ラーメン屋に入って「ラーメン1つ」と注文すると、厨房(ちゅうぼう)から威勢良く「へい、ラーメン1丁!」という声が聞こえます。注文したのはラーメン1杯。なぜ「1丁」という数え方をするのでしょうか。

助数詞「丁」は、豆腐や拳銃を数えるのとは別に、景気付けのために数詞に添えられることがあります。ですから、これは客よりも店を盛り立てようとする店員の側が使います。

漢字の「丁」には、最も良い時期の盛んな様子を表す意味もあり、大衆的な飲食店で店の雰囲気を活気付けるために、注文を数える際に用いられるようになったようです。

「丁」の景気付けの意味は、「一丁、挑戦してみるか」といったような、話し手の意志に基づいて思い切って起こす行動を景気付けて言ったり、「ふんどし一丁」のように唯一(ゆいいつ)身に付けているものを強調して威勢の良さを表現したりするのにも使われます。

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