改訂新版 世界大百科事典のサンプルページ一覧

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前田利家(国史大辞典・世界大百科事典)
1537-99(天文6-慶長4)安土桃山時代の武将。加賀藩始祖。犬千代,孫四郎,又左衛門尉,筑前守,加賀大納言と称する。尾張愛知郡荒子に生まれ織田信長に近侍し,1551年(天文20)以来諸征服戦に従軍,59年(永禄2)信長の勘気を受けて蟄居
長宗我部元親(国史大辞典・世界大百科事典)
1539-99(天文8-慶長4)戦国・織豊期の大名。初名弥三郎。宮内少輔。国親の子。1560年(永禄3)家を継ぎ長岡郡岡豊(おこう)城を根拠とし,国内の有力国人本山,津野,安芸氏などを従えて領地を拡大,70年(元亀1)にはほぼ土佐6郡を領するに至る
滝川一益(国史大辞典・世界大百科事典)
1525-86(大永5-天正14)織豊期の武将。左近将監と称する。河内国出身で幼年から鉄砲を稽古し,織田信秀が斎藤道三を攻めたとき信長に仕えたと伝えるが,1556年(弘治2),57年ごろに信長が尾張津島の堀田道空の庭で踊を張行したときには有力部将と
西鶴諸国ばなし(日本古典文学全集・世界大百科事典・日本大百科全書)
浮世草子。井原西鶴作。5巻35話。1685年(貞享2)刊。内題は〈近年諸国咄〉,〈大下馬〉。題を三つ有するのは珍しい例。当初は外題を〈大下馬〉,内題を〈近年諸国咄〉として出すはずのところ,本書と同時に京の書肆西村市郎右衛門から《宗祇諸国物語》が出る
好色一代女(日本古典文学全集・世界大百科事典)
浮世草子。井原西鶴作。1686年(貞享3)刊。6巻24章。嵯峨の好色庵に隠棲している老女が,訪れて来た2人の若者のもとめに応じて,その身一代の好色生活を語るという趣向のもとに展開する作品。11歳で公家奉公に出るが不義をはたらいて追い出され,踊子
好色五人女(日本古典文学全集・世界大百科事典)
浮世草子。井原西鶴作。1686年(貞享3)刊。5巻25章。各巻すべて当時の歌謡,演劇,歌祭文などで喧伝された著名な事件をとりあげたモデル小説。巻一〈姿姫路清十郎物語〉は,手代清十郎と主家の娘お夏との恋をとりあげ,その駆落ち,清十郎の冤罪(えんざい)
酉の市(世界大百科事典・国史大辞典)
11月酉の日の鷲(おおとり)(大鳥)神社の祭礼に立つ市。この祭りを〈酉のまち〉〈おとりさま〉などともいう。露店で縁起物の熊手などが売り出されることで有名。鷲神社は武運長久の神として武士にも信じられたが,庶民の間では商売繁昌・開運の神として信仰されて
国内総生産(世界大百科事典・日本大百科全書)
国内総生産および国民総生産の概念は,国民経済計算の体系における連結生産勘定の借方項目として記録され,この勘定を作成する国と海外との要素所得の受取りおよび支払と密接な関連をもっている。国内総生産勘定を作成する国の〈居住者〉である生産者によって生産された
コルテス(世界大百科事典・世界人名大辞典)
スペインのコンキスタドール。イダルゴ(下級貴族)の子としてスペインのエストレマドゥラ地方に生まれ,一時サラマンカ大学に学ぶ。1504年イスパニオラ島へ渡り,11年ディエゴ・ベラスケスとともにキューバ島征服に参加。18年,キューバ総督ベラスケスより
ラファエロ(世界大百科事典)
イタリア・ルネサンス期の画家,建築家。英語ではラファエルRaphael。ウルビノに生まれ,ローマで没。古典主義絵画の大成者であり,その後西欧絵画の歴史のうえで,最高の範例と仰がれた。父ジョバンニも画家で,少年時代に最初父から絵画の手ほどきを受けた
ルター(世界大百科事典・日本大百科全書・世界文学大事典)
ドイツの宗教改革者。農民の出で鉱夫であったハンス・ルターHans Lutherの子として中部ドイツのアイスレーベンに生まれる。のちマンスフェルトに移住し,事業に成功を収めた父の期待を受けて,同地,さらにマクデブルク,アイゼナハの学校を経て
マゼラン(世界大百科事典・日本大百科全書)
最初の世界周航者。マゼランMagellanは英語名で,ポルトガル語ではマガリャンイス。ポルトガルのオポルト付近に生まれたが,その出自などについては不明な点が多い。1505年F.アルメイダの艦隊に参加してインドに向かい,09年にはD.L.セケイラの艦隊
ミケランジェロ(世界大百科事典・日本大百科全書・世界人名大辞典)
イタリアの彫刻家,画家,建築家,詩人。青年時代には彫刻,絵画における盛期ルネサンス様式の完成者として,壮・晩年期には彫刻,絵画,建築におけるマニエリスム様式の形成者として,また生涯を通じて,新プラトン主義の影響を強く受けた宗教上の思索者,詩人として
蒲生氏郷(国史大辞典・世界大百科事典・Encyclopedia of Japan)
安土桃山期の武将。幼名鶴千代,のち忠三郎。実名は教秀,賦秀(やすひで)のち氏郷。従三位参議。近江蒲生郡日野城主蒲生賢秀の子。はじめ織田信長に仕え,その妹を妻とした。本能寺の変に際し,信長夫人生駒氏を日野城に迎え,功により秀吉から明智光秀欠所地の一部を
黒田孝高(国史大辞典・世界大百科事典・Encyclopedia of Japan)
織豊政権期の武将。名は官兵衛。勘解由次官,如水円清などを称す。一族は,播磨守護赤松氏や小寺氏に仕え,初め小寺姓を名のった。織田信長の中国進出にくみし,羽柴秀吉の参謀として軍略家の名をはせた。1578年(天正6)荒木村重が信長に背いたとき,説得に赴いた
宮本武蔵(世界大百科事典・日本架空伝承人名事典・Encyclopedia of Japan)
江戸時代初期の剣豪。二天一流(円明流,武蔵流ともいう)剣法の祖。《五輪書》の著者。二天と号した。日本の剣道史上最も著名な剣豪の一人で,小説,舞台,映画などにもなっているが,伝記については必ずしも明らかではない。出生地についても,播磨(兵庫県)の宮本村
浅井長政(国史大辞典・世界大百科事典・Encyclopedia of Japan)
北近江の戦国大名。久政の子。はじめ六角義賢(承禎)の偏諱(へんき)を得て新九郎賢政と称し,1560年(永禄3)家督を継いだ。翌年,賢政を捨てて備前守長政と改名。長政のころ,浅井氏は守護京極氏を完全に圧倒し,六角氏との同盟関係も清算し独立した戦国大名と
ザクロ(世界大百科事典・日本国語大辞典)
観賞用,食用,薬用に栽培されるザクロ科の落葉樹。地中海東岸から北西インドに至る地方に分布し,西南アジア地域でもっとも古くから栽培された果樹の一つである。ヨーロッパにはギリシア時代,中国には3世紀終りごろ,日本へは平安期以前に渡来している
血圧(世界大百科事典・岩波 生物学辞典)
血圧とは血液が血管壁に及ぼす側圧のことである。血液は心臓のポンプ作用によって心臓から送り出され,動脈系から毛細血管に至り,静脈系を経て心臓に還流するが,血圧はこの血管の部位によって異なる。しかし一般に血圧といえば,体循環系における動脈の血圧を指す
晋書(国史大辞典・世界大百科事典)
中国,晋王朝一代の歴史をあつかう正史。本紀10巻,志20巻,列伝70巻のほか,五胡十六国の歴史である載記30巻を含む。唐の太宗の648年,それまでに存在した18種の晋代史を参考にしつつ完成された勅撰の書。宣帝紀,武帝紀,陸機伝,王羲之伝の史論は太宗が
三国志(世界文学大事典・国史大辞典・世界大百科事典)
中国,西晋の陳寿(233-297)の著。魏,蜀,呉の3国が鼎立した3世紀の歴史をあつかう正史。《史記》《漢書》《後漢書》とあわせて〈四史〉と呼ばれる。〈魏志〉30巻,〈蜀志〉15巻,〈呉志〉20巻。〈魏志〉の東夷伝に倭人伝がそなわることは有名
漢書(世界文学大事典・国史大辞典・世界大百科事典)
後漢の班固の著。漢の高祖から王莽(おうもう)の時代にいたる前漢の歴史をあつかう正史。太古から秦までの人物はその姓名を〈古今人表〉にまとめ,九等に評価づけている。本紀12巻,表8巻,志10巻,列伝70巻,合わせて100巻。本紀と列伝の一部には父の班彪
史記(世界文学大事典・世界大百科事典)
司馬遷(しばせん)が書いた中国最初の通史。当時の中国を中心として,知られていたかぎりのすべての世界にわたる全歴史過程を総合的,体系的に叙述したもので,当時の中国人から見た最初の世界史といってよい。その構成は,まず有史以来のおもな王朝の編年史を
石川五右衛門(世界大百科事典・日本架空伝承人名事典・日本大百科全書)
生没年不詳。安土(あづち)桃山時代の大盗賊。その伝記は明確でないが、一説に遠州(静岡県)浜松の生まれで、初め真田(さなだ)八郎といい、1594年(文禄3)37歳のとき捕らえられ、京都・三条河原で一子とともに釜茹(かまゆで)の刑に処せられたという
横山大観(国史大辞典・世界大百科事典)
日本画家。水戸藩士酒井捨彦の長男として水戸市に生まれる。幼名秀蔵。1878年一家をあげて上京,東京府立中学校を経て87年私立英語学校を卒業。母方の横山家を継ぎ,秀麿と改名。結城正明に絵の手ほどきをうけ,89年新設の東京美術学校に入学
山県有朋(国史大辞典・世界大百科事典)
明治・大正時代の代表的な藩閥政治家。元老,陸軍の最長老として軍や官政界に強大な勢力を振るった。幼名辰之助,のち小輔,さらに狂介と名のる。長州藩の蔵元付仲間という軽輩の家に生まれ,少年のころから槍術の修行に努め,長じて吉田松陰の松下村塾に学んだ
樋口一葉(世界大百科事典)
明治時代の小説家。本名奈津(なつ)。東京生れ。15歳のとき中島歌子の萩の舎(はぎのや)塾に入門,桂園派の和歌を学んだが,1889年に父が死去,女戸主として一家の生計を支えてゆくために,職業作家となる決意をかためた。同門の田辺花圃(かほ)が
ショウガ(世界大百科事典)
ショウガ科の多年草。香辛料として世界的に知られている。起源は古く,インド原産とされているが,野生種は発見されていない。熱帯域が原産地であるので,高温多湿を好み,日本では7月から9月ごろにかけてよく生育する。草丈は60~90cmになり,地下茎は順次短縮
関東大震災(世界大百科事典)
1923年(大正12)9月1日11時58分,神奈川県中部から相模灘東部,房総半島南端にかけての一帯を震源域として発生したマグニチュードM7.9の大地震(関東大地震)に伴う日本史上最大の地震災害。震央は神奈川県西部の東経139.2°,北緯35.4°に
おはぎ(日本大百科全書・世界大百科事典・日本国語大辞典)
もち米,または,もち米とうるち米をまぜてたき,半つぶしにして小さく丸め,アズキあん,きな粉などをまぶしたもの。春秋の彼岸につくって仏壇に供え,親戚縁者などへ配る風習があった。ぼたん餅のなまった語で,別に〈萩(はぎ)の花〉〈萩の餅〉〈おはぎ〉ともいう
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