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ジャパンナレッジで閲覧できる『鯛』の世界大百科事典・日本国語大辞典・平成ニッポン生活便利帳のサンプルページ

改訂新版 世界大百科事典
タイ

狭義にはマダイを指すが,マダイを含めたスズキ目タイ科Sparidae(英名sea bream)の海産魚を総称することもある。マダイPagrus major(英名porgy)は体長1mに達するものもある大型の海産魚で,赤褐色の体に鮮やかな青色の小点を散りばめた美しい魚である。寿命も長く,30年以上も生きるものがある。体型ももっとも魚らしい魚として親しまれ,古くから重要な食用魚であり,貝塚からも大量の骨が発見されている。めでたい魚として,祝いの席には欠かせないものとされてきた。また,マダイがめでたい魚であり,もっとも魚らしい魚であるとされたため,これにあやかり,名の一部にタイとつくものが多い。アマダイ,ブダイ,キンメダイ,メダイ,イボダイ,スズメダイ,アコウダイ,ハマダイなど300種近くにのぼり,日本産魚類の1割にあたる。しかし,これらの魚は生物学的にタイ類とはまったく異なっており,体色,体型,生活史などさまざまなものが含まれている。

 マダイはこのように人間の生活に深く入り込んできたため,地方名はなく,日本中タイまたはマダイと呼ばれるほかは,成長名,季節名,品質や産地名などがあるだけである。成長名には東京のマコ→オオマコ→チュウダイ(中鯛)→オオダイ(大鯛)→トクオオダイ(特大鯛)などがある。季節名はサクラダイ,ムギワラダイなど。これはそれぞれマダイのしゅんが桜の咲く季節であり,このとき産卵前のもっとも鮮やかな体色をした美しいときであることと,麦の実る季節には産卵期も終わり,体色はくすみ,味がもっとも落ちるときであることを示している。品質名としては生きているイキダイ,活けじめにしたシメダイは高価であり,いけすに置きすぎるとあげてまもなく眼がくぼむので長崎でメヌケダイと呼んできらう。

 マダイは日本各地,朝鮮半島,中国,東南アジアにかけて分布している。沿岸性の魚で,水深30~150mの起伏に富んだ岩礁域か砂れき底で,潮通しがよく,沿岸水の影響が強く,冬季水温が8~15℃くらいの場所に多くすんでいる。マダイは冬季,深みの岩礁について越冬するが,春,水温の上昇とともに冬眠状態からさめて産卵にかかる。産卵期は地域によって異なり,和歌山県,徳島県では3月下旬~5月上旬,黄海や渤海で4月下旬~5月中旬,青森で5~6月である。産卵場の条件としては,浅い砂底で,近くに親の隠れる場所があり,孵化(ふか)した仔魚(しぎよ)の育つ藻場があることなどである。産卵は日没から数時間以内に行われる。まず数尾の雄が1尾の雌を追い,水面に追いあげ雌が横倒しになったところで一団となって放卵放精が行われる。卵は球形の分離浮遊性卵で,直径は約1.0mmである。1尾の雌は体重1kgで約30万粒,体重6.2kgのもので約700万粒の卵を何度かに分けて産む。孵化後3日で卵黄を吸収しつくした仔魚は体長約3~4mmであり,単細胞生物や小型橈脚(じようきやく)類(コペポーダ)を食べるようになる。体長10mmを超すころに着底し,藻場で生活し,橈脚類,ヨコエビ,ワレカラなどを食べるが,体長3cmを超すとワレカラ,多毛類,エビ,二枚貝,ヒトデなどを食べるようになる。9月ころにエビ場に移りエビなどをよく食べる。11月下旬には岩礁域に移り,エビ,多毛類,アミなどを食べるが,やがて深みで冬眠状態となる。再び春になると沿岸の浅所へ移り,秋には深みに移動する生活を繰り返す。成魚はカニ,貝類,エビ,タコなどを食べる。

 年齢や成長には地域による差があるが,これは水温との関連が推定されている。一般的な成長は,満1歳で体長8.5~15cm,3歳で23~34cm,4歳で27~43cm,10歳で50~60cmである。満4歳で成熟するものが多い。

 瀬戸内海ではかつて〈浮鯛漁〉が有名であった。これは急激な海水の流れによってうきぶくろの調節機能が十分働かず,タイが水面に浮く現象を利用するもので,かつてはこれを専門にとる漁業もあったが,近年ほとんど見られない。また千葉県鯛ノ浦は船からの合図により,1m近い大ダイをはじめ多数の魚が集まってくることでよく知られている。これは,長年船からの音で集まった魚に餌を与えたことによる条件反射によって集まってくると推測されている。

漁業

重要魚であるため一本釣り,はえなわ,定置網,底引網,吾智網,追入網など,地域によってさまざまにくふうされた多くの漁法がある。おもな漁場は瀬戸内海とその周辺海域,日本海沿岸,黄海,東シナ海,本州太平洋岸中部などである。春にもっとも美味であり,産卵後にあたる初夏以後のものは味が落ちる。刺身,塩焼きなど多くの料理法がある。

 近年,親魚から受精卵をとり,仔魚を育成して放流する増殖事業が全国各地で行われている。また,卵または幼魚から育てるいけす養殖も盛んに行われている。しかし,長期間いけすで飼育したものでは体色が黒っぽくなり価格が下がるため,甲殻類を与えて赤みを出すなどの努力もはらわれている。

タイ類

日本産タイ類にはマダイのほか,チダイ,クロダイ,キダイ,ヘダイ,ヒレコダイなど10種が知られている。いずれも沿岸性の海産魚で,水産上重要種が多い。とくにチダイ,キダイはマダイの代用品とされることも多い。また,近年アフリカ大陸周辺海域など,各地から多量のタイ類が底引網により漁獲され,冷凍魚として輸入されている。
[望月 賢二]

料理

鯛は姿も味もよいので日本では魚の王として珍重されるが,こうした評価は《本朝食鑑》(1697)が〈鯛,本朝鱗中之長,形色俱可愛〉としたあたりに始まる。もちろんその美味は古くから認められてはいたが,中世までの京都で生鮮品を味わうことはきわめてむずかしく,それが鯉を至上の魚とし,鯛をその下風に立たしめたゆえんであろう。近世に入ってその評価が逆転し,鯛は最高の魚とされるようになったが,それには鯛が“めでたい”に通ずるといったこじつけが行われ,縁起のよい魚とされたことも大きな理由である。こうして祝膳には尾頭付きの鯛が欠かせぬものとなり,正月には干鯛2尾を結び合わせてかまどの上や門松に掛ける懸鯛(かけだい)の風習なども生じ,〈壱枚の代金壱両弐歩づつ,しかも尾かしらにて壱尺二三寸の中鯛なり〉(《日本永代蔵》)といった法外な高値が見られたこともある。料理としては刺身,塩焼き,潮汁,ちりなべ,蒸物,あら煮など,頭やあらまでを用いてさまざまに使われるが,1785年(天明5)刊の《鯛百珍料理秘密箱》には同工異曲のものが多いとはいえ,99種の料理が紹介されている。産地としては古来摂津西宮(現,兵庫県西宮市)や播磨の明石(現,兵庫県明石市)などが有名で,西宮の海,あるいはより広く大阪湾を含めた海域でとれたものは西宮戎(にしのみやえびす)(西宮神社)の前の鯛の意で,〈前の鯛〉〈前の魚(うお)〉と呼ばれて珍重された。なお,江戸には〈活鯛屋敷(いきだいやしき)〉と呼ぶ施設があった。大きないけすを設けて公儀御用の高級魚を生かしておいた〈肴役所(さかなやくしよ)〉を俗称したもので,場所は魚河岸に隣接する江戸橋広小路の一角,今の中央区日本橋1丁目に属する江戸橋西詰の北側であった。
→コイ
[鈴木 晋一]

民俗

鯛は魚類の中の王として祝膳の中心食品として賞味されてきた。大位などの文字をあててめでたい魚とされるのは,その紅色の色彩とともに福神である恵比須神の抱く魚として,縁起ものと考えられたためであろう。古代には主として西日本の沿岸諸国から貢物として,干鯛の形で京都に送られた。春には産卵のために沿岸近くに寄ってくるが,深海から急激に浅い場所に潮流で押し上げられると,体内のうきぶくろが膨れて行動の自由を失い,漁獲されやすくなるので,海峡部に好漁場が形成され,瀬戸内海では能地の浮鯛(桜の開花期に群れをなして浮き上がってくる鯛)などが名高い。〈腐っても鯛〉とは実質よりも名目,形態を重視する場合に用いられることわざで,落魄(らくはく)した名家の誇り高い態度などを称したものである。
[千葉 徳爾]

[索引語]
マダイ Sparidae sea bream Pagrus major porgy マコ(タイ) オオマコ チュウダイ オオダイ トクオオダイ サクラダイ ムギワラダイ イキダイ シメダイ メヌケダイ 浮鯛漁 尾頭付き 懸鯛 鯛百珍料理秘密箱 前の鯛 前の魚 活鯛屋敷 肴役所 夷∥恵比須 浮鯛


日本国語大辞典
たい[たひ] 【鯛】

解説・用例

〔名〕

(1)スズキ目タイ科に属する海産魚の総称。全長三〇~一〇〇センチメートル。体は楕円形で著しく側扁する。頭と口が大きい。日本産タイ類では、体色は赤みを帯びるものと帯びないものがいる。ふつうは、淡紅色で体側に青色の小斑点の散在するマダイをさす。マダイは姿が美しく美味なので、日本料理では魚の王として重用し、「めでたい」に通じることから古くから祝いの料理に供する。マダイの代用にするチダイ、キダイのほか、ヘダイ、クロダイなど種類が多い。また、日本にはアコウダイ、キンメダイ、キントキダイ、スズメダイなど「…ダイ」と呼ばれるものが多いが、タイ科魚類とは類縁関係のないものや、近くないものが多い。

*万葉集〔8C後〕九・一七四〇「水江(みづのえ)の浦島の児が堅魚(かつを)釣り鯛釣りほこり〈虫麻呂歌集〉」

*神楽歌・小前張〔9C後〕磯良崎「磯良が崎に 太比(タヒ)釣る海人の 太比(タヒ)釣る海人の」

*十巻本和名類聚抄〔934頃〕八「鯛 崔禹食経云鯛〈都条反 多比〉味甘冷無毒〓〓而紅鰭者也」

*土左日記〔935頃〕承平五年一月一四日「楫取きのふつりたりしたひに、銭なければ米をとりかけておちられぬ」

*御巫本日本紀私記〔1428〕神代下「赤女 鯛、安加目、太比(タヒ)」

*雑俳・卯の花かつら〔1711〕「大名も鯛のうら喰ふたびごろも」

*博物図教授法〔1876~77〕〈安倍為任〉二「棘鬣魚(タイ)は其味の四時美なるにより調膳中の最上とす、周防の桜鯛と称するもの有名なり、此類甚多し」

(2)大きな利益や、すばらしい財宝などのたとえ。「海老で鯛を釣る」などの形で用いる。

*雑俳・柳多留‐三二〔1805〕「釣り上げて見れば魚編取れた鯛」

*雑俳・柳多留‐四七〔1809〕「鯛を釣る迄しんぼうの出来ぬ妻」

(3)(膝に(1)を抱えているところから)えびすの異称。

*雑俳・柳多留‐一四〔1779〕「俵のついでに鯛迄ぬすまれる」

*雑俳・柳多留‐四四〔1808〕「目出鯛をとち万両で買ひ納め」

(4)美女。また、美しく着飾った女性。

*雑俳・俳諧〓‐一五〔1800〕「かんざしで釣る鯛中の鯛」

(5)酒の肴をいう、盗人仲間の隠語。〔隠語構成様式并其語集{1935}〕

(6)(「うまいもの」の意から)被害者をさしていう、盗人仲間の隠語。〔隠語構成様式并其語集{1935}〕

補注

(1)「万葉‐一六・三八二九」に「醤酢(ひしほす)に蒜(ひる)搗き合(か)てて鯛(たひ)願ふわれにな見えそ水葱(なぎ)の羹(あつもの)〈長奥麻呂〉」とあるように、古くから食膳に供され、刺身で食されていたことが分かる。

(2)和歌では、「詞花‐雑上・二七八」に「花ををしむこころをよめる」として「春来ればあぢ潟(かた)の海(み)ひとかたに浮くてふ魚の名こそをしけれ」とあるように、鯛が春の産卵期に浅瀬に群集するのを「浮く」といい、その色彩から「桜鯛」とも呼ぶ。「桜鯛」は俳諧では、春の季語である。

語源説

(1)タヒラウヲ(平魚)の義〔和句解・日本釈名・南嶺子・和語私臆鈔・円珠庵雑記・言元梯・名言通・紫門和語類集・大言海〕。

(2)ツラに気味があるところから、ツラヨシの反。または、ツラヘシの反〔名語記〕。

(3)えびすが釣る魚であるところから、メデタイの義か〔和句解〕。

(4)三韓の方言から〔東雅〕。

(5)イタヒラ(痛平)の義〔日本語原学=林甕臣〕。

発音

〓〔鳥取・鹿児島方言〕テー〔埼玉方言〕

〓[タ]〓平安〓〓〓[タ]

上代特殊仮名遣い

(※青色は甲類に属し、赤色は乙類に属する。

辞書

字鏡・和名・色葉・名義・下学・和玉・文明・伊京・明応・天正・饅頭・黒本・易林・日葡・書言・ヘボン・言海

正式名称と詳細

表記

字鏡和名色葉名義下学和玉文明伊京明応天正饅頭黒本易林書言ヘボン言海

名義和玉

平魚名義書言

字鏡

紅魚書言




平成ニッポン生活便利帳
12か月のきまりごと歳時記 > 四月 《卯月》 > 【味わう】
見栄えのする姿、形、鮮やかな色合い、また、「めでたい」などの語呂合わせから祝いの席には欠かせない魚の王。なかでも産卵前の春の真鯛は「桜鯛」「花見鯛」と呼ばれ、脂がのった最も美味しい時期。天然真鯛は、必ず雄雌が一対で暮らし、片方が先に死んでも生き残った方は一生涯、別の相手を探すことはないと言われており、縁起物として昔からお祝いごとに用いられてきた。淡泊ながら風味豊かで、刺身やじゃぶしゃぶ、鯛めしはもちろん、焼き物や煮付け、フライに天ぷらと、どんな料理にしても美味。頭はかぶと焼きやかぶと煮に、中骨は潮汁に使うなど、余すことなく利用できるのも美味しい鯛ゆえ。そんな鯛も「鯛も一人はうまからず」と言われている。
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1. タイ(魚)画像
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2. たい[たひ]【鯛】
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つを)釣り釣りほこり〈虫麻呂歌集〉」*神楽歌・小前張〔9C後〕磯良崎「磯良が崎に 太比(タヒ)釣る海人の 太比(タヒ)釣る海人の」*十巻本和名類聚抄〔934頃
3. たい【鯛】[頭見出し]
故事俗信ことわざ大辞典
(たい)無(な)くば狗母魚(えそ)・(たい)の生(い)き腐(ぐさ)れ・(たい)の尾(お)より鰯(いわし)の頭(かしら)・(たい)の骨(ほね)には農具(の
4. たい【鯛】
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5. 鯛(たい)
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6. 鯛 【12か月のきまりごと歳時記】
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合わせから祝いの席には欠かせない魚の王。なかでも産卵前の春の真は「桜」「花見」と呼ばれ、脂がのった最も美味しい時期。天然真は、必ず雄雌が一対で暮らし、片
7. 鯛(〓
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8. 鯛(〓)画像
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きなり」という。魚骨の端のやわらかいところをいうとするが、その用例はみえない。は棘〓魚といわれ、骨やひれの強い魚である
9. たい【鯛】[方言]
日本方言大辞典
集(山口高等学校)1943たい のふくもどきたいと大根の汁。 福岡市877博多仁和加集(竹田秋樓)1914たい の孫まご三~五センチメートルのたい。 和歌山
10. たい【鯛】[標準語索引]
日本方言大辞典
干した虎魚おこぜやたい:の尾おだし春の暮れごろ行うたい:釣りの漁法いかり祝宴の後半に出る大きなたい:などの丸煮むしり細く小さいたい:の一種ちだい蝦でたい
11. タイ画像
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サクラダイ ムギワラダイ イキダイ シメダイ メヌケダイ 浮漁 尾頭付き 懸 百珍料理秘密箱 前の 前の魚 活屋敷 肴役所 夷∥恵比須 浮
12. たい‐あみ[たひ‥]【鯛網】
日本国語大辞典
〔名〕漁に用いる網の総称。特に、瀬戸内海の縛り網が有名。《季・春》*俳諧・末若葉〔1697〕魚「網や人の心の彌生山〈彫棠〉」*日本山海名産図会〔1799〕
13. 鯛網(たいあみ)
古事類苑
産業部 洋巻 第1巻 387ページ
14. 鯛生鉱山
日本大百科全書
大分県西部、日田市ひたし中津江なかつえ地区にある金山。変朽安山岩を母岩として数条の金鉱脈が走っている。1898年(明治31)発見され、翌年から採鉱、1925年(
15. たいぎょぎょう【鯛漁業】画像
国史大辞典
類に属する魚族のうちなんといってもその代表は真であろう。その形や色が美しくかつ美味であるために、古くからわが国で最も愛好された魚の一つであり、古文献に登場
16. 鯛車
日本大百科全書
られ、埼玉県鴻巣こうのす市の車、新潟県三条市の灯籠どうろう、滋賀県草津市のぴんぴん、鹿児島県霧島きりしま市隼人はやと町鹿児島神宮(国分八幡こくぶはちまん)
17. たい‐ぐるま[たひ‥]【鯛車】
日本国語大辞典
〔名〕小児のおもちゃ。はりこのに車をつけて、引くようにしたもの。タイ〓ルマ
18. たい‐ご【鯛子】
日本国語大辞典
〔名〕(1)魚、まだい(真)。《たいご》香川県829 (2)真の幼魚。《たいご》高知県016 (3)孵化(ふか)して一年目の。《たいご》香川県岩黒島829
19. 鯛五智網[図版]画像
国史大辞典
日本山海名産図会 (c)Yoshikawa kobunkan Inc. 
20. たい‐さし【鯛刺】
日本国語大辞典
〔名〕の刺身のこと。*古川ロッパ日記‐昭和一一年〔1936〕六月二七日「冷奴、さし、鴨ロースに、幕の内といふのだから相当食ふ」
21. たい‐しばりあみ[たひ‥]【鯛縛網】
日本国語大辞典
〔名〕の群れを包み込んで捕獲する巻き網の一種で、多く瀬戸内海で用いられる。《季・春》〓[リ] [0]
22. 鯛汁(たいじる)
古事類苑
飮食部 洋巻 第1巻 167ページ
23. 鯛鮓(たいずし)
古事類苑
飮食部 洋巻 第1巻 958ページ
24. たい‐せんべい[たひ‥]【鯛煎餠】
日本国語大辞典
〔名〕の肉をすりつぶして、小麦粉などにまぜての形に焼いた煎餠。房州地方の名産。日蓮ゆかりのノ浦のにあやかったもの。*大川端〔1911~12〕〈小山内薫〉
25. たい‐ちゃ[たひ‥]【鯛茶】
日本国語大辞典
〔名〕「たいちゃづけ(茶漬)」に同じ。〓[0]
26. たい‐ちゃづけ[たひ‥]【鯛茶漬】
日本国語大辞典
〔名〕の刺身に醤油、紫蘇(しそ)の実などを添え、熱い飯の上にのせ、茶をかけたもの。茶。*京阪食べある記〔1930〕〈松崎天民〉山と海に恵まれた神戸「小料理の
27. たい‐ちり[たひ‥]【鯛─】
日本国語大辞典
〔名〕の切り身を豆腐や野菜といっしょに鍋で煮て酢じょうゆなどをつけて食べる料理。*春泥〔1928〕〈久保田万太郎〉みぞれ・三「田代は、チリの、豆腐をすくひか
28. 鯛釣(たいつり)[玩具]
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29. たい‐つり[たひ‥]【鯛釣】
日本国語大辞典
〔名〕(1)を釣ること。*新浦島〔1895〕〈幸田露伴〉一「猶鰹魚釣り(タヒ)釣りを世渡る業となして生活(くら)しつ」(2)子どもの玩具の一つ。竹の弓に糸を
30. タイツリオウギ画像
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マメ科(APG分類:マメ科)の多年草。茎は高さ40~70センチメートル。葉は17~21枚の小葉からなる奇数羽状複葉で、小葉は長卵形、長さ1~2センチメートル、両
31. たいつり‐ぼし[たひつり‥]【鯛釣星】
日本国語大辞典
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32. たい‐とと[たひ‥]【鯛魚】
日本国語大辞典
〔名〕(「とと」は魚をいう小児語または女性語)(1)をいう語。*婦系図〔1907〕〈泉鏡花〉前・五「主公(だんな)様は大人しく魚(タヒトト)とおっしゃるもん
33. たい‐な【鯛縄】
日本国語大辞典
〔名〕(たい)を捕るために海底に張る、釣り針を付けた縄。《たいな》三重県北牟婁郡588 《てえなわ》千葉県夷隅郡054
34. 鯛(たい)無(な)くば狗母魚(えそ)
故事俗信ことわざ大辞典
我慢して低級品で補う。「狗母魚」は、エソ科の海水魚。食用とし、特に上質のかまぼこの材料にする。「狗母魚無くば」が転倒して伝えられたことば。〔日本俚諺大全(19
35. たいなむら【鯛名村】宮崎県:延岡市
日本歴史地名大系
有馬氏時代の延岡藩領内一八ヵ浦の一として名浦がある(正徳三年「御城并町在所々覚書」内藤家文書)。櫛津・名両村庄屋は元禄六年の冬、翌年春の幕府献上干を差出す
36. たい の 魚(いお)
日本国語大辞典
魚、たい()。《たいの魚》岐阜県飛騨502 広島県双三郡040 長崎県898 南高来郡905 《てのいお》宮崎県東諸県郡954 都城956 鹿児島県961
37. 鯛(たい)の生(い)き腐(ぐさ)れ
故事俗信ことわざ大辞典
外見だけ新鮮に見えること。鯖(さば)の生き腐り。〔宮城県史・二〇〕
38. 鯛潮煮(たいのうしおに)
古事類苑
飮食部 洋巻 第1巻 193ページ
39. 鯛ノ浦画像
日本大百科全書
の伝説があり、殺生禁断の地として餌えさが与えられてタイが多く生息するようになったといわれる。「の浦タイ生息地」として1936年(昭和11)国の天然記念物に指定
40. 鯛ノ浦
世界大百科事典
千葉県南部,鴨川市の旧天津小湊町の内浦湾の別名。妙ノ浦ともいう。水深は約30mで,タイの群生地(特天)である。日〓宗誕生寺
41. たい‐の‐うら[たひ‥]【鯛ノ浦】
日本国語大辞典
千葉県南東部、天津小湊町にある内浦湾の一海域。タイの群生地で、日蓮誕生のときに大きなタイが海上に飛びはねたという伝説から、タイの禁漁区となっている。特別天然記念
42. 鯛ノ浦[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
南房総国定公園に含まれる。写真中央は小弁天島、その奥が大弁天島。沖あいはタイの生息地として知られ、「の浦タイ生息地」として国指定特別天然記念物となっている。千
43. たいのうらきょうかい【鯛ノ浦教会】長崎県:南松浦郡/有川町/太之浦村
日本歴史地名大系
[現]有川町之浦郷 中野 カトリック教会。中野天主堂とも称される。江戸時代初期よりキリシタンの信仰がみられた地域で、寛政年間(一七八九―一八〇一)に大村藩領外
44. たい‐の‐え[たひのゑ]【鯛餌】
日本国語大辞典
[タ]言海【餌】言海
45. たい の 尾(お)より鰯(いわし)の頭(かしら)
日本国語大辞典
そのかしらとなることのほうがよいということ。鶏口となるも牛後となるなかれ。*俚言集覧〔1797頃〕「の尾より鰯の頭」
46. 鯛(たい)の尾(お)より鰯(いわし)の頭(かしら)
故事俗信ことわざ大辞典
も、小さな集団の指導者になるほうがよい。鶏口となるも牛後となる勿れ。 俚言集覧(1818頃)「の尾より鰯の頭」〔国民の品位(1878~91)〕
47. 鯛かき煎(たいのかきいり)
古事類苑
飮食部 洋巻 第1巻 223ページ
48. たいのはまむら【鯛浜村】徳島県:板野郡/北島町
日本歴史地名大系
[現]北島町浜 江尻村の南に位置し、東は中島浦・榎瀬村(現徳島市)、南は吉野川(現今切川)を挟み古川村(現同上)、西は高房村。ノ浜村とも記し、は水田内の井
49. たい の=浜焼(はまやき)[=浜蒸(はまむし)]
日本国語大辞典
を塩竈(しおがま)に入れて蒸し焼きにしたもの。浜辺で行なったのでその名がある。*俳諧・鷹筑波集〔1638〕二「桜川はやす手品のあしからん〈正平〉 あたたかにせ
50. 鯛(たい)の骨(ほね)には農具(のうぐ)一通(ひととおり)を備(そな)う
故事俗信ことわざ大辞典
の頭部の骨が鋤(すき)、鍬(くわ)、鎌(かま)の形に似ていること。 譬喩尽(1786)三「(タイ)の骨(ホネ)には農具(ノウグ)一通(ヒトトヲリ)を備(ソナ
「鯛」の情報だけではなく、「鯛」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
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ミミガイ科の巻貝のうち大型の3種マダカアワビ(マダカともいう)Nordotis madaka,メカイアワビ(メンガイ,メガイともいう)N.gigantea(=N.sieboldii),クロアワビ(オンガイ,オガイともいう)N.discus(英名
スズキ(日本大百科全書・世界大百科事典)
硬骨魚綱スズキ目スズキ科に属する海水魚。北海道から鹿児島、および台湾、朝鮮半島、中国などの沿岸に分布する。全長1メートルに達し、体は長く側扁する。体色は背側は青灰色で、腹側は銀白色である。若魚は背側や背びれに小黒点が散在するが、成魚では消える
オコゼ(国史大辞典・世界大百科事典)
硬鰭類に属する海魚で、古くは「ヲコジ」「ヲコシ」と呼んだ(『和名類聚抄』『新撰字鏡』など)。形はなはだ醜く、しかもとげに毒があってこれに刺されると長い間痛む。しかし味は美味で、これを山の神が非常に喜ぶという伝承が古くからある
金魚(国史大辞典・世界大百科事典)
原産地は中国大陸で、三~四世紀ごろ中国南部地方で野生のフナの中に紅色金色のものが発見されたのがはじまりである。飼育の始まったのは十世紀の後半からで、やがて十四~十六世紀ごろには陶製の大鉢や壺などを用いた盆養と称する飼育が盛んになった
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パンダ(世界大百科事典)
ジャイアントパンダとレッサーパンダの2種からなる食肉目パンダ科Ailuridaeの哺乳類の総称。レッサーパンダlesserpanda,Ailurusfulgensはネパール,シッキム,ミャンマー北部,中国中・南部に分布。体長51~64cm,尾長28~49cm,体重3~4.5kg。体毛は長く柔らかく
ライチョウ(日本大百科全書・世界大百科事典)
広義には鳥綱キジ目キジ科ライチョウ亜科に属する鳥の総称で、狭義にはそのうちの一種をさす。この亜科Tetraoninaeは7属16種からなる。短く頑丈な嘴(くちばし)と、先が丸い短い翼をもつ。尾は長くない。キジ目のほかの鳥とは、とくに足に違いがあり
サバ(日本大百科全書・世界大百科事典)
硬骨魚綱スズキ目サバ科サバ亜科のうちサバ族に属する海水魚の総称。世界の熱帯から温帯域内の沿岸部に分布するが、とくに西太平洋からインド洋海域に多産し、この海域ではもっとも重要な漁獲物である。サバ族は2属6種で、サバ属3種とグルクマ属の3種が知られている
イワシ(日本大百科全書・世界大百科事典)
硬骨魚綱ニシン目に属する海水魚のうち、マイワシ、ウルメイワシ、カタクチイワシの総称、またはこれらの近縁種を含めたものの総称。ときにはマイワシだけをさすこともある。これらの魚種は、一般に漁獲量も多く、日本の水産上重要な種類であるばかりでなく、魚をはじめ
アナゴ(日本大百科全書・世界大百科事典)
硬骨魚綱ウナギ目アナゴ科Congridaeに属する海水魚の総称。日本近海では北海道以南の各地に産する。体はほぼ円柱状で、尾部は多少側扁(そくへん)する。目はよく発達し、ときには非常に大きい。鱗(うろこ)はないが、側線はある。腹びれはなく、胸びれを欠く
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