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マゼラン

ジャパンナレッジで閲覧できる『マゼラン』の世界大百科事典・日本大百科全書のサンプルページ

改訂新版 世界大百科事典
マゼラン
Fernão de Magalhães
1480-1521

最初の世界周航者。マゼランMagellanは英語名で,ポルトガル語ではマガリャンイス。ポルトガルのオポルト付近に生まれたが,その出自などについては不明な点が多い。1505年F.アルメイダの艦隊に参加してインドに向かい,09年にはD.L.セケイラの艦隊に加わってマラッカを訪れている。12年に本国に帰還したが,報酬について王室に対し不満を抱き,翌年モロッコ遠征に参加した際には戦利品を不法に取得したかどで訴えられた。おそらくこうした不満のために彼は17年にスペインに移り,かねてからの持論であった西回りでトルデシーリャス条約で定められたスペインの海域のみを通過して香料諸島に到達する航海を提案した。そしてスペイン国王と契約を結び,19年9月20日5隻の船隊(総員237名)を率いてサンルカル・デ・バラメダ港を出帆した。一行はマゼラン海峡の通過(1520年11月28日),南太平洋の横断という偉業を成し遂げ,21年3月17日フィリピンのサマール島の南にあるオモンオン島に上陸した。一行はさらにセブに向かい,住民を服従させようとしたが失敗し,4月27日マゼランはマクタン島で交戦中にラプ・ラプによって殺された。一行はそのまま香料諸島に向かい,そこで香料を積荷したのち,スペインに直行し,22年9月6日生存者18名がサンルカル港に到着した。この世界周航によって地球は球形であることや,日付に1日の差の生ずることが実証された。
[生田 滋]

[索引語]
Magalhães,F.de


日本大百科全書(ニッポニカ)
マジェラン
まじぇらん
Ferdinand Magellan
[1480?―1521]

ポルトガルの航海者。マゼラン海峡の「発見」者。ポルトガル名マガリャンイスFernão de Magalhães、スペイン名マガジャネスFernando de Magallanes。マジェラン(またはマゼラン)は英語読み。ポルトガル北部の港市ポルトの下級貴族ロドリゴ・デ・マガリャンイスの三男。国王ジョアン2世の妃(きさき)レオノールの小姓を振り出しに王室に仕える。1505年インド副王フランシスコ・デ・アルメイダの艦隊で従兄弟フランシスコ・デ・セランとともにインドへ向かう。インドには7年間生活し、セランを介してモルッカ諸島(香料諸島)とその豊かな香料取引について情報を深めた。1512年ポルトガルに帰国。1516年国王マヌエル1世に謁見し、俸給の増額や航海への任務などを請願したが、国王の不興を買い、1517年カスティーリャへ移った。

 1518年、カスティーリャ王カルロス1世(神聖ローマ皇帝カール5世)に西回り航路によるモルッカ諸島到達計画を提案し、同年3月22日交渉は成立した。この航海にはモルッカ諸島の香料をあてにしてアントワープ(アンベルス)の商人クリストーバル・デ・アーロやフッガー家も出資し、五隻に約240人が乗り組んだ。一行は1519年9月20日サンルーカル港を出港、カナリア諸島を経由して同年12月リオ・デ・ジャネイロ湾に到着した。以後、1513年にバルボアがパナマ地峡を横断して発見した「南の海」(太平洋のこと)への通路を捜して南下し、1520年1月ラ・プラタ川を探検した。同年3月からはパタゴニア地方のサンフリアン港で越冬したのち、同年8月航海を再開、11月28日ティエラ・デル・フエゴ島との間の通路(マゼラン海峡)を通過して大海原(太平洋と命名)に出た。その後北上し、グアム島を経て1521年4月7日フィリピン諸島のセブ島に到着した。島の首長ハマバールと友好を結び、キリスト教を伝え、スペイン王に服させたが、これを拒む近在のマクタン島の首長ラプラプを懲罰するために出陣し、同月27日同島で落命。

 残る一行は、1521年11月モルッカ諸島に到着。香料を入手したのち、1522年2月、スペイン人フアン・セバスティアン・デ・エルカーノはビクトリア号に60人を乗せてティドール島を出港、喜望峰を周回して同年9月6日サンルーカル港に帰着したが、食料不足や壊血病、悪天候に苦しめられ、生還した者はわずか18人であった。これが史上初の地球一周航海である。

[青木康征]

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検索コンテンツ
1. マゼラン(Fernão de Magalhães)
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1480-1521 最初の世界周航者。マゼランMagellanは英語名で,ポルトガル語ではマガリャンイス。ポルトガルのオポルト付近に生まれたが,その出自などにつ
2. マゼラン
日本国語大辞典
({英}Ferdinand Magellan フェルディナンド─)《マジェラン》ポルトガルの航海者。ポルトガル語名フェルナン=デ=マガリャンイス。最初の世界周航
3. マゼラン[カタカナ語]
イミダス 2018
[Magellan]【宇宙活動】アメリカの金星探査機.1989年にスペースシャトルから打ち上げ,90年に金星周回軌道に入った.
4. マゼラン(惑星探査機)画像
日本大百科全書
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5. マジェラン
日本大百科全書
ポルトガルの航海者。マゼラン海峡の「発見」者。ポルトガル名マガリャンイスFernão de Magalhães、スペイン名マガジャネスFernando de M
6. マゼラン(Ferdinand Magellan)
日本大百科全書
→マジェラン
7. マゼラン‐うん【─雲】
日本国語大辞典
天の南半球の空に見える不規則星雲。銀河系の伴星雲。大マゼラン雲と小マゼラン雲がある。一五二〇年マゼランが発見。マゼラン銀河とも。
8. マゼラン海峡
日本大百科全書
Magallanesという。沿岸一帯は一部のアルゼンチン領を除き大部分がチリに属す。1520年マジェラン(マゼラン)によって発見されて以来、大西洋と太平洋を結ぶ
9. マゼラン海峡
世界大百科事典
太平洋にぬける部分は狭いフィヨルド状の水路となり,島も多く,両岸には雪山が連なる。1520年マゼランによって発見された。1843年チリ政府はこの海峡の領有を確定
10. マゼラン‐かいきょう[‥カイケフ]【─海峡】
日本国語大辞典
(一五二〇年ポルトガルの探検家マゼランが発見、通過したところから呼ばれる)南アメリカ大陸の南端とフエゴ島との間にあり、南太平洋と南大西洋を結ぶ海峡。フィヨルド状
11. マゼラン銀河
世界大百科事典
南天のきょしちょう座の小マゼラン銀河とかじき座の大マゼラン銀河からなり,1520年のF.マゼランによる世界一周航海のときに発見された。いずれも不規則銀河,または
12. マゼラン星雲画像
日本大百科全書
わが銀河系のすぐ隣にある銀河。大マゼラン星雲(赤経5時23.6分、赤緯マイナス69度45分、かじき座)と小マゼラン星雲(赤経0時52.7分、赤緯マイナス72度5
13. マゼラン星雲[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
マゼラン星雲(右上)と小マゼラン星雲(左)。それぞれ、かじき座、きょしちょう座に位置する不規則型銀河で、マゼラン雲、マゼラン銀河ともよばれる©ESO/S.Br
14. マゼランペンギン画像
日本大百科全書
鳥綱ペンギン目ペンギン科の海鳥。全長約71センチメートルの中形種。南アメリカ南端の沿岸海域にすみ、島で集団繁殖する。多様な環境で営巣し、裸地では土中に浅い穴を掘
15. マゼラン‐ペンギン
日本国語大辞典
〔名〕({英}Magellanic penguin )マゼラン海峡、フォークランド諸島にすむ中形種のペンギン。全長約七〇センチメートル。眼の上から喉にかけて白い
16. マゼランペンギン[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
チリ南部からアルゼンチン南部の沿岸などに分布。胸に2本の黒帯がある。全長約71cm。ペンギン科©Shogakukan 撮影/朝倉秀之
17. マゼラン流[カタカナ語]
イミダス 2018
[Magellanic stream]【天文】銀河系とマゼラン銀河をつなぐ中性水素の流れ.
18. 大型マゼラン望遠鏡(GMT)[天文/宇宙]
イミダス 2018
2021年ころの完成を目指して進められている口径24.5メートル相当の巨大望遠鏡を作る計画。直径8.4メートルの円形鏡を7枚並べて高解像度を達成する。巨大な回
19. 金星探査機「マゼラン」[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
スペースシャトル「アトランティス号」に搭載され、1989年5月4日(アメリカ時間)に打ち上げられたアメリカの惑星探査機。先端のアンテナの直径は3.7m。金星表面
20. しょう‐マゼランうん[セウ‥]【小─雲】
日本国語大辞典
三重銀河を形成する。小マゼラン星雲。小マゼラン銀河。ショーマゼランウン〓[ラ]
21. だい‐マゼランうん【大─雲】
日本国語大辞典
マゼランはMagellan )銀河系外星雲の一つ。南天の旗魚(かじき)座にある不規則星雲で距離約一五万光年。小マゼラン雲とともに銀河系と三重星雲を構成する。日
22. R136a1[イミダス編 科学]
イミダス 2018
マゼラン雲のタランチュラ星雲(Tarantula nebula)で発見された観測史上最も重い恒星で、太陽の約265倍もの質量をもつ。イギリスのシェフィールド
23. 赤松則良半生談 幕末オランダ留学の記録 195ページ
東洋文庫
航して十二月十六日南米ブラジル国のリオ・デ・ジャネ・(盈o牙恥きoゆ3)に寄港し石炭の積込みを終った後マゼラン海峡(ω昌昌鑑三囲o一『ロ)を通過し、南太平洋に出
24. アソシエーション
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けることができるので,銀河系の中で渦巻腕に沿って分布していることが知られているばかりか,大小マゼラン銀河やアンドロメダ銀河などにも観測されている。それで,アソシ
25. アメリカ合衆国の地理 124ページ
文庫クセジュ
アシェット、三版、一九六〇年、五〇〇ページ。 ジャック・ソッペルサ『合衆国』、パリ、P・U・F、文庫《マゼラン》二七号、一九七一年。
26. アルゼンチン画像
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1516年のファン・ディアス・デ・ソリスによるラ・プラタ川の「発見」、1520年のマジェラン(マゼラン)によるマゼラン海峡の「発見」などののち、1535年ペドロ
27. アンデス山脈画像
日本大百科全書
このほか、コロンビアのマグダレナ河谷、エクアドルとペルーの国境付近の太平洋岸地域、チリ南部のマゼラン海峡地域などでは従来から小規模な油田が開発されていた。197
28. イギリスひがしインドがいしゃ【イギリス東インド会社】
国史大辞典
一六〇〇年、エリザベス一世によって喜望峰からマゼラン海峡に至る「東インド」の貿易独占の勅許状を賦与されて設立された会社で、重商主義時代、西欧諸国のアジア独占貿
29. イスパノアメリカの征服 58ページ
文庫クセジュ
挟んで、フィリピン諸島と太平洋岸が結ばれた。フィリピン諸島は一五二一年、マゼランが世界周航の途中に発見したが、マゼランの航海はかなり長期間にわたる困難なものであ
30. イスパノアメリカの征服 86ページ
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すなわち市参事会と司教座聖堂が建てられた(この設計はアメリカのスペイン領全域にみとめられる)。「サンティアゴはマゼラン海峡にいたるすべての土地を徐々に植民化する
31. イスパノアメリカの征服 214ページ
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一 史料  コロンブス、アメリゴ、ガマ、バルボア、マゼラン『航海の記録』、増田義郎・林屋永吉他訳、大航海時代叢書I期、岩波書店、一九六五年  『コロンブス航海誌
32. イスパノアメリカの征服 233ページ
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マ行 マウレ川 62, 63, 78 マグダレナ川 72 マゼラン 54 マゼラン海峡 11, 80 マチュ・ピチュ 77 マティエンソ 77 マデイラ 89
33. 宇宙画像
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数千個ほどで集団(銀河団)をつくっている。例えばわれわれの銀河系は,アンドロメダ銀河や大小のマゼラン銀河など約20個の銀河で小さな集団をつくっており,おとめ座銀
34. 宇宙生物学への招待 60ページ
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この内の数回には空気探査が行なわれ、ヴェガの場合は気球による探査も行なわれた)。一九八九年のマゼラン探査は、金星を周回する軌道にレーダーを打ち上げて金星の大気と
35. 海画像
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半澤正男高野健三太平洋と大西洋との境界ホーン岬からサウス・シェトランド諸島に至り、さらに南極半島に至る線。マゼラン海峡は全部太平洋に属するとみなされている。半澤
36. ウルダネータ(Andrés de Urdaneta)
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1498-1568 スペインの航海士。貴族の家庭に生まれ,初め軍隊に入った。マゼラン遠征隊成功ののちカルロス1世が1525年に東洋へ派遣したロアイサ遠征隊に参加
37. X線星
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1970年末に打ち上げられた初めてのX線天文衛星ウフルの観測結果は,〈4Uカタログ〉の名でまとめられていて,マゼラン星雲のX線星,われわれの銀河系外の遠い天体も
38. オオミヤシ
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ゼラチン状の胚乳は美味で,セーシェル諸島民の好物の一つとなっている。この巨大なヤシについては,F.マゼランの世界周航に同行し,記録を残したA.ピガフェッタが15
39. オセアニア
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ポルトガル人マジェラン(マゼラン)はスペインの旗のもとに5隻の船を率いてこの未知の大海の横断に乗り出し、98日間にわたる艱難(かんなん)辛苦ののち、1521年3
40. オランダ史 81ページ
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るべき競争心によって殺気を帯びていた。そこで一六〇二年に、六五〇万フローランの資本で喜望峰とマゼラン海峡以遠における商業の独占権をもった合同東インド会社の創設を
41. かじき(旗魚)座
世界大百科事典
ranometria》に口先のとがった怪魚の姿がかかれたのが最初である。この星座の南側には大マゼラン銀河があるが,日本では見えない。α星でも3.5等と暗い。渦巻
42. かじき座
日本大百科全書
る。英語、中国語、ドイツ語訳などでは「金魚」にあたる名が与えられている。星座の南に大マゼラン星雲(大マゼラン銀河)がかかっていることでも知られる。藤井 旭
43. かじき‐ざ[かぢき‥]【旗魚座】
日本国語大辞典
南天の星座。黄道の南極にあり、大マゼラン雲がある。日本からはほとんど見えない。〓[0]
44. カトリシスムとは何か 96ページ
文庫クセジュ
IV カトリック伝道の新しい展望  ラファエロの没年であり、ルターの破門の年である一五二〇年は、マゼランが自分の名で呼ばれることになる海峡を渡り、エルナン・コル
45. カミオカンデ
日本大百科全書
素粒子研究施設)が神岡鉱山茂住(もずみ)坑の地下1000メートルに設置した。1987年には大マゼラン星雲の超新星爆発で放出された素粒子ニュートリノを世界で初めて
46. カモ
世界大百科事典
るが,むしろガン類といったほうがよい。全長60~70cmとカモ類としては大きい。ツクシガモ,マゼランガン,オリノコガン,アカツクシガモ,エジプトガンなどが含まれ
47. カモメ画像
日本大百科全書
で繁殖するクロスジハネグロカモメL. pacificus、南アメリカ南端の沿岸や島で繁殖するマゼランカモメL. scoresbiiもこのグループに含められる。た
48. 〈華麗島〉台湾からの眺望 前嶋信次著作選 3 462ページ
東洋文庫
、八月、二三一二六頁。〈2〉『大航海時代叢書』第一巻(コ・ンブス、アメリゴ、ガマ、バルボア、マゼラン航海の記録)(岩波書店)  水ももらさぬ布陣で/世界文化の一
49. カートレット(Carteret, Philip)
世界人名大辞典
[1747].J.バイロンの世界周航に参加[64-66].66年出発の航海では第2船を指揮.マゼラン海峡で主船を見失ったが航海を続け,ピトケアン(Pitcair
50. カール五世 153ページ
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は許されなかった。しかし、カール五世は大西洋のかなたで起きていることに通暁していた。皇帝は、マゼラン(2)、ラス・カサス(3)、コルテス(4)やピサーロ(5)と
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