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  11. 大般若経

大般若経

ジャパンナレッジで閲覧できる『大般若経』の日本大百科全書・国史大辞典のサンプルページ

日本大百科全書(ニッポニカ)

大般若経
だいはんにゃきょう

仏教経典。『大般若波羅蜜多 (はらみった)経』の略称。全600巻。中国、唐の玄奘三蔵 (げんじょうさんぞう)訳。サンスクリット名はマハープラジュニャーパーラミター・スートラMahāprajñāpāramitā-sūtra。この経は、紀元1世紀ごろから個々に成立した般若部の諸経典を集大成した一大叢書 (そうしょ)。この経は16部に分かれ、八十余科の名数をあげて、般若波羅蜜、諸法皆空 (かいくう)などを明らかにした般若経典集。したがって、この経には、『大品 (だいぼん)般若経』『小品般若経』『文殊 (もんじゅ)般若経』『金剛 (こんごう)般若経』などの諸経典が含まれている。この『大般若経』には、般若経の読誦 (どくじゅ)、書写、思索などによる諸功徳 (くどく)が説かれていることから、除災招福、鎮護国家などに有益であるとされた。ことにわが国においては、703年(大宝3)文武 (もんむ)天皇のとき『大般若経』の転読(経題や経の初中終の数行の略読を繰り返すこと)が行われたことが『続日本紀 (しょくにほんぎ)』にみられる。それ以後、わが国では宗派の別なく勅命によりこの転読が行われ、現在でも行われている。

[坂部 明]



国史大辞典

大般若経
だいはんにゃぎょう
『大般若波羅蜜多経』(サンスクリットMahāprajñāpāramitāsūtra)の略称。唐の玄奘訳、六百巻。西暦紀元一世紀ころから般若経典と名づけられるものが個別的に幾つも作成されたが、それらを集大成して、上の標題を付したものである。したがって、大品般若(鳩摩羅什(くまらじゅう)訳の『摩訶般若波羅蜜経』二十七巻)、小品般若(後漢の支婁迦讖(しるかせん)訳『道行般若経』十巻など)、『金剛般若波羅蜜経』、『理趣経』に相当するものを含んでいる。『(大正新修)大蔵経』五―七所収。思想的には大乗仏教のうちで最も初期のものであるが、『大般若経』は尨大であるため昔は文献学的に研究されることもなく、わが国では儀式用として転読が行われた。一九〇二―一四年にインドのカルカッタでプラターパチャンドラ=ゴーシャPratāpacandra Gho〓aによりサンスクリット原本の一部分が刊行されてから、研究が少しずつなされるようになった。最初のものとしては渡辺海旭「大般若経概観」(『壺月全集』上所収)があり、続いて椎尾弁匡『仏教経典概説』(新版は『椎尾弁匡選集』三所収)がこれに次ぎ、大東出版社の『国訳一切経』印度撰述部の中で、椎尾弁匡がはじめて国訳している。『大般若経』の成立史としては、梶芳光運『原始般若経の研究』が存する。
(中村 元)
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検索ヒット数 2343
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検索コンテンツ
1. 『大般若経』
日本史年表
11・15 長屋王、文武天皇のために 『大般若経』(和銅経) を書写(奥書)。 737年〈天平9 丁丑〉 3・3 国ごとに釈迦仏1体・挾侍菩薩2体を造らせ、 『
2. 大般若経
日本大百科全書
『小品般若経』『文殊もんじゅ般若経』『金剛こんごう般若経』などの諸経典が含まれている。この『大般若経』には、般若経の読誦どくじゅ、書写、思索などによる諸功徳くど
3. 大般若経
世界大百科事典
→般若経
4. だいはんにゃ‐きょう[‥キャウ]【大般若経】
日本国語大辞典
〓大般若経〓」*俳諧・竹馬狂吟集〔149
5. 大般若經(だいはんにゃきょう)
古事類苑
宗教部 洋巻 第1巻 256ページ
6. 大般若経[イミダス編 文化・スポーツ]
イミダス 2018
略読する「転読」が宗派を問わず行われた。2011年2月1日、奈良市の薬師寺が、奈良時代に書写された大般若経47巻が見つかったと発表した。鎌倉時代に興福寺の僧、永
7. だいはんにゃぎょう【大般若経】
国史大辞典
含んでいる。『(大正新修)大蔵経』五―七所収。思想的には大乗仏教のうちで最も初期のものであるが、『大般若経』は尨大であるため昔は文献学的に研究されることもなく、
8. 【大般若経(經)】だいはんにゃきょう(きゃう)
新選漢和辞典Web版
書名。六百巻。唐の玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)が訳した仏教の経文。
9. だいはんにゃきょう【大般若経】[標準語索引]
日本方言大辞典
悪病よけのために、僧侶にだいはんにゃきょう:大般若経を読んでもらうことおひもとき
10. 大般若經轉讀 (見出し語:大般若經)
古事類苑
宗教部 洋巻 第2巻 104ページ
11. 於熱田神社養大般若經願文 (見出し語:大般若經)
古事類苑
神祇部 洋巻 第4巻 336ページ
12. だいはんにゃきょう‐え[ダイハンニャキャウヱ]【大般若経会】
日本国語大辞典
〔名〕大般若経を転読する法会(ほうえ)。奈良時代以来、国家鎮護のために、東大寺、大安寺、薬師寺、元興寺、興福寺などをはじめ、顕密諸宗の寺々でさかんに行なわれた。
13. だいはんにゃきょうおんぎ【大般若経音義】
国史大辞典
唐の玄応に『大般若経音義』があったというが伝わらない(同経の異訳『摩訶般若波羅蜜経』についてはその音義が『玄応一切経音義』巻第三に所収)。唐の慧琳の『一切経音義
14. 大般若経音義(著作ID:1067078)
新日本古典籍データベース
だいはんにゃきょうおんぎ 音韻 
15. 大般若経開題(著作ID:3331780)
新日本古典籍データベース
だいはんにゃきょうかいだい 空海(くうかい) 仏教 
16. 大般若経校異(著作ID:3331928)
新日本古典籍データベース
だいはんにゃきょうこうい 般若経校異 般若校異 草山祖芳(そうさんそほう) 編 仏教 寛政四刊
17. 大般若経得験伝(著作ID:3332078)
新日本古典籍データベース
だいはんにゃきょうとっけんでん 大般若得験伝 大雲(たいうん) 仏教 
18. 大般若経略音義(著作ID:452186)
新日本古典籍データベース
だいはんにゃきょうりゃくおんぎ 音韻 
19. 大般若経六百巻寄附連名記(著作ID:4384528)
新日本古典籍データベース
だいはんにゃきょうろっぴゃくかんきふれんめいき 
20. 大般若法則(著作ID:358361)
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だいはんにゃほっそく 大般若経法則 仏教 
21. 甲州成田不動尊前寄附大般若経勧化縁起(著作ID:4407910)
新日本古典籍データベース
こうしゅうなりたふどうそんぜんきふだいはんにゃきょうかんげえんぎ 仏教 
22. 繕写大般若経縁簿序(著作ID:4377421)
新日本古典籍データベース
ぜんしゃだいはんにゃきょうえんぼのじょ 仏教 
23. 転読大般若経法則(著作ID:4405156)
新日本古典籍データベース
てんどくだいはんにゃきょうほっそく 仏教 
24. 俊乗房参宮記(著作ID:228080)
新日本古典籍データベース
俊乗坊伊勢参宮記 俊乗坊重源聖人参宮記 俊乗坊重源参宮記 東大寺俊乗坊伊勢参宮記 文治二年神宮大般若経転読記 慶俊(けいしゅん) 記録 
25. げんじょう【玄奘】(Xuánzàng)
世界人名大辞典
それらの経論に基づいて,高弟の基(き)を中心に法相唯識宗を形成した.般若経典の中でも最大の《大般若経, 600巻》をすべて訳出し,説一切有部の経論も翻訳した.王
26. ごじょう【沙悟浄】(Shā Wùjìng)
世界人名大辞典
現れる.深沙神王は,唐三蔵の前世にその取経を何度も妨げたが,のち毘沙門天の加護を得た唐三蔵の大般若経将来を助けたことから,仏画にも描かれるにいたった.宋代の《大
27. じんぼう【神昉】(Shénfǎng)
世界人名大辞典
が開始されると弘福寺(現,陝西西安)に召されて証義となり,《大毘婆沙論》の翻訳では筆受を,《大般若経》の翻訳では綴文を務めた.〖主著〗 十輪経疏.
28. あいおいちょう【相生町】徳島県:那賀郡
日本歴史地名大系
一部が当町域に比定される。延野の郷名は当町鮎川にある大宮八幡神社に伝来する大般若経巻六〇〇の奥書にみえる。この大般若経は永和四年(一三七八)から応永六年(一三九
29. あいかわむら【鮎川村】徳島県:那賀郡/相生町
日本歴史地名大系
闔境共祀有大般若経六百巻、応永三十一年藤原平則所納」とある。寛保改神社帳には「弓矢八幡宮」とあり、別当は延野村萬福寺、宮坊は当村の山伏福寿院。大宮は現在大宮八幡
30. あいだむら【相田村】新潟県:三島郡/出雲崎町
日本歴史地名大系
)。永禄六年(一五六三)七月一八日の上杉輝虎願文写がある。毎年四月八日と一〇月八日に行われる大般若経読誦には五香湯の施しがあり、刈羽・古志・西蒲原・南蒲原地方か
31. あいづとうでらはちまんぐうながちょう【会津塔寺八幡宮長帳】
国史大辞典
。南北朝時代観応元年(一三五〇)から江戸時代寛永十二年(一六三五)迄、約三百年間の年々正月『大般若経』転読の巻数を記した料紙を続き合わせたもの。その裏書には時々
32. あうちむら【阿内村】群馬県:前橋市
日本歴史地名大系
[現]前橋市亀里町・下川町 東は寺家村、北は矢島村、西は横手村。永和三年(一三七七)一月二八日の年紀をもつ大般若経(杉本坊師岡秀鎮氏蔵)巻四五〇の奥書に「上州群
33. あおうだむら【粟生田村】埼玉県:坂戸市地図
日本歴史地名大系
寺年譜)。粟生田直村は当地の在地領主であろうか。応永三年(一三九六)一〇月一八日に頓写された大般若経巻二三八(栃木県日光市輪王寺蔵)の奥書に「武州入西郡粟生田上
34. あおたむら【青田村】山形県:山形市/旧南村山郡地区
日本歴史地名大系
瀧山北西麓の平地に立地。北境を瀧山川が西流する。岩波石行寺蔵の文和二年(一三五三)三月九日書写の大般若経の奥書に「下大山庄粟生田郷若松正法房百巻料
35. あおむら【粟生村】大阪府:箕面市地図
日本歴史地名大系
彼らは村内社寺の恒例神事仏事を通してその結合を維持強化したが、そのおもだったものに粟生天王社の正月七日大般若経(応永一六年三月一四日一阿弥陀仏新開田地売券)、切
36. あおむら【阿保村】三重県:名賀郡/青山町
日本歴史地名大系
初年廃寺となる。その際いわゆる虫喰鐘は大村神社に、本尊十一面観音像(国指定重要文化財)や写本大般若経六〇〇巻などは寺脇の宝厳寺に移された。藤堂高虎が入国した慶長
37. 青山(三重県)
日本大百科全書
オの生息地。国指定重要文化財として、大村神社宝殿、宝厳寺ほうごんじの十一面観音立像、常楽寺の大般若経がある。伊藤達雄
38. あおやまむら【青山村】滋賀県:愛知郡/愛東町
日本歴史地名大系
菅原神社ともよばれた日吉神社があり、文治二年(一一八六)から江戸時代にかけてのものが混在する大般若経や、応永一一年(一四〇四)一一月・嘉吉三年(一四四三)三月の
39. あかおむら【赤尾村】埼玉県:坂戸市地図
日本歴史地名大系
同上)の村々のうちに「みなみあかをのむら」がある。現越生町最勝寺旧蔵の応永三年(一三九六)の大般若経奥書に「赤尾阿弥陀堂海禅」とある(武蔵史料銘記集)。戦国期に
40. あかがわはいじあと【赤川廃寺跡】大阪府:大阪市/旭区/赤川村地図
日本歴史地名大系
寺は天台宗で大金剛院と称し、俗に赤川寺ともよばれたという(東成郡誌)。現在兵庫県川西市満願寺に残る大般若経六〇〇巻は、第一巻追奥書により、元仁二年(一二二五)か
41. あかがわむら【赤川村】大阪府:大阪市/旭区地図
日本歴史地名大系
。「摂津志」にも記すように平安時代以降榎並庄に含まれたと考えられ、満願寺(兵庫県川西市)所蔵大般若経巻五二の嘉禄元年(一二二五)の奥書に「榎並赤河村書写執筆覚賢
42. あがたむら【阿形村】三重県:松阪市
日本歴史地名大系
、「神宮雑例集」「神鳳鈔」に英太神田・英太御厨の記載がみられる。南北朝期のものとされる玉田寺大般若経(多気郡多気町光徳寺蔵)の奥書に「英太」がみえる。文禄検地帳
43. あがなごう【吾那郷】埼玉県:飯能市
日本歴史地名大系
一〇月の年紀がある石龕扉に、「武州秩父吾那瑞岩禅寺」という銘文があり、東京都青梅市安楽寺蔵の大般若経巻第五四一には、貞治二年(一三六三)九月一六日の年紀と「於武
44. あがわむら【阿川村】徳島県:名西郡/神山町
日本歴史地名大系
行基が創建し、明暦三年(一六五七)に良什によって再興されたという(阿波志)。勧善寺が所蔵する大般若経(県指定文化財)は六〇〇巻のうち五六四巻が現存する。奥書から
45. あきづきのしょう【秋月庄】徳島県:阿波郡
日本歴史地名大系
応永一九年八月一八日京都北野社で行われた一切経供養の経典(大報恩寺蔵)の奥書に「阿波国秋月庄住良蜜」(「大般若経」巻三九三―巻三九九)、「于時応永十九年四月十二
46. あきづきはちまんぐう【秋月八幡宮】徳島県:阿波郡/市場町/八幡町
日本歴史地名大系
勧請したことに始まるものと考えられる。応永一九年八月一八日に京都北野社で一切経供養が行われたが、その大般若経によれば「阿波国秋月庄八幡宮」の住僧良蜜(良密)が書
47. あきよしはちまんぐう【秋吉八幡宮】山口県:美祢郡/秋芳町/秋吉村
日本歴史地名大系
社坊に真言宗正福寺があった。「注進案」によれば、康永四年(一三四五)住持禅祐の勧進により、了性尼が六〇〇巻の大般若経を寄進したという。了性尼は長門守護職厚東武時
48. あくなみじんじゃ【飽波神社】奈良県:生駒郡/安堵村/東安堵村・西安堵村
日本歴史地名大系
が行幸した飽波宮(続日本紀)に比定している。南東の極楽寺が神宮寺として勤仕し、同寺蔵藤原期の大般若経は当社へ奉納されたものである。本殿は一間社春日造・銅板葺で、
49. あぐいごう【英比郷】愛知県:知多郡/阿久比町
日本歴史地名大系
神宮祠官供僧等申状(京都御所東山御文庫記録)によれば、建武年中(一三三四―三八)に足利尊氏が大般若経料所として寄進したことに起因するという。以後分割された当郷は
50. あぐはらごう【阿久原郷】埼玉県:児玉郡/神泉村
日本歴史地名大系
塩船観音寺(東京都青梅市)の永徳三年(一三八三)六月三日の年紀をもつ大般若経巻第四三一奥書や同年七月一三日の年紀をもつ大般若経巻第四四七奥書に、「児玉郡阿久原」
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