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四角号碼について
画数の右横に四角号碼の数字を掲げた。
四角号碼の検字法について
四角号碼は、方形の漢字の四隅に、その形によってナンバーをつけ、4けたの数字で示す検字法で、部首や画数によらず、形で引く検字法である。大部な叢書や辞書・辞典の類の索引に、この四角号碼を用いるものが多く、慣れると簡便であり、中国の文献を利用するときに便宜が多い。もと商務印書館の王雲五氏によって創案されたもので、以下はその第二次改訂の検字法による。
筆画を10種とし、それぞれ番号をつける。1,2,3は単筆、0,4,5,6,7,8,9は、二筆以上の複筆、複筆のものは分解せず、その形のまま扱う。
号碼
筆名
筆形
挙列
説 明
0
頭
いわゆるなべぶたの形
1
横
横の線、横のかぎ
2
垂
垂れ、左かぎ(左下に垂れ)
3
点
点、磔(右斜めに引く)
4
叉
両筆交叉
5
挿
垂線上に、二筆以上が通る
6
方
四角の形
7
角
角のある形、矩形
8
八
八の形、その変形
9
小
小の形、その変形
毎字、四角の筆を、1左上、2右上、3左下、4右下の順にとる。
四角の筆形と順序によって、次のようにナンバーがえられる。
字の上部、あるいは下部が、ただ一筆、あるいは一複筆であるときは、左角によってナンバーをつけ、右角は0とする。
すでにナンバーをつけたものは、末端角では0とする。
口6000、門7700、鬥7700、行2122の内部に筆画があるときは、60、77、21の次にナンバーを加える。上下左右に他の筆形があれば、これによらない。
【附則】
字体は正楷による。
正
誤
正
誤
ナンバーをつけるときの注意点
(1)
などは、
0と区別し、3とする。
(2)
などは、
6と区別し、角7とする。
(3) 角筆の両端は、7とせず、
とする。
(4)
8は、他筆と交叉するときは8とせず、
とする。
(5)
や
は
9としない。
四隅のナンバーをとるときの注意点
(1) 複雑な筆画のときは、最も左、最も右の部分でナンバーをとる。
(2) 最左、最右の上下に別筆があるときは、上のものを上角、下のものを下角とする。
(3) 両複筆があるときは、上角では高い部分、下角では、低い部分をとる。
(4) 左にはらった筆のの下に別の筆画ずあるときは、その別の筆画を下角とする。
(5) 左上のはらいを左角とし、右角は右の画筆による。
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