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568
改訂新版 ブラジル
(ブラジル)
「毒蛇と熱病とインディオと革命の国」ブラジルは、かつて広大なエル・ドラドであった。だが現代のブラジルをこのようなキャッチフレーズで捉えることはできない。本書は、その自然環境と資源、国土開発、民族構成といった地理学的な側面から、最も可能性に富んだ国ブラジルの姿を浮き彫りにする。
574
カール五世
(カールゴセイ)
神聖ローマ帝国皇帝カール五世の統合した十六世紀ヨーロッパは、あらゆる意味で動揺の激しい時代であった。宗教改革、農民戦争、オスマン・トルコの侵略、新大陸の征服などが相つぐ激動の世界においての皇帝理念と現実との相克、時代と人間とのさまざまな運命を本書はいきいきと描き出している。
576
キリスト教思想
(キリストキョウシソウ)
キリスト教をひとつの核とする西欧の思想を理解するうえで、さらには人類の全史を通じて輝く知性と感性のあらゆる展開を身近に把捉するうえで格好の入門書。叙述は明快であり、顧みられることの少ない中世哲学にも新たな光を投げ、西欧の思想・哲学への門戸を広々と明け放つ。
579
ラテンアメリカ文学史
(ラテンアメリカブンガクシ)
ボルヘスやガルシア・マルケスをはじめとするラテンアメリカ文学の邦訳が盛んである。その歴史は比較的新しいが、ラテンアメリカ文学はすでに確固たる国際性を勝ち得ている。本書は、ラテンアメリカの作家・詩人たちがたどった精神の軌跡を簡潔に描き出し、現代文学への新たな展望を拓く。
586
改訳 トルコ史
(トルコシ)
モンゴル高原から中央アジアを経て、現在の小アジアにいたるまでの広大な地域は、トルコ民族の歴史を跡づける舞台であり、セルジュク朝やオスマン帝国などの栄枯盛衰は興味がつきない。何世紀にもわたって東西ユーラシアを結びつけてきたトルコ民族の軌跡をたどることは、真の世界史を知るうえで欠かせない。
589
イタリア音楽史
(イタリアオンガクシ)
イタリア音楽の特質は、古くから民衆の日常生活に深く根づいているということである。本書は、今日なお残っている数々の譜稿を手がかりに、イタリア音楽の変遷を跡づける一大パノラマである。個々の音楽家の個性がいきいきと描かれ、ペトラッシ、ノーノなどの現代音楽にも鋭く言及している。
590
中世ヨーロッパの生活
(チュウセイヨーロッパノセイカツ)
おもに13~14世紀のフランスを中心とするヨーロッパ中世期の人びとの生活を、衣服、食事、住居といった生活の具体的な側面に光をあてて描き、彼らがその誕生から死にいたるあいだ、物質的な貧しさと宗教的な安らぎのうちにどのような生涯を送ったかを浮き彫りにする。
591
服飾の歴史 近世・近代篇
(フクショクノレキシ キンセイ・キンダイヘン)
先に刊行した「古代・中世篇」の続篇。ルネッサンス、17世紀、18世紀、19世紀におけるフランスを中心とした服飾の変遷を、農民、ブルジョワジー、軍人、宮廷人、聖職者といった社会階層に即して跡づけながら、それぞれの時代風潮との関わりを明らかにし、文化史の一側面を描き出す。図版多数。
592
秘儀伝授 エゾテリスムの世界
(ヒギデンジュ エゾテリスムノセカイ)
エゾテリスムとは、ごく限られた人びとにのみ伝授される門外不出の教理の総体をさす。それは仏教、原始キリスト教、ヒンズー教、老荘思想、さらにはユダヤ神秘学、ヘルメス学、錬金術の中に、暗黙の象徴大系として秘められている。本書は、その一般概念と個々の歴史的形態を述べ、未知の世界を探索する。
594
ヨーガ
(ヨーガ)
苦行を通じての解脱という驚くべき手段を方法とするヨーガは、仏教、ジナ教、そしてバラモン教にも採り入れられ、インド思想の根幹をなすにいたった。本書は、神秘主義や諸宗派との歴史的関係を解明し、ヨーガの本質を説く。巻末には現代の宗教哲学的な見解(ギーターの概要など)が付されている。