1. 菖蒲湯画像
日本大百科全書
5月5日に入るという風習は江戸時代中期からで、それまでは別に日を決めてはいなかった。『東都歳時記』には、庶民も菖蒲湯を楽しんでいたようすが書かれている。山中 裕
2. しょうぶ‐ゆ[シャウブ‥]【菖蒲湯】
日本国語大辞典
菖蒲湯」*浮世草子・好色一代男〔1682〕一・三「女の隠し道具をかけ捨ながら
菖蒲湯(シャウブユ)をかかるよ
3. 菖蒲湯(しょうぶゆ)
古事類苑
歳時部 洋巻 第1巻 1172ページ
4. 菖蒲湯(しょうぶゆ) 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
5月5日の端午の節句に、邪気を祓い心身を清めるために、サトイモ科の多年草である菖蒲の根茎を入れて沸かした風呂。菖蒲はアヤメ科のハナショウブとは別。古くは薬草を摘
5. 菖蒲湯[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
端午たんごの節供せっくにショウブ(菖蒲)の根葉を刻んで風呂に入れたり、行水をする風習。これによって邪気を払い、病気にかからないといわれる。この風習が5月5日に定
6. そうぶ‐ゆ[サウブ‥]【菖蒲湯】
日本国語大辞典
〔名〕五月五日の端午の節供にショウブの葉を入れてわかした風呂。邪気を払い、疫病にかからないといわれる。そうぶの湯。しょうぶ湯。《季・夏》*俳諧・増山の井〔166
7. しょうぶゆ【菖蒲湯】[標準語索引]
日本方言大辞典
五月五日、しょうぶゆ:菖蒲湯へ招待するために子供が近所の親戚へ使いに行かされることゆつかい
8. しょうぶゆ【菖蒲湯】[標準語索引]
日本方言大辞典
五月五日、しょうぶゆ:菖蒲湯へ招待するために子供が近所の親戚へ使いに行かされることゆつかい
9. 菖蒲湯 (見出し語:湯)
古事類苑
歳時部 洋巻 第1巻 1172ページ
10. しょうぶゆ【菖蒲湯】
国史大辞典
⇒端午(たんご)
11. あやめ‐ゆかたびら【菖蒲湯帷子】
日本国語大辞典
〔名〕「あやめゆかた(菖蒲浴衣)」に同じ。*俳諧・毛吹草追加〔1647〕上「著長(きだけ)もや五尺の
菖蒲湯(カタビラ)〈貞盛〉」
12. 五月(ごがつ)節供(せっく)に菖蒲湯(しょうぶゆ)に入(はい)らないと蛇(へび)の子(こ)を生(う)む〈俗信・俗説〉
故事俗信ことわざ大辞典
〔福島県の俚諺(1932)〕
13. あと‐へん【足偏】
日本国語大辞典
しても跡へん、女御の御産を急ぐより外思案なし」*滑稽本・浮世風呂〔1809~13〕二・序「六日の菖蒲湯流行に後れ、残暑の桃湯蹟篇(アトヘン)なるべし」(ロ)後か
14. 江戸繁昌記 2 51ページ
東洋文庫
いう(量)菖蒲てんなんしょう科の常緑多年生草本。長剣状の葉は芳香がある。端午の節句に風呂に入れて菖蒲湯とする(柔)忍冬すいかずら科の半常緑藤本。葉は楕円形。全株
15. 絵本江戸風俗往来 25ページ
東洋文庫
このおひねり正月元日より七草まで、その他は十四日・十五日・十六日・二十日の四日なり。(五月五日菖蒲湯、六月暑中桃湯、十月冬至柚湯、皆おひねりなり) 因にいう、
16. 絵本江戸風俗往来 26ページ
東洋文庫
その他の右記の日は湯銭として十二文を白紙に包んで出す。これをおひねりといった。五月四・五日の菖蒲湯・六月の桃湯も同様。文久三年以後これも十六文に値上げ。なお、正
17. 沖縄童謡集 71ページ
東洋文庫
つけ、菖蒲の葉茎を短冊型に切って浮べ、かすかな芳香をたてる。それをあまがすと云ふ。綜、 柏餅、菖蒲湯の風俗はないが、矢張りあやめの節句らしい。(中頭島尻)七七
18. 女の家
世界大百科事典
きこもり)〉などと呼び,女がいばり畳半畳が女の所有になるという地方もある。群馬では,宵節供の菖蒲湯(しようぶゆ)は女が先に入るとか,食事は男が用意するという所も
19. おんな の 隠(かく)し道具(どうぐ)
日本国語大辞典
ゆもじ。*浮世草子・好色一代男〔1682〕一・三「女の隠(カク)し道具(タウグ)を掛け捨てながら、菖蒲湯をかかるよしして」
20. かくし‐どうぐ[‥ダウグ]【隠道具】
日本国語大辞典
*浮世草子・好色一代男〔1682〕一・三「笹屋嶋の帷子、女の隠(カク)し道具(タウグ)を、かけ捨ながら菖蒲湯を、かかるよしして」
21. き‐たけ【着丈】
日本国語大辞典
えりからすそまでの着物の長さ。ついたけ。*俳諧・毛吹草追加〔1647〕上「着長(キダケ)もや五尺の
菖蒲湯(ゆかたびら)〈貞盛〉」*俳諧
22. 近世俳句集 311ページ
日本古典文学全集
乳のあたり(白雄句集)五月五日の節句に、菖蒲湯に入ると、湯の動きが静まるとともに自然に菖蒲が胸もとの乳のあたりにただよってきた、の意。一年に一度の菖蒲湯のもの珍
23. 薬湯
世界大百科事典
か,胃弱にきくとか称したのだが,なかには染料を投じただけのいかさま薬湯もあった。端午の節句の菖蒲湯(しようぶゆ)も冬至の日の柚子湯(ゆずゆ)も薬湯の一種と解して
24. 好色一代男(井原西鶴集) 27ページ
日本古典文学全集
見越の柳しげりて、木の下闇の夕間暮、みぎりにしのべ竹の人除に、笹屋縞の帷子、女の隠し道具をかけ捨てながら、菖蒲湯をかかるよしして、中居ぐらゐの女房、「我より外に
25. ごがつ【五月】[頭見出し]
故事俗信ことわざ大辞典
がつ)節供(せっく)に内(うち)の畦(あぜ)を渡(わた)るな・五月(ごがつ)節供(せっく)に菖蒲湯(しょうぶゆ)に入(はい)らないと蛇(へび)の子(こ)を生(う
26. しゃう-ぶ【菖蒲】
全文全訳古語辞典
い花をつける。香気があり、邪気を払うものとして、陰暦五月五日の端午の節句には、軒に挿したり、菖蒲湯を作ったりした。江戸時代には「尚武(=武ヲ尚ブ)」にかけて、男
27. ショウブ画像
日本大百科全書
山姥やまうばに追われた人がショウブの生えている所に逃げ込んで助かった話とか、蛇の子を宿した女性が菖蒲湯につかって堕胎おろしたなどという「蛇婿入り」の話もあり、や
28. ショウブ画像
世界大百科事典
ふいて魔よけのまじないとした。このほか,ショウブをまくらの下に敷いて寝たり,ふろや酒に入れて菖蒲湯や菖蒲酒にした。また貴族の間では,菖蒲蘰や菖蒲冑をつけ,腰には
29. しょう‐ぶ[シャウ‥]【菖蒲】画像
日本国語大辞典
形の花穂をつける。花序の基部に長い苞葉がある。邪気を払い疫病を除くということから端午の節供に菖蒲湯の風習がある。香水をつくり根は健胃薬に用いる。アヤメ科のハナシ
30. 菖蒲(しょうぶ) 【12か月のきまりごと歳時記】画像
生活便利帳
5月5日の端午の節句に、軒先に葺いたり菖蒲湯にしたりする植物。初夏に紫や白い花を咲かせ、花茎の先に黄色い筋があるのが特徴。香りが邪気を祓うとされ、「尚武」「勝負
31. しょうぶ の 湯(ゆ)
日本国語大辞典
「しょうぶゆ(菖蒲湯)」に同じ。*御湯殿上日記‐永祿四年〔1561〕五月五日「しやうふの御ゆまいる」
32. しょうぶ‐ぶろ[シャウブ‥]【菖蒲風呂】
日本国語大辞典
〔名〕「しょうぶゆ(
菖蒲湯)」に同じ。ショーブブロ
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33. 銭湯
世界大百科事典
果たすようになった。式亭三馬の《浮世風呂》など銭湯を舞台とする小説が書かれたゆえんである。5月5日の菖蒲湯(しようぶゆ),冬至の柚子湯(ゆずゆ)などはいまも行わ
34. ぜんみょうじむら【善妙寺村】京都市:右京区地図
日本歴史地名大系
故ニ名ク」(扶桑京華志)とある菖蒲谷産の菖蒲は、毎年五月五日に禁裏の菖蒲湯に献上された(御湯殿上日記)。その菖蒲谷の地名は寛喜二年の神護寺の四至
35. そうぶ の 湯(ゆ)
日本国語大辞典
「そうぶゆ(菖蒲湯)」に同じ。*後水尾院当時年中行事〔1681〕上「けふはさうぶの御湯参る」
36. 端午画像
世界大百科事典
ったと考えられる辟邪の風俗である。朱書の辟邪文を書いた天中赤符(端午符)を門に貼りつけたり,菖蒲湯で髪を洗い,女子は菖蒲の簪(かんざし)を頭に挿す。艾の葉を混ぜ
37. たんご【端午】
国史大辞典
行事が、菖蒲湯・菖蒲枕・菖蒲酒などとともに季節を彩る風物詩として定着した。菖蒲枕はすでに平安時代に見られる。禅家では菖蒲茶を飲むことも行われたという。菖蒲の葉や
38. 端午の節句(たんごのせっく) 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
この頃は高温多湿で伝染病や害虫に悩まされる時期だったことから、薬草とされる菖蒲を軒先に飾ったり、菖蒲湯に浸かったり、菖蒲酒を飲むなど邪気や疫病を祓う風習が古くか
39. 朝鮮歳時記 103ページ
東洋文庫
* 『風俗通』 『風俗通義』の略称で、中国後漢の応勧の著作。菖蒲湯・菖 男女や子どもたちは、菖蒲湯をつくって顔を洗う。そして紅緑の晴着を着る。
40. 朝鮮歳時記 208ページ
東洋文庫
多 く輩出しているo菖蒲浴 端午の日に、未婚の男女は、菖蒲を採ってきて菖蒲湯をつくり、それで髪を 洗い、沐浴をする。またその根の
41. 東京年中行事 1 240ページ
東洋文庫
藤、牡丹見。▲四月よりこの月へかけて目黒の筍飯。▲ぼつくと金魚売出る。四 日 今明両日、市中菖蒲湯立つ。 △今明両日、日本橋東万河岸小網神社祭。
42. 東京年中行事 1 251ページ
東洋文庫
将軍家の姻戚よりは綜を献上する。するとお目見え以上の者へは柏餅を賜わり、その他お台所ではこの日に菖蒲湯が立ったものである。 そして将軍家にて嗣子の誕生があった際
43. 東京年中行事 1 253ページ
東洋文庫
屋根に投げ上げて置く習慣ある所あれど、現時東京にてはほとんどこの習慣を眼にせぬ。 江戸時代には菖蒲湯と言って、菖蒲を浴湯の中に入れて五日、六日の両日に入浴したも
44. 東京年中行事 1 255ページ
東洋文庫
紫 人据風呂に束ねしま』の菖蒲哉 雨 六菖蒲湯や月代剃りし男ぶり 北 斉蘭湯に浴して向ふ鏡かな 真名文菖蒲湯や束がほどけて面白き
45. 東都歳事記 2 48ページ
東洋文庫
日○諸人菖蒲湯に浴す。○今日婦女子の佳節と稻して、遊楽を事とすれども、未その擦るところを知らず。○當月は午の月なれば、午の日又は廿二日、所々稻荷祭あり。○麻布廣
46. 東都歳事記 3 29ページ
東洋文庫
I-38,48,124聖徳太子参 I-197菖蒲打 II-44菖蒲湯 II噛48成誉大玄和尚 II-23
47. 風呂
世界大百科事典
また年中行事や祭と入浴の関連も深く,こうした〈物日〉にはかならず風呂をたてる習わしも一般的である。五月節句の菖蒲湯(しようぶゆ),冬至の柚湯(ゆずゆ),土用丑の
48. ふろ【風呂】画像
国史大辞典
入浴順序も男女や長幼などで一定の決まりがあり、残りの風呂水は肥料として使用した。また五月節供の菖蒲湯や冬至の柚子湯など特定の日に薬湯に入る風習も広くみられる。→
49. 梵雲庵雑話 80ページ
東洋文庫
五月の節句には軒に菖蒲を下げる。それは私の考えでは、古代建築の草葺ぎの名残りだと思う。菖蒲湯は今もある通りで、柏餅は代地の松林堂へ誂えた。やはり之れも今と
50. まよけ【魔よけ】
国史大辞典
この形代(かたしろ)に移して水に流し棄てる魔よけで、『延喜式』に記載されている。そのほかに端午の節句の菖蒲湯、六月晦日の夏越祓(なごしのはらえ)として知られる茅