改訂新版 世界大百科事典のサンプルページ一覧
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左義長(国史大辞典・世界大百科事典)
小正月の火祭。一般に1月14日か15日に行う。九州では6日か7日が多い。竹を主材料に,円柱状,あるいは円錐形,方形などに組み,中心の心竹に,御幣に相当する飾りや縁起物を付け,それを,すす払いに出た前年のお札や,4日か7日にさげた門松や正月飾と一緒に

稚児舞(世界大百科事典)
神の尸童(よりまし)として神聖視される男児が演ずる舞。寺院における法会のあとの延年(えんねん)や,神事の場で演じられる。稚児の舞う舞楽は別に稚児舞楽の称がある。延年では若音(わかね)(稚児声)や姿の美しさが喜ばれ,《白拍子(しらびようし)》《乱拍子》

滑稽本(日本古典文学全集・国史大辞典・世界大百科事典)
江戸後期の小説形態の一種。〈滑稽本〉とは明治以後の文学史用語で,江戸時代は人情本とともにその書型から〈中本(ちゆうほん)〉と呼ばれた。十返舎一九作《東海道中膝栗毛》(初編1802)以後明治初年までの滑稽諧謔を旨とする作品を指すが,文学史上は,中本の

洒落本(日本古典文学全集・国史大辞典・世界大百科事典)
江戸時代の小説形態の一種。享保(1716-36)後半から始まり,文政(1818-30)ころまでに多く刊行された,遊里に取材する短編の小冊子(小本(こほん))。遊客遊女などの姿態言動を,会話を主とした文章で写実的に描き,かんたんな小説的構成をとるものが

狂歌(国史大辞典・日本大百科全書・世界大百科事典)
狂歌は狂体の和歌であり,和歌の形式に卑俗滑稽な内容を盛ったものである。狂歌は素材用語においてはまったく自由であり,〈縁語〉〈懸詞〉〈本歌取り〉を駆使しつつ日常卑近の事物・生活を詠ずる。古典のもじりは狂歌の方法の眼目で,雅を俗に転じてそこに滑稽感を

川柳(国史大辞典・日本大百科全書・世界大百科事典)
前句付(まえくづけ)から独立した雑俳様式の一つ。川柳風狂句。17音を基本とする単独詠だが,発句(ほつく)のように季語や切字(きれじ)を要求せず,人事人情を対象にして端的におもしろくとらえる軽妙洒脱な味を本領とする。江戸の柄井川柳が《柳多留

浮世草子(世界大百科事典)
1682年(天和2)の井原西鶴の《好色一代男》より約100年,天明初年までのあいだ,主として京坂の地で行われた,現実的な態度で風俗・人情を描くことを基本的な姿勢とする小説の総称。西鶴の活動によって,町人はみずからの文学をはじめて獲得したといってよい。

仮名草子(国史大辞典・世界大百科事典)
江戸初期にあらわれた仮名書きの小説類の総称。そのころ日本でも急激に木版印刷術が発達したが,それにつれて流行したもの。すなわち井原西鶴によって確立された浮世草子以前の,主として京都を中心に出版された小説類であって,烏丸光広,如儡子(じよらいし)

御伽草子(世界大百科事典)
狭義には,江戸時代に〈御伽文庫〉としてセットで刊行された絵入刊本23編をさす。すなわち《文正さうし》《鉢かづき》《小町草紙》《御曹子島渡》《唐糸草子》《木幡(こわた)狐》《七草草紙》《猿源氏草紙》《物くさ太郎》《さゞれいし》《蛤(はまぐり)の草紙》

閑吟集(日本古典文学全集・国史大辞典・世界大百科事典)
歌謡集。室町時代に流行した小歌の代表的集成。1518年(永正15)成立。編者の名は記されていないが,仮名序に〈富士の遠望をたよりに庵を結び,十余年を過ごした桑門(よすてびと)〉とある。一節切(ひとよぎり)の尺八をたしなみ,五山僧の面影があり,和歌

催馬楽(日本古典文学全集・国史大辞典・世界大百科事典)
雅楽歌謡(うたいもの)の一つ。民謡に取材し,管楽器,弦楽器および笏拍子(しやくびようし)の伴奏でうたわれる。冒頭部を除き,曲全体は拍節的なリズムをもち,おなじ雅楽歌謡の朗詠に比べると躍動感のある曲趣を感じさせる。歌詞の中に種々の軽妙なはやしことばを

ラグビー(世界大百科事典)
球技の一種。正称は〈ラグビーフットボールrugbyfootball〉というが,とくにアマチュアのラグビーは〈ユニオンラグビーunionrugby〉と呼ばれ15人制(7人制のセブン・ア・サイドもある),プロフェッショナルのラグビーは〈リーグラグビー

債務保証(世界大百科事典)
もともとは,債権者・債務者以外の第三者が,債務者のために,その債務の履行を保証する行為一般を指すが,通常は,金融機関が取引先等の債務者の依頼により,保証料を取って,その債権者に対し,各種の保証行為をすることをいう。債務保証を行った金融機関は,債務者が

尾形光琳(国史大辞典・世界大百科事典)
江戸中期の画家。名は惟富,通称は市之丞。35歳から用い始めた光琳のほか,方祝,積翠,声,道崇,青々,寂明などの別号がある。京都の高級呉服商雁金屋尾形宗謙の次男に生まれる。弟に尾形乾山がいる。1687年(貞享4)に没した父から,遺産のほぼ半分を譲渡され

富岡製糸場(国史大辞典・世界大百科事典)
1872年(明治5)に開業した官営模範製糸場。政府は輸出生糸の品質低下を憂えて1870年にフランス人ブリュナPaulBrunat(1840-1908)を雇い入れ,群馬県富岡にフランス製繰糸器械300釜を備えた大規模な模範製糸場を約20万円を費やして

三社祭(国史大辞典・日本大百科全書・世界大百科事典)
東京都台東区浅草の浅草神社の夏の例大祭。5月中旬に行われる。浅草神社は,推古天皇のころ宮戸川(隅田川)に出漁して浅草寺(せんそうじ)本尊の観音像を網で引き上げたという,土師真仲知,檜前(ひのくま)浜成,檜前武成の3人の漁師をまつっている。このため古く

里神楽(国史大辞典・世界大百科事典)
郷神楽とも書く。広義には宮中の御神楽(みかぐら)に対して,民間で行われる伊勢流の神楽(霜月神楽など),出雲流の神楽(佐陀神能(さだしんのう)など),巫女(みこ)神楽,獅子神楽(獅子舞,山伏神楽など),祭文・奏楽神楽をいう。とくに巫女舞を指すこともある

神楽(世界大百科事典)
神前で神をまつるために演じられる神事芸能で,奏楽,唱歌,舞踊,演劇などさまざまな芸態がある。〈かぐら〉というよみ方については,神座(かむくら)の音韻転化とする説(折口信夫)が定説化している。神楽の字の用例は《万葉集》の諸歌に〈神楽波(ささなみ)の滋賀

朝鮮労働党(世界大百科事典)
朝鮮民主主義人民共和国の政権を担う政党。1930年代の抗日パルチザン闘争の革命伝統を継承し,金日成のチュチェ(主体)思想を指導指針とし,〈共和国北半部における社会主義の完全な勝利と全国的範囲における民族解放民主主義革命・祖国統一の実現を当面の目的

鹿鳴館(日本大百科全書・世界大百科事典・国史大辞典)
明治前期に建てられた国際的社交機関の洋風建築物。1881年に着工され,83年7月に落成し,11月28日に盛大な開館式が行われた。イギリスの建築家J.コンドルの設計で,薩摩藩出身の元工部省営繕局勤務の伊集院兼常が主宰担当して建築に当たった。館名は

イェーツ(世界大百科事典)
アイルランドの詩人,劇作家。ダブリンに生まれ,美術学校に進んだが,詩人となる決心を固めて退学。1887年,家族とともにロンドンに移り,世紀末文化のただなかに身を投ずることになる。W.ペーターやラファエル前派の作品を愛読し,W.モリスやO.ワイルドを

阿蘇神社(日本歴史地名大系・国史大辞典・世界大百科事典)
熊本県阿蘇市の旧一の宮町に鎮座。健磐竜(たけいわたつ)命を主神とする十二神をまつる。式内社,肥後国の一宮,旧官幣大社。《隋書》倭国伝には,阿蘇山噴火と禱祭の記事があり,《日本後紀》は噴火と神霊池の奇瑞の異変をもって,託宣神としての霊威を朝廷が重視して

祭囃子(日本大百科全書・世界大百科事典)
広義には神社の祭礼に奉納されるすべての芸能の囃子をいい,狭義には神輿(みこし)に付随して練り歩く山車(だし)や屋台(やたい)などで演奏される囃子をいう。地域により特色があるが,主要楽器としては太鼓・篠笛(しのぶえ)・鉦(かね)などが用いられる。京都の

神幸祭(国史大辞典・世界大百科事典)
神霊の来臨,移動を中心とする神事。渡御祭とかお旅とかお出でともいい,本社に帰るのをとくに還幸祭などともいう。日本の祭りは,神霊の出現を待ってその招迎と鎮送を基本とするので,おのずから神迎えと神送りの儀礼を伴うものが多いが,神霊の動座そのものを神威の

よさこい節(日本大百科全書・世界大百科事典)
高知県の代表的な民謡。江戸時代から歌われているが,起源には諸説ある。代表的な歌詞の〈土佐の高知の播磨屋橋で,坊さん簪(かんざし)買うを見た〉と歌われるのは,1855年(安政2)竹林寺(ちくりんじ)南坊の僧純信(順心)が鋳掛屋(いかけや)信平の娘お馬に

柝(世界大百科事典)
神事や祭礼をはじめ民俗芸能,見世物,相撲,人形浄瑠璃,歌舞伎などの開始,段落,終了の合図として打たれる四角に削った二つの木片。拍子木ともいう。雅楽の笏拍子(しやくびようし)や声明(しようみよう)の割笏(かいしやく)のように,楽器としての性格の強いもの

チャッキラコ(日本大百科全書・世界大百科事典)
神奈川県三浦市三崎町で,漁港の総鎮守海南神社の1月15日の祭りに,少女が踊る踊りの総称とその演目の名称。〈チャッキラコ〉は,2本の小切子(こきりこ)(綾竹)を打ち合わせる音から転訛した名称で,〈左義長(さぎちよう)の舞〉〈ひやり踊〉〈よささ〉など

インノケンティウス3世(世界人名大辞典・世界大百科事典)
ローマ教皇。在位1198-1216年。ローマの貴族の出身。パリで神学,ボローニャで法学を学んだ後教皇庁に入り,1198年38歳の若さで教皇となる。フリードリヒ2世の後見人としてドイツ皇帝の選挙に干渉し,離婚問題でフランス王フィリップ2世を破門し

ウィリアム1世(世界人名大辞典・世界大百科事典)
ノルマン朝初代のイングランド王。在位1066-87年。〈征服王theConqueror〉とも称される。ノルマンディー公ロベールの庶子で,1035年父をついで公となる。66年イングランドのエドワード懺悔王が死に,その義弟ハロルド2世が王を称すると

イブン・スィーナー(世界人名大辞典・世界大百科事典)
イランの哲学者,自然科学者。ペルシャ語読みではエブネ・スィーナーEbneSīnā。ラテン名アヴィケンナAvicenna。ブハーラー(現ウズベキスタン共和国内)近郊に,ペルシャ人を両親として生まれる。父はイスマーイール派の支持者であった。幼少のころから