空欄に共通する語を入れて慣用句を作りましょう。
【問1】
( )猫は鼠(ねずみ)を捕らぬ
閑古鳥が( )
蚊の( )ような声
【答】鳴く
鳴く猫は鼠を捕らぬ→よくしゃべる者は、かえって実行しないということのたとえ
閑古鳥が鳴く→客が来なくて商売がはやらないさま
【答】下がる
手が下がる→腕前が鈍る。または、字が下手になる。あるいは、飲酒の量が減る
溜飲が下がる→不平・不満・恨みなど、胸のつかえがおりて、気が晴れる
【問3】
老騏千里を( )
我と( )
( )に任せない
【答】思う
老騏千里を思う→英雄が年老いても覇気が衰えず、遠大な志を持つたとえ
我と思う→自分こそはと自信をもつ
【問4】
腸(はらわた)を( )
筆を( )
快刀乱麻を( )
【答】断つ
腸を断つ→悲しみに激しく心が痛む。断腸の思いをする
快刀乱麻を断つ→よく切れる刀で、もつれた麻を切る。もつれた事柄を、もののみごとに処理することのたとえ
【答】立つ
秋風が立つ→秋風が吹く。または男女間の愛情が冷める
【問6】
跡を( )
根を( )
韋編三度(いへんみたび)( )
【答】絶つ
韋編三度絶つ→「史記」孔子世家の、孔子が易を熟読し、韋編(皮のとじひも)が三度も切れたという故事から、繰り返し熱心に書を読むことのたとえ
【問7】
筋が( )
役者が( )
桁(けた)が( )
勝手が( )
【答】違う
筋が違う→判断が違っている。見当はずれである。または道義にはずれている
【問8】
足が( )
目が( )
右に( )
精が( )
【答】出る
足が出る→赤字になる。または、隠しごとが現れる
目が出る→賽(さい)のよい目が出る意から、幸運が巡ってくる