文中で使用した史・資料のうち、次のように略称を用いたものもある。
慶長18年の紀伊州検地高目録写→慶長検地高目録
天保5年の紀伊国郷帳→天保郷帳
紀伊続風土記→続風土記
官幣大社日前神宮国懸神宮本紀大略→日前・国懸神宮本紀大略
郡・市・町・村誌(史)で、和歌山県・紀伊などを冠した書名は次のように省略した。
紀伊東牟婁郡誌→東牟婁郡誌
また高野山文書には「大日本古文書」所収のものと高野山史編纂所編のものとの2種類があるため、前者は「宝簡集」「続宝簡集」「又続宝簡集」とし、後者はたとえば勧学院文書のように文書所蔵先の名称で記した。なお成立年・所蔵者名を省略し、文献解題に譲った史料もある。