[1] 親見出しの配列
親見出しは、1かな表記、2無活用語・活用語の別、3漢字表記、4品詞、の順にそれぞれ一定の配列法に照らして配列する。
- かな表記による順
(イ) |
五十音順
一字めが同じかなのものは二字めのかなの五十音順。二字めのかなも同じものは三字めのかなの五十音順。以下これに従う。この場合、長音符号「ー」は、直前のかなの母音と同じとして考える。 |
(ロ) |
清音→濁音→半濁音の順 |
(ハ) |
小文字が先、大文字が後。すなわち、拗音→直音の順、または促音→直音の順 |
- 活用の有無による順
(イ) |
無活用語が先、活用語が後。 |
(ロ) |
字音語素は同音語の先頭に置く。 |
(ハ) |
ひらがなで書かれた語が先、かたかなで書かれた語が後。 |
- 漢字表記による順
(イ) |
漢字欄に、漢字が当てられるものが先、漢字が当てられないものが後。 |
(ロ) |
漢字が当てられる場合、その漢字が一字のものが先、二字のものが後。以下これに従う。 |
(ハ) |
同数の漢字が当てられる場合、第一字めの漢字の画数が少ないものが先、その画数が多いものが後。第一字めの画数が同じものは康熙字典の配列に準ずる。また、同一漢字の場合は、二字めの画数が少ないものが先、画数の多いものが後。以下これに従う。 |
- 品詞による順
(イ) |
名詞→代名詞→形容動詞→副詞→連体詞→接続詞→感動詞→助詞→接頭語→接尾語(無活用)→造語要素→連語(無活用)→枕詞→動詞→形容詞→助動詞→接尾語(活用)→連語(活用)の順 |
(ロ) |
名詞の中では、普通名詞→固有名詞の順 |
- 外来語で、同じかなの見出しは、その語のもとのローマ字つづりのアルファベット順による。