日本人名大辞典のサンプルページ一覧

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渋沢喜作(国史大辞典・日本人名大辞典)
明治時代の実業家。天保(てんぽう)9年6月10日生まれ。従弟の渋沢栄一とともに一橋家につかえ,幕臣となる。戊辰(ぼしん)戦争では彰義隊を組織するが脱退,のち五稜郭(ごりょうかく)にこもる。維新後,大蔵省につとめたのち,明治7年渋沢商店をひらき,廻米
風の又三郎(日本架空伝承人名事典・日本人名大辞典)
宮沢賢治の童話。生前未発表。1924年(大正13)ごろ書かれた『風野又三郎』を土台に『種山ヶ原』『さいかち淵 (ぶち)』などの初期童話を組み込んで32年(昭和7)ごろにほぼまとめられた。9月1日の朝、山奥の小学校分教場にやってきた転校生高田三郎を
風魔小太郎(日本架空伝承人名事典・日本人名大辞典)
戦国-江戸時代前期の乱波(らっぱ)の首領。もと野武士で忍びの術を得意とした。相模(さがみ)(神奈川県)足柄下郡にすみ,北条氏につかえて武田勝頼の軍などとたたかった。北条氏没落後は江戸で盗賊として活動。慶長8年(1603)捕らえられて処刑されたという。
与謝野晶子(国史大辞典・日本人名大辞典)
明治-昭和時代前期の歌人。明治11年12月7日生まれ。鳳(ほう)秀太郎の妹。与謝野鉄幹主宰の東京新詩社社友となり,「明星」に短歌を発表。明治34年第1歌集「みだれ髪」に奔放な愛の情熱をうたって反響をよぶ。同年鉄幹と結婚し,ともに浪漫主義詩歌運動を推進
武者小路実篤(国史大辞典・日本人名大辞典)
小説家、劇作家、詩人、画家。明治18年5月12日、東京・麹町(こうじまち)に生まれる。父子爵実世(さねよ)、母秋子(なるこ)(勘解由小路(かでのこうじ)氏)の末男。4人の兄姉は生まれてまもなく死に、姉伊嘉子(いかこ)、兄公共(きんとも)とともに育つ
松平容保(国史大辞典・日本人名大辞典)
幕末の大名。天保(てんぽう)6年12月29日生まれ。美濃(みの)(岐阜県)高須藩主松平義建(よしたつ)の6男。松平容敬(かたたか)の養子となり,嘉永(かえい)5年陸奥(むつ)会津(あいづ)藩(福島県)藩主松平(保科)家9代。文久2年京都守護職につき
大正天皇(国史大辞典・日本人名大辞典)
第123代天皇。在位1912-26。明治12年8月31日生まれ。明治天皇の第3皇子。母は柳原愛子(なるこ)。父の死により即位し,大正と改元。在位中は,第一次世界大戦,中国に対しての二十一ヵ条の要求,ロシア革命後のシベリア出兵,国内では護憲運動,天皇
霊元天皇(国史大辞典・改訂新版 世界大百科事典・日本人名大辞典)
江戸時代前期,第112代天皇。在位1663-87。承応(じょうおう)3年5月25日生まれ。後水尾天皇の第19皇子。母は藤原国子(新広義門院)。異母兄後西天皇の譲位をうけて10歳で即位。幕府は4代将軍徳川家綱,5代綱吉の時代にあたる。貞享(じょうきょう
正親町天皇(国史大辞典・日本人名大辞典)
戦国-織豊時代,第106代天皇。在位1557-86。永正(えいしょう)14年5月29日生まれ。後奈良天皇の第2皇子。母は藤原栄子(吉徳門院)。弘治(こうじ)3年父の死で践祚(せんそ)したが,即位式は毛利元就(もとなり)らの献金により3年後におこなった
後奈良天皇(国史大辞典・日本人名大辞典)
戦国時代,第105代天皇。在位1526-57。明応5年12月23日生まれ。後柏原(ごかしわばら)天皇の第2皇子。母は藤原藤子(豊楽(ぶらく)門院)。父の死により皇位をつぐ。戦乱がつづいて国はみだれ,皇室財政も逼迫(ひっぱく)していたので,即位式は
後花園天皇(国史大辞典・日本人名大辞典)
室町時代,第102代天皇。在位1428-64。応永26年6月18日生まれ。伏見宮貞成(ふしみのみや-さだふさ)親王(後崇光院(ごすこういん))の第1王子。母は源幸子(こうし)(敷政門院)。後小松上皇の猶子となり,称光天皇の病死で皇位をつぐ。8代将軍
後小松天皇(国史大辞典・日本大百科全書・日本人名大辞典)
南北朝-室町時代,第100代天皇(北朝第6代)。在位1382-1412。永和3=天授3年6月27日生まれ。後円融天皇の第1皇子。母は藤原厳子(たかこ)(通陽門院)。父のあと6歳で即位。室町幕府は3代将軍足利義満(よしみつ)の全盛期で,明徳3=元中9年
四条天皇(国史大辞典・日本人名大辞典)
鎌倉時代,第87代天皇。在位1232-42。寛喜(かんぎ)3年2月12日生まれ。後堀河天皇の第1皇子。母は藤原子(しゅんし)(藻璧門院)。父の譲位をうけ2歳で即位。六波羅(ろくはら)探題が整備され,御成敗式目(貞永(じょうえい)式目)の制定などで幕府
仲恭天皇(国史大辞典・日本大百科全書・日本人名大辞典)
鎌倉時代,第85代天皇。在位1221。建保(けんぽ)6年10月10日生まれ。順徳天皇の第4皇子。母は藤原立子(りっし)(東一条院)。父の譲位により,4歳で践祚(せんそ)。しかし父が討幕をくわだて敗れた(承久(じょうきゅう)の乱)ため,正式な即位式も
二条天皇(国史大辞典・日本大百科全書・日本人名大辞典)
平安時代後期,第78代天皇。在位1158-65。康治(こうじ)2年6月17日生まれ。後白河天皇の第1皇子。母は藤原懿子(いし)。僧籍にあったが,父が皇位をついだため還俗(げんぞく)して皇太子となり,保元(ほうげん)3年即位。翌年平治(へいじ)の乱が
近衛天皇(国史大辞典・日本人名大辞典)
平安時代後期,第76代天皇。在位1142*-55。保延(ほうえん)5年5月18日生まれ。鳥羽(とば)天皇の皇子。母は藤原得子(とくし)(美福門院)。異母兄崇徳(すとく)天皇の譲位をうけ,永治(えいじ)元年3歳で即位。在位中,父鳥羽上皇が院政をおこなう
後冷泉天皇(国史大辞典・日本人名大辞典)
平安時代中期,第70代天皇。在位1045-68。万寿2年8月3日生まれ。後朱雀(ごすざく)天皇の第1皇子。母は藤原嬉子(きし)。父の死により即位。母の兄藤原頼通が先帝時代につづき関白をつとめる。在位中,浄土思想がさかんになり,宇治に平等院阿弥陀堂
後一条天皇(国史大辞典・日本人名大辞典)
平安時代中期,第68代天皇。在位1016-36。寛弘(かんこう)5年9月11日生まれ。一条天皇の第2皇子。母は藤原彰子(上東門院)。三条天皇の譲位により9歳で即位。外祖父藤原道長が摂政となる。在位中,刀伊(とい)(女真)が対馬(つしま),壱岐(いき)
綏靖天皇(日本大百科全書・日本人名大辞典)
記・紀系譜による第2代天皇。父は神武(じんむ)天皇。母は媛蹈鞴五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと)。伝説上の人物ともいわれる。「日本書紀」によると,48歳のとき父が死に,翌年即位。都は葛城(かずらき)の高丘(たかおかの)宮。綏靖天皇33年5月
今川氏真(国史大辞典・日本人名大辞典・日本大百科全書)
日本人名大辞典今川氏真いまがわ-うじざね1538−1615*戦国時代の武将。天文(てんぶん)7年生まれ。永禄(えいろく)3年父今川義元の敗死で家督をつぐ。7年ほどで領国の駿河(するが)・遠江(とおとうみ)(静岡県),三河(愛知県)を徳川家康,武田信玄
井伊直親(日本人名大辞典)
戦国時代の武将。天文(てんぶん)5年生まれ。井伊直満の子。井伊直政の父。今川氏につかえ,桶狭間(おけはざま)の戦いで戦死した従兄(いとこ)井伊直盛の跡をつぎ,遠江(とおとうみ)(静岡県)井伊谷(いいのや)城主となる。謀反の風説がたったため,今川氏真(うじざね)に弁明におもむく途中
明石掃部(明石全登/あかしてるずみ)(日本人名大辞典・世界大百科事典・国史大辞典)
織豊-江戸時代前期の武将。宇喜多秀家につかえ,関ケ原の戦いで西軍に属して敗れ筑前(福岡県)秋月にすんだ。大坂の陣では豊臣秀頼の招きに応じ,真田幸村らと活躍したが,慶長20年(1615)大坂落城の際に死んだとも,逃亡して元和4年に病死したともいう。
元正天皇(国史大辞典・世界大百科事典・日本人名大辞典)
元正天皇げんしょうてんのう680−748奈良時代,第44代天皇。在位715-724。天武天皇9年生まれ。草壁(くさかべの)皇子の娘。文武天皇の同母姉。母の元明(げんめい)天皇の譲位をうけ即位。「養老律令」を制定し,「日本書紀」を完成させ
後桜町天皇(国史大辞典・日本大百科全書・日本人名大辞典)
後桜町天皇ごさくらまちてんのう1740−1813江戸時代中期,第117代天皇。在位1762-71*。元文5年8月3日生まれ。桜町天皇の第2皇女。母は藤原舎子(いえこ)(青綺門院)。桃園天皇の異母姉。桃園天皇の死後,皇嗣英仁(ひでひと)親
孝謙天皇(称徳天皇)(国史大辞典)
七一八-七〇。七四九―五八在位。のち重祚して称徳天皇となり、七六四―七〇在位。養老二年(七一八)聖武天皇の第一皇女として誕生。母は光明皇后。諱を阿倍といい、天平宝字二年(七五八)上台宝字称徳孝謙皇帝の尊号を上られ、また高野姫尊・高野天皇とも称された。
光格天皇(国史大辞典・改訂新版 世界大百科事典・日本人名大辞典)
光格天皇こうかくてんのう1771−1840江戸時代中期-後期,第119代天皇。在位1780*-1817。明和8年8月15日生まれ。閑院宮典仁(かんいんのみや-すけひと)親王の第6王子。母は大江磐代(いわしろ)。皇子のない後桃園天皇が皇嗣
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