(ガンジーノジツゾウ)
ロベール・ドリエージュ 著/今枝由郎 訳
非暴力や菜食主義で有名なインドの「聖人」――ガンジーとは何者だったのか? 彼の生涯を辿り、その思想をテーマ別に解説。スキャンダラスな政治家として読み解く、決定版の評伝。
(アレクサンドロスダイオウ)
ピエール・ブリアン 著/田村 孝 訳
アレクサンドロス大王の遠征行を概説しながら、彼が関与した事績を当時の東方世界をめぐる状況のなかに位置づけて考察してゆく。ヘレニズム研究の第一人者による、頼もしい歴史書。
(ドウクツタンケンニュウモン)
エリック・ジッリ 著/本多 力 訳
洞窟探検(ケービング)をスポーツとして楽しむ方法とその心得を、わかりやすく解説した、入門ハンドブック。「地下世界への訪問」を可能にする装備や技術について、具体的に紹介。
(タブンカシュギトハナニカ)
アンドレア・センプリーニ 著/三浦信孝、長谷川秀樹 訳
多民族国家アメリカで過熱化した、「差異」共存の思想――多文化主義の歴史背景を解説。PC(政治的な正しさ)が求められる言語使用の問題をはじめ、卓抜な視座をもって語る社会学。
(ソフィストレツデン)
ジルベール・ロメイエ=デルベ 著/神崎 繁、小野木芳伸 訳
プラトンやアリストテレスからの攻撃には、異議あり! 本書は、西洋形而上学のなかで「詭弁家」の烙印を押されてきたソフィスト8人の生涯と著作を紹介し、その復権へと導く。
(ヒャクネンセンソウ)
フィリップ・コンタミーヌ 著/坂巻昭二 訳
1337年から1453年にかけて、英仏の王家間で異常な長さにわたって繰り返された戦争の歴史を、その起源からジャンヌ・ダルク処刑裁判を経て終結するまで、わかりやすく解説。
(トウシジュツ ヨゲントウラナイノレキシ)
ジョゼフ・デスアール、アニク・デスアール 著/阿部静子、笹本 孝 訳
五感に頼ることなく、未知なるヴィジョンを脳裏に描く「超能力」。その多種多様な占い術の概説から始め、職業としての透視術を語り、ノストラダムスら歴代の透視術師を紹介する。
(フランスノビジュツカン・ハクブツカン)
ジャック・サロワ 著/波多野宏之、永尾信之 訳
世界に名だたる「ミュージアム大国」を特長づける、ルーヴルやオルセーなど有名どころから知られざる穴場まで……フランスの美術館・博物館の全体像を系統立てて展望させてくれる。
(ギリシアブンポウ)
シャルル・ギロー 著/有田 潤 訳
紀元前から使われてきた人類の最も輝かしい文化の道具、ギリシア語。その複雑な系譜を代表する古典期のアッティカ方言を中心に、ギリシア文法を体系的に詳解! 待望久しい改訳版。
(ロボットノシンセイキ)
シリル・フィエヴェ 著/本多 力 訳
ホンダのアシモ、ソニーのアイボ、レゴ社のマインドストーム……。家庭内はもちろん、SF映画やアニメ、産業や軍事でも活躍するロボットの開発について、世界的な視野から詳解する。