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ここに注記する語は、現代語を中心として、その標準語音が見出しと異なるものである。ただし、現代語でなくても、現代語として発音できるものについては、必要に応じて加える。
(イ) | [ ]の中のかたかなは、〔 〕の上に示すように、その音節が高いことを表わす。 この場合、名詞については、助詞の部分まで含めて示す。 |
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(ロ) | [ ]内のかたかなが第三拍以後にあるものは、第一拍が低く、第二拍からそのかたかなまで高いことを表わす。 | ||||||||||||
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(ハ) | [0]は、第一拍が低く、第二拍から最後まで高いことを表わす。 | ||||||||||||
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こころ【心】 | [コ]<2> |
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かげえ【影絵】 | 【発音】カエ [ケ゜] |
うまうま【旨旨】 | 【発音】ママ [ウx]<1> |
ゆのみぢゃわん【湯呑茶碗】 | 【発音】[ジャ] |
オルゴール | 【発音】[コ゜] |
あかとんぼ【赤蜻蛉】 | 【発音】[ト][ア] |
おおい【多】 | 【発音】オオイ[オ]<2> オーイ[オ] |
ななころび‐やおき【七転八起】 【発音】 [ナ]<2>=[ヤ] [コ]=[ヤ] |
いろは‐しじゅうはちもじ【以呂波四十八文字】 【発音】イロハ=シジューハチモジ[ロ]=[チ] |
さんじゅうさん‐かいき【三十三回忌】 【発音】サンジュー=サンカイキ[サ]=[カ] ([サ]<1>=[カ]とはしない) |
あまのはしだて‐まつり【天橋立祭】 【発音】アマノ=ハシダテマツリ[ア]=[マ] |
いちのたにふたばぐんき【一谷嫩軍記】 【発音】イチノタニ=フタバグンキ[ノ]=[グ] |
はらう【払】 | 【発音】ハローとも [ラ]([ロ]) |
ウォーター(英water)《ウオーター》 [ウォ]《[オ]》 |
(イ) | アクセントは次のような記号を用いて示す。はそれぞれ一拍を表わす。 |
高く平らな拍 低く平らな拍 高から低にくだる拍 低から高にのぼる拍 かぜ【風】 平安来 こと【事】 平安・鎌倉 室町来 あめ【雨】 平安来 いぬ【往】 平安 にじ【虹】 平安との両様 鎌倉 はぎ【脛】 平安 鎌倉か |
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(ロ) | 一拍語はすべて二拍に発音されたと推定されるので、二個分の記号を用いて示す。この場合、語音表記をの次に示す。 |
こ【子】 コー 平安来
き【木】 キー 平安・鎌倉 室町来 け【毛】 ケー 平安・鎌倉か江戸 |
あかい【赤】 あかし 平安 鎌倉あかき 江戸あかき
あける【開】 あく 平安 鎌倉・江戸あくる
(イ) | ( )の中のかたかなは、その拍だけが高いことを表わす。 | |||||||||
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( )の中のかたかながその語の最後の拍であるものは、例外として、その拍が高から低にくだることを表わす。 | ||||||||||
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(0)は最後の拍だけ高く、それ以外は低いことを表わす。なお、一般の助詞がついた場合は、高い部分が助詞に移る。 | ||||||||||
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(ロ) | [ ]の中のかたかなは、第一拍からその拍まで高いことを表わす。 | |||||||||
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[0]は、すべての拍が高いことを表わす。 | ||||||||||
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とい【樋】 | トユ(ユ) | 低高低低 〔トユゥ〕 |
あゆ【鮎】 | アイ(イ) | 低高低低 〔アイィ〕 |
しち【質】 | ヒチ[ヒ] | 高低低 〔ヒチ〕 |
ろじ【露地】 | ロージ[ー]/(ー) | 低高低低 〔ロージ〕 |
ひ【碑】 | ヒー[0] | 高高高 〔ヒー〕 |
ひ【日】 | ヒー[ヒ] | 高低低 〔ヒー〕 |
ひ【火】 | ヒー(0) | 低高 低低高 〔ヒー ヒー〕 |
かげ【陰】 | (ゲ) | 低高低低 〔カゲェ〕 |
いろいろ【色色】 | (ロ)<1>/(0) | 低高低低 〔イロイロ〕 |
いよいよ【彌】 | [イ]<1> | 高低低低 〔イヨイヨ〕 |
ほお【頬】 | ホホ(ホ)<2> | 低高低低 〔ホホォ〕 |