第229回
2014年09月22日
まずは以下の例文を読んでいただきたい。
「浪々の身となり、かかるすばらしき店に面をさらすは」
江戸時代の、宝暦(1751〜64)から安永・天明(1772〜89)頃にかけて江戸を中心に流行した「談義本(だんぎぼん)」と呼ばれる通俗小説の『当世穴噺(とうせいあなばなし)』(1771年刊)に出てくる文章である。
文中の「すばらしき(すばらしい)」だが、…
「浪々の身となり、かかるすばらしき店に面をさらすは」
江戸時代の、宝暦(1751〜64)から安永・天明(1772〜89)頃にかけて江戸を中心に流行した「談義本(だんぎぼん)」と呼ばれる通俗小説の『当世穴噺(とうせいあなばなし)』(1771年刊)に出てくる文章である。
文中の「すばらしき(すばらしい)」だが、…
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