2014年01月20日
今回は辞書を引くのはいかに楽しいかという話でもある。
先日、都内のある女子大で「辞書を楽しむ」というタイトルで、辞書の話をする機会があった。
一方的に話だけを聞いてもらうのも退屈であろうと思い、「辞書引き学習」の開発者深谷圭助氏の許可を得て、講演の最後に実際に辞書引きにも挑戦してもらった。深谷氏の「辞書引き学習」は知っていることばから引くという逆転の発想の指導法なのだが、…
先日、都内のある女子大で「辞書を楽しむ」というタイトルで、辞書の話をする機会があった。
一方的に話だけを聞いてもらうのも退屈であろうと思い、「辞書引き学習」の開発者深谷圭助氏の許可を得て、講演の最後に実際に辞書引きにも挑戦してもらった。深谷氏の「辞書引き学習」は知っていることばから引くという逆転の発想の指導法なのだが、…
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出版社に入りさえすれば、いつかは文芸編集者になれるはず……そんな想いで飛び込んだ会社は、日本屈指の辞書の専門家集団だった──興味深い辞書と日本語話が満載。希少な辞書専門の編集者によるエッセイ。




辞書編集37年の立場から、言葉が生きていることを実証的に解説した『悩ましい国語辞典』の文庫版。五十音順の辞典のつくりで蘊蓄満載のエッセイが楽しめます。
「満面の笑顔」「汚名挽回」「的を得る」……従来誤用とされてきたが、必ずしもそうとは言い切れないものもある。『日本国語大辞典』の元編集長で、辞書一筋37年のことばの達人がことばの結びつきの基本と意外な落とし穴を紹介。
