主要出典一覧
「日本国語大辞典第二版」は、三万余の文献から用例文を収録していますが、それらの文献のうち頻出するものを掲げました。これによって、その文献の成立年または刊行年、作者または編者、あるいは、この辞典で用いたテキストなどがわかるようになっています。引用文献の作者や編者を知りたい場合、原文についてもっと知りたい場合などにご利用ください。
【 凡例 】
- 「日本国語大辞典第二版」に用例として採録した文献を抄出する。本辞典で示す書名を見出しとするが、ジャンルまたは叢書名を示すものは、それらを見出しとし、そこに一括して掲げる。
書名には、読みを付し、以下の注記を施す。
- (1) 作者または編者名
-
- 編者が複数の場合は、一、二名にしぼって示す。
- 作者が不明のもの、あるいは不確実なもの等は省略する。
- (2) 成立年・刊行年
-
- 成立年あるいは刊行年のはっきりしているものは西暦年で示す。ただし、およそのことしかわからないものは、世紀(前・中・後・終)、時代等で示す。
- 私家集などで作者の没年を当てたものもある。
- 近代の作品の成立年は、初出の年を、また連載形式で発表されたものは、その連載の年を示す。ただし、初出または発表の年の不明なものは単行本の刊行年を示す場合もある。
- 序・跋の記された年などで示す場合もある。
- (3) 底本名
-
- 本辞典において底本として採用したテキストを示す。
- 叢書などの類は、その叢書名のみを示し、単行本については、書名、または編者名、あるいは発行者名などいずれかを示す。
- 影印本・版本などについては、所蔵者名・書写年・刊記などを必要に応じて示す。
- (4) 補助注記
-
- 略称で示した場合の正式の名称、あるいは特に著名な別称、分野、資料の性格、翻訳書における原作者等を必要に応じて示す。