろう【清元栄次郎(初代)】
日本人名大辞典
ことから,「諏訪町の名人」とよばれた。実子が2代をついだ。作品に「文屋」「喜撰(きせん)」「三社祭」など。 ...
40. 清元節
世界大百科事典
狂言浄瑠璃として《須磨》《累》《明烏》《山姥》《吉原雀》《十六夜》《夕立》など。祭礼物として《神田祭》《三社祭》《申酉》など。他所事浄瑠璃として《三千歳》《雁金 ...
41. きよもとぶし【清元節】
歌舞伎事典
三葉草》など。狂言浄瑠璃=《権八》《保名》《玉兎》《累》《山姥》《傀儡師》《座頭》《喜撰》《三社祭》《玉屋》《落人》《神田祭》《女車引》《十六夜》《流星》《三千 ...
42. きんけんぐう【金剣宮】石川県:石川郡/鶴来町/鶴来村
日本歴史地名大系
、尭恵は金剣宮から長野善光寺に向かい、「善光寺紀行」を著している。なお「三宮古記」によると、三社祭に金剣宮の毛馬(競馬)神人が勤仕しており、敷地内に紺二端を上納 ...
43. くつわいけ【轡池】京都府:綴喜郡/宇治田原町/郷ノ口村
日本歴史地名大系
宇治田原には中世以来三郷祭とよばれる祭礼が伝承されていたといわれる。九月一日田原郷の祭礼である三社祭を山滝寺大御堂などで執行した後、同月九日に久世郡の羽栗郷と殖 ...
44. くるい[くるひ]【狂】
日本国語大辞典
ややもすれば、鬼の振舞になる也」(5)「くるい(狂)の合方(あいかた)」の略。*歌舞伎・能中富清御神楽(三社祭り)〔1869〕「是れより狂ひの合方になり、〈略〉 ...
45. くるい の 合方(あいかた)
日本国語大辞典
*役者年暦珍重記〔1835〕「古来囃子外座付名目大略〈略〉狂ひの合方」*歌舞伎・能中富清御神楽(三社祭り)〔1869〕「是れより狂ひの合方になり、指金の鳩と共に ...
46. こし を 伸(の)ばす
日本国語大辞典
09~13〕前・上「つゑをつっぱって、からだをそりてこしをのばす」*歌舞伎・能中富清御神楽(三社祭り)〔1869〕「箍はゆるめど気は若く、色香媚めく芸子に逢へば ...
47. こよう‐にん【雇用人】
日本国語大辞典
〔名〕他人に雇用される人。人に雇われて働く人。やといにん。使用人。*彼女とゴミ箱〔1931〕〈一瀬直行〉三社祭「町内の顔役は、揃ひの袴と麦稈帽子に、胸には徽章を ...
48. さんし‐の‐れい【三枝礼】
日本国語大辞典
「三枝の礼をよくなして、旦暮ついばみ食せしむ。舜是を見て悲感なす」*歌舞伎・能中富清御神楽(三社祭り)〔1869〕上「鳩は諸鳥の其中にも親に三枝(さんシ)の礼( ...
49. 三枝(さんし)の礼(れい)
故事俗信ことわざ大辞典
旦暮ついばみ食せしむ。舜是を見て悲感なす」俚言集覧(1818頃)「三枝の礼」歌舞伎・能中富清御神楽(三社祭り)(1869)上「鳩は諸鳥の其中にも親に三枝(さんシ ...
50. 三世相錦繡文章
世界大百科事典
て責められるが,長庵はお園の兄でなく母親を殺した敵と判明する。以上はすべてお園の夢で,大切の三社祭の場で六三郎は首尾よく色紙を手に入れ,お園と夫婦になる。 江戸 ...
「三社祭」の情報だけではなく、「三社祭」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る▶

三社祭と同じ祭事・行事・儀式カテゴリの記事
田楽(国史大辞典・新版 能 狂言事典・改訂新版 世界大百科事典)
広義には稲作に関する芸能の総称として用いるが、狭義には田楽躍(おどり)を本芸とする職業芸能者が演じる芸能をいう。また田植の囃しや田楽躍に用いる太鼓を称する場合もある。広義の田楽は、(1)田植を囃す楽、(2)職業芸能者である田楽法師による芸能
民俗芸能(国史大辞典・日本大百科全書・改訂新版 世界大百科事典)
地域社会の中で、住民の信仰や風俗・習慣と結び付きながら伝承してきた郷土色ゆたかな芸能。郷土芸能・民間芸能などともいう。祭や宴遊・講などを主な伝承の場とし、特に農耕の祭に呪術的機能を買われて演じられ、また芸能をもって成人教育とするなど
精霊流し(国史大辞典・日本大百科全書・日本国語大辞典)
盆行事の最終段階で、精霊を送り出す儀礼。先祖の霊は、七月十三日の精霊迎えを経て、十五日または十六日夕方まで各家に滞在したのち、精霊流しによって、再びあの世へ送り返されると信じられていた。祖霊をはじめ、死者の霊は山の彼方の世界に行っているが
三社祭(国史大辞典・日本大百科全書・世界大百科事典)
東京都台東区浅草公園に鎮座する浅草神社の祭り。浅草神社は土師真中知(はじのまち)命・檜前浜成(ひのくまのはまなり)命・檜前武成(たけなり)命の三神を祭るところから三社権現と称されてきたが、明治元年(一八六八)、三社明神社
左義長(国史大辞典・日本大百科全書・世界大百科事典)
小正月に行われる火祭り行事。三毬杖・三毬打・三鞠打・三木張などとも書き、爆竹にこの訓をあてた例もある。打毬(だきゅう)は正月のめでたい遊戯とされ、これに使う毬杖(ぎっちょう)を祝儀物として贈る風習があった。その破損した毬杖を陰陽師が集めて焼く
祭事・行事・儀式と同じカテゴリの記事をもっと見る


「三社祭」は祭・祭事・イベントに関連のある記事です。
その他の祭・祭事・イベントに関連する記事
初詣(日本大百科全書・世界大百科事典・平成ニッポン生活便利帳)
新年最初に神仏に参詣(さんけい)すること。大晦日(おおみそか)の晩から元日にかけては、村の氏神にこもって起き明かすものであったが、前半は除夜の鐘を聞き、後半は初詣でと、二つを別々の行事に分けたのであろう。恵方(えほう)参りともいって、その年の明きの
書初(日本国語大辞典・日本大百科全書・世界大百科事典)
解説・用例〔名〕新年に初めて毛筆で文字を書く正月の行事。昔から、一月二日(江戸時代、寺子屋などでは五日)に恵方(えほう)に向かってめでたい意味の詩歌成句などを書いた。ふではじめ。吉書初(きっしょはじ)め。試筆。かきはじめ。《季・新年》*満済准后日記
初夢(日本国語大辞典・日本大百科全書・世界大百科事典)
解説・用例〔名〕年の初めに見る夢。(イ)節分の夜から立春の明けがたに見る夢。*山家集〔12C後〕上「たつ春の朝よみける年くれぬ春来べしとは思ひ寝にまさしく見えてかなふ初夢」*俳諧・増山の井〔1663〕正月「初夢立春の朝の夢也」*随筆・嬉遊笑覧
大晦日(国史大辞典・日本大百科全書・日本国語大辞典・日本の歳時記・日本方言大辞典)
一年の最終の日。毎月ある晦日(「みそか」とは三十日の意)に大の字をつけたのである。大つごもり(「つごもり」は月籠りの義)ともいう。商家では決算に忙しく、家庭では正月祝いの準備を整える。この夜は除夜とも大年の夜とも呼ばれ、その夜半をもって新年の訪れ
新嘗祭(国史大辞典・日本大百科全書・世界大百科事典)
「にいあえのまつり」、また音読して「しんじょうさい」ともいう。「にいなめ」は古代の稲の収穫祭であるが、民間儀礼と宮廷祭祀に分化している。民間の新嘗としては、『万葉集』の東歌(あずまうた)に女性だけで祭を行なっていたことを示す歌二首がみえる
祭・祭事・イベントに関連する記事をもっと見る


ジャパンナレッジは約1700冊以上(総額750万円)の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のインターネット辞書・事典・叢書サイト」です。日本国内のみならず、海外の有名大学から図書館まで、多くの機関で利用されています。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る▶