同じ商品を数えるにも、数え方によって商品の見栄えが違ってくることがあります。例えば、戸建住宅の販売数を言う際、建物を数える「戸」や「棟」を使って、「新築住宅3戸分譲」「現場5棟販売」のように数えます。最近の不動産会社の広告では、「邸宅」の「邸」を使って「新築住宅3邸分譲」のように数えるものが目立ちます。「邸」は、一戸建て住宅に限らず、マンションの販売数にも使うことができる上、商品の高級感を高める働きがあります。

その他にも、例えば「弁当1個」というと、量産される安価なものを想像させますが、「弁当1折(ひとおり)」というと高級な折り詰め弁当を期待させます。また、「マカデミアナッツ1粒を贅沢(ぜいたく)に使ったチョコレート」「マロングラッセ10粒入りギフト」のように、ナッツ類は「粒」で数えた方が「個」で数えるよりも高級感が出るようです。商品としてのリンゴや桃、メロンなどの果物やトマト、玉ねぎ、キャベツなどの野菜を数える「玉」も、商品の丸々としたさま、中身の充実感を表現するのに一役買っています。

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