2012年02月06日
『舟を編む』(光文社刊)という、直木賞作家三浦しをんさんの小説が売れているという。
三浦さんの小説は登場人物たちが一途に何かに打ち込みながら、人間的にも成長していく姿を描いた作品が多いが、うれしいことに今回の舞台は出版社の辞典編集部なのである。
個性的な辞典編集者が、「大渡海」と名付けられた23万語の国語辞典の編纂に関わりながら、仕事や恋愛をめぐるさまざまな人間ドラマ…
三浦さんの小説は登場人物たちが一途に何かに打ち込みながら、人間的にも成長していく姿を描いた作品が多いが、うれしいことに今回の舞台は出版社の辞典編集部なのである。
個性的な辞典編集者が、「大渡海」と名付けられた23万語の国語辞典の編纂に関わりながら、仕事や恋愛をめぐるさまざまな人間ドラマ…
キーワード:



出版社に入りさえすれば、いつかは文芸編集者になれるはず……そんな想いで飛び込んだ会社は、日本屈指の辞書の専門家集団だった──興味深い辞書と日本語話が満載。希少な辞書専門の編集者によるエッセイ。




辞書編集37年の立場から、言葉が生きていることを実証的に解説した『悩ましい国語辞典』の文庫版。五十音順の辞典のつくりで蘊蓄満載のエッセイが楽しめます。
「満面の笑顔」「汚名挽回」「的を得る」……従来誤用とされてきたが、必ずしもそうとは言い切れないものもある。『日本国語大辞典』の元編集長で、辞書一筋37年のことばの達人がことばの結びつきの基本と意外な落とし穴を紹介。
