1. あすか‐ぶんか【飛鳥文化】
デジタル大辞泉
飛鳥時代、推古朝を中心に栄えた日本最初の仏教文化。法隆寺などの建物・文化財などから、朝鮮を経由して伝えられた中国六朝(りくちょう)文化の影響が強くみられ、西域文 ...
2. あすか‐ぶんか[‥ブンクヮ]【飛鳥文化】
日本国語大辞典
〔名〕飛鳥時代の文化。ただし多くは、その後半期を白鳳文化(はくほうぶんか)と呼んで区別する。主に六世紀末から七世紀前半の、大化改新前の国家形成の気運を背景に、仏 ...
3. あすかぶんか【飛鳥文化】
国史大辞典
品物が豊富におさめられていたことは、古墳文化と飛鳥文化との結びつきと、また古墳文化から飛鳥文化への展開とを物語っているのではなかろうか。飛鳥文化における仏教は、 ...
5. あすかぶんか【飛鳥文化】 : 飛鳥文化/〔飛鳥文化の主内容〕
国史大辞典
品物が豊富におさめられていたことは、古墳文化と飛鳥文化との結びつきと、また古墳文化から飛鳥文化への展開とを物語っているのではなかろうか。飛鳥文化における仏教は、 ...
6. あすかぶんか【飛鳥文化】 : 飛鳥文化/〔東アジア史の中での飛鳥文化〕
国史大辞典
〔東アジア史の中での飛鳥文化〕 すでに五世紀末から、百済は高句麗の南進におされて後退を続け、六世紀前半までに都を慰礼から熊津に、さらに泗 ...
7. 明日香[村]
世界大百科事典
奈良盆地南東部に位置し,飛鳥川,高取川流域の平野部と標高600m前後の竜門山地からなる。古代飛鳥文化の中心地であり,史跡,古墳,文化財が多い。1970年ころから ...
8. 飛鳥
日本大百科全書
加えていう場合もある。周辺には渡来人も多く住み、この地で創出された6世紀末から7世紀中葉過ぎまでの文化を
飛鳥文化という。門脇
二
...9. あすか【飛鳥】
国史大辞典
ここで氏姓制から律令制への政治の転換が行われ、古代国家の体制が形成され、仏教文化を中心とする飛鳥文化が興隆して、飛鳥寺・川原寺・山田寺・橘寺・大官大寺など多くの ...
10. あすか【飛鳥】奈良県:高市郡/明日香村
日本歴史地名大系
人が居住した。蘇我馬子が飛鳥衣縫造の祖、樹葉の家を壊ち初めて法興寺(飛鳥寺)を造り、ようやく飛鳥文化の最盛期を現出することになる。また「延喜式」出雲国造神賀詞の ...
11. 飛鳥時代
日本大百科全書
推古(すいこ)朝を中心とする文化を飛鳥文化、天武(てんむ)・持統(じとう)朝を中心とするそれを白鳳(はくほう)文化とよんで区別するのが一般である。黛 弘道飛鳥文 ...
12. 飛鳥時代
世界大百科事典
る都城の急速な拡大である。 文化 文化については,まず前期の推古朝を中心とする文化は飛鳥文化と呼ぶ。飛鳥文化は仏教文化であるとともに,中国南北朝の文化が朝鮮三国 ...
13. あすかじだい【飛鳥時代】
国史大辞典
ばれ、政界の安定にも助けられて、主として飛鳥を中心とする豪族のあいだにひろがった。その文化を飛鳥文化というが、中心は仏教で、六世紀末には飛鳥寺が建立され、七世紀 ...
14. がいかん【概観】 : 飛鳥時代
国史大辞典
ばれ、政界の安定にも助けられて、主として飛鳥を中心とする豪族のあいだにひろがった。その文化を飛鳥文化というが、中心は仏教で、六世紀末には飛鳥寺が建立され、七世紀 ...
15. 帰化人
世界大百科事典
もって古い帰化人を圧倒し,蘇我氏の時代から大化改新の前後にかけて,中央集権的な国家制度の発達と貴族的な飛鳥文化の展開のために目覚ましい活躍をした。初期仏教史上に ...
16. きかじん【帰化人】
国史大辞典
蘇我氏全盛時代から七世紀半ばの大化改新の前後にかけて、中央集権的な国家制度の進展と最初の貴族的文化である飛鳥文化の展開のために大きな役割を果たした。その代表的な ...
17. ごせし【御所市】奈良県
日本歴史地名大系
曾我川との間に巨勢丘陵がある。市内には「古事記」「日本書紀」「万葉集」記載の古代地名が多い。葛城は飛鳥文化以前の古代史の舞台として、三輪王朝と対照的に注視される ...
18. 推古天皇
世界大百科事典
七条憲法の作成,遣隋使の派遣,天皇記,国記以下の国史の編纂などの注目すべき政策が行われ,また飛鳥文化と呼ばれる仏教的色彩の濃い高度な貴族文化が,この時期から大和 ...
19. すいこてんのう【推古天皇】
国史大辞典
二八年三月七日皇嗣を定めぬまま七十五歳で世を去った(月日は『日本書紀』による)。推古朝は法隆寺に象徴される飛鳥文化の最盛期であった。 (黛 弘道) 磯長山田陵( ...
20. 中宮寺
世界大百科事典
像高87.9cm,流麗優美な木造の半跏思惟(はんかしい)像で,《天寿国繡帳》(国宝)とともに飛鳥文化を代表する遺品である。中井 真孝 中宮尼寺 斑鳩御所 中宮( ...
21. 朝鮮
世界大百科事典
日本にはじめて仏教や儒教,漢字や医学,薬学,易学,暦学などを伝えたが,彼らは日本の古代国家や飛鳥文化の形成に大きな役割を果たした。しかし,隋との厳しい対決を強い ...
22. てんぴょうぶんか【天平文化】
国史大辞典
主とした、大体奈良に帝都の置かれていた時代の文化をいい、その最盛期であった時期の年号天平を冠して飛鳥文化・白鳳文化と区別する。ただし、後述のように、造形美術の分 ...
23. 日本におけるおもな時代区分
日本大百科全書
朝(661~671)あるいは平城京遷都(710)にまで下げる説もある。古墳文化に続くのがこの飛鳥文化の時代で、元来は美術史上の区分である。奈良時代* 元明(げん ...
24. はくほうぶんか【白鳳文化】
国史大辞典
飛鳥文化と天平文化との中間に位置する時期の文化。もっぱら美術史の様式上の特色に基づいて立てられた時代区分によるものであるが、飛鳥様式の代表とされていた法隆寺西 ...
25. ひがしあじあしのなかでのてんぴょうぶんか【東アジア史のなかでの天平文化】 : 天平文化
国史大辞典
〔東アジア史のなかでの天平文化〕 飛鳥文化・白鳳文化にひき続き天平文化にあっても、東アジア諸国との国際関係に由来するところが大きかった。第一は、唐との交通であ ...
26. ひがしあじあのなかでのはくほうぶんか【東アジアのなかでの白鳳文化】 : 白鳳文化
国史大辞典
〔東アジアのなかでの白鳳文化〕 飛鳥時代にひき続き、大陸から伝来した文化が白鳳文化形成の推進力となっている。飛鳥文化が朝鮮半島の百済・高句麗などから伝来した文 ...
27. 藤ノ木古墳 1[別刷図版]
国史大辞典
不明。遺体は金銅製のボタン状製品と房(撚紐)で飾られた絹織物(掛け布)で覆われていたらしい。飛鳥文化の先駆けとしての6世紀の斑鳩の、大和の、日本列島の国際性を凝 ...
28. やまとのあやうじ【東漢氏】
国史大辞典
多く配下に従えた東漢系諸氏は、主として飛鳥を中心とする地域に展開し、蘇我氏の爪牙となり、仏法の興隆と飛鳥文化の開花のために活躍したが、大化改新による蘇我氏権力打 ...
29. 大和国
日本大百科全書
中心として発展したが、朝鮮半島を経て中国の文化や仏教を受容(538)して以来、その基礎を固め、飛鳥文化を現出し、飛鳥寺、法隆寺など多くの寺院も建造された。その後 ...
30. れきし【歴史】 : 帰化人
国史大辞典
蘇我氏全盛時代から七世紀半ばの大化改新の前後にかけて、中央集権的な国家制度の進展と最初の貴族的文化である飛鳥文化の展開のために大きな役割を果たした。その代表的な ...